ラムズデール獲得から見えるアーセナルのアルテタへの信頼

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最近のアーセナルの到着ラウンジはかなり忙しいことになっている。

マルティン・ウーデゴール獲得とアーロン・ラムズデールの獲得が発表され、アーセナルの夏の移籍市場は大きな動きを見せた。

後者に関しては、どうやらアーセナルファンをそこまでエキサイトさせる獲得というわけではないようだ。まだ若い選手だが、プレミアリーグでは何度か難しい時期もあったラムズデールに対して懐疑的な声も聞こえてくる。

もちろん、2度の降格をたった一人の選手のせいにするのが公平だとは思えないが、とはいえあまり縁起のいい経歴とは言えない。

そして、アーセナルが英国人プレミアムを上乗せして支払っているのも間違いない。GKに24m£というのはかなりの額で、この金額を支払うということはラムズデールは第二GKではない、ということだろう。

クラブがレノの長期的な将来がアーセナルにないと考えているのは間違いなく、ラムズデールがその後継となるはずだ。

ラムズデールがアーセナルの正GKに相応しいと考えるかどうかはまた別の話だが、クラブと監督はそう考えているとしか説明がつかない。

また、既に自信喪失状態にあるように見えるレノにラムズデール獲得がどのような影響を与えるかというのもまた別の問題だ。彼は競争に応えようとするだろうか?それとも完全にアーセナルでの時間は終わったと考えるだろうか?

前者であることを願いたいが、レノは既に移籍を希望している節があり、その段階で明らかにレノの代役となるために新たな選手がやってきた、という事態が彼にどのような影響を与えるかは不透明だ。

正直に言って、私個人としてはアーセナルの正GK候補としてラムズデールはファーストオプションではなかったが、先日も書いた通り、キア・ジューラブシャンのクライアントの32歳のベテランGKを連れてくるよりははるかに良いと思う。

ラムズデールには同情の余地があり、ここまでファンから懐疑的に迎えられる大型獲得は珍しい。

もちろん過去にもアーセナルファンのお気に召さなかった獲得はあるものの、ラムズデールは別にアーセナルのライバルからピークの過ぎたベテランを高額の給与で連れてきたわけではない。彼は若く有望で、24m£の大型移籍、そして、GKというのは今のチームにとってどう考えても必要不可欠なポジションなのだ。

いうまでもないことだが、当然ながら彼はチャンスを与えられるべきだ。ラムズデールは多くの人の意見を覆し、自分がアーセナルのGKに相応しいと今後証明する必要があるが、彼の評価は試合でのプレーを見て決められるべきだ。

少なくともアーセナルで試合に出場する際には観客からのサポートがあることを願っている。その後どうなるかはラムズデール次第だ。

そして、選手の評価と移籍自体の批判は切り離されるべきだ。ラムズデールが自分で移籍金を決めるべきではない。したがって、もしファンがアーセナルフロントはラムズデールに移籍金を支払いすぎである、あるいはもっと安価で良いGK獲得を目指すべきだったと考えているとしても、それにラムズデールへの評価を巻き込むべきではない。

どうやらラムズデールはGKコーチの推薦というよりもアルテタ自身が熱望した選手で、エドゥは友人のクライアント獲得の方を好んだだろう(この是非についてはまた別の議論だ)。

アルテタがクラブを高額の移籍金を支払ってでも獲得すべき選手だと説得したようだ。そして実際にそれは実現した。

さらにアルテタに関して言えば、アーセナルはこの夏に既に130m£近くを費やしており、監督はクラブのサポートをフルに受けているといえる。

恐らく、この夏のアーセナルの獲得の中で最もリスクが高いのが今回の獲得だ。まずGKというのは非常に重要なポジションだし、これは100%アルテタの選択で、もしこの獲得が失敗に終わればその責任を監督が問われることになるだろう。

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Posted by gern3137