どういう文脈だったかは忘れたが、昔読んだ本の中に『どうして空は青いの?』『では空が緑色だったら君は満足するのかい?』というやり取りがあったのが印象に残っている。
もう流石にエメリ率いるアーセナルがいかに攻守両面で機能不全に陥っているかについての記事は食傷気味だと思うので、今日は少し違った切り口から今のアーセナルの不調を分析してみようと思う。
つまり、アーセナルは本来どれくらいの成績を収められているべきなのか?という問いだ。恐らく今のアーセナルが期待を下回っていることは満場一致であるに違いないが、それでも、フェアに監督を評価するのであれば、そもそもどれくらいの期待が公正で、それをどれほど下回っているかの評価がなされるべきだろう。
アーセナルのリソースをもってすれば、本来どれくらいの順位でプレミアリーグを戦えているべきなのか、人件費、補強、監督給与、準備期間の4つの側面から考察していく。