ダービーの勝利とアーセナルのチーム作りに関して

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一試合をもって断定的な結論を出すのには慎重になるべきではあるが、昨日の試合はチームの何かが変わったように感じられた。

当然ながら、アーセナルが試合に敗れているのではなく勝利を収めているというのが最大の違いなわけで、これは人々の見方に大きな影響を与える。

だが、最近のアーセナルの状況を考えると、このムードを変えるには、単なる勝利以上のものが必要だったはずだ。

まず、チームに新鮮な顔触れがそろっているのが大きい。アーロン・ラムズデールは素早くファンのハートをつかんだし、彼は素晴らしくポジティブな性格で、これはチームに伝染している。

彼はファンと良好な関係を築こうという気持ちが伝わってくるし、ピッチ上でもハードワークを行っている。

彼の移籍はタイミングが悪く、24m£をバックアップに使うとはどういうことなのだ、といった批判が飛び交ったが、既に分かった通り、このような額を選手に費やすということは、彼が正GKになるためにクラブに連れてこられてきたということの証明だ。

実際に彼が正GKの座に収まるのは私が想定していたよりもかなり早かったが。

ジェームズがarsecastで指摘した通り、代表戦の期間中アルテタはラムズデール、ベン・ホワイト、ガブリエルと共に練習を行う時間があり、彼らは守備ユニットの欠かせないメンバーだ。

練習場でどのような指示があったにせよ、これはうまくいっており、冨安健洋がそのような機会がなくとも即座に適応し、良いプレイを見せているのは素晴らしい。守備面だけではなく、右サイドに彼はバランスをもたらしてくれる。

アーセナルの昨季の守備面の成績は興味深い点の一つで、ある種ミスリーディングでもあったと思う。アーセナルの守備が悪かったとは思わないが、それは攻撃を犠牲にしたうえで成り立ったものだった。当然ながら守備ががら空きではダメだが、モダンサッカーでは守備陣も攻撃に貢献する必要がある。

そういった意味では、ベン・ホワイトの獲得は注意深く計画されたものであり、彼によりアーセナルは深い位置からのボール前進が可能になる。

キーラン・ティアニーに何が出来る選手かは我々は既によく知っているし、彼が前に上がるとき冨安は右CBの位置をとり、よく中盤と連携している。

ガブリエルは2021年版の頼りになるセンターバックという趣で、ボールの扱いも悪くない非常にフィジカルにたけた選手で、彼を中心にアーセナルの守備は構築されることになるのではないだろうか。

ダービーの勝利をより甘美なものにしたのが、アーセナルが素晴らしいサッカーを展開し、内容が良かったという点だ。もちろん1-0でも素晴らしい勝利ではあっただろうが、特に前線が機能し、正確無比なカウンターアタックを繰り出せた、というのはアーセナルがきちんと前向きに進めている証に感じられる。

今後これを継続できるかがカギになる。

アルテタは当然安心しつつ喜んでいるはずで、もちろん"たったの一試合だ"というのは良く言われることではあるが、それはダービーには当てはまらないだろう。誰もがこの試合の重要性を理解しているし、同時に非常に難しいものであることも知っている。

今季残念なスタートを切ったアーセナルとアルテタにとっての正念場であり、彼は称賛されるべきだろう。

この試合に関してはアルテタの戦術は全てが上手くいき、しいて言うのであれば交代策が少し遅かったことくらいだが、ここまでうまく言っていったチームを変更するのに気乗りがしない気持ちは理解できる。

この日曜日はアルテタの監督時代では最高の日の一つとなったはずだ。アルテタの中でも少し何かが変わったように見える。彼は繰り返しファンとチームの関係性についてコメントしたが、日曜日のスタジアムの空気は素晴らしいものだった。テレビの前の我々にも感じられるくらいに。

監督は当然チームをピッチに送り出す存在だが、それ以外のやり方でも影響を与えることが出来るのだ。

開幕の3試合でアルテタは考えを変えたのだろうか?もしかするとそうかもしれない。恐らく選手を含め、クラブからのサポートに感謝の気持ちはあっただろう。

監督に対する信頼と、チームを流れる一体感がなければスパーズ戦のようなパフォーマンスを見せることは不可能なはずだ。

さて、次の課題はこれをもっと頻繁に、定期的に行うことだ。少し前までアーセナルは崩壊寸前に感じられた。だが、今は再び力強くまとまりつつあるように感じられる。このままこれが続いてくれることを願おう。

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Posted by gern3137