ブカヨ・サカが本物の逸材であることの3つの証明

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アーセナルは有望な若手を手元に留めようと全力を尽くしている。ウィロックは新契約を結んだばかりだし、ゲンドゥージの契約延長にも動き出しているようだ。次はブカヨ・サカの番だろう。 この18歳の新星は、嵐のようにスタメンに台頭すると、ずっと前からそこにいたかのようなプレイを見せている。

もちろん、以前にもアーセナルにはこのような選手が現れたことはあった。むしろ、数多くいたといってもいいくらいだ。この10年間に絞っても、10人くらいは有望な若手として期待された10代の選手の名前を上げることはできるだろう。

ファンは彼らがアーセナルを変え、次世代のスーパースターになると思っていた。恐らく、それに最も近づいたのはアレックス・イウォビだろうが、言うまでもないが彼はもうアーセナルにはいない。

だが、ブカヨ・サカがほかのいわゆる”惜しい選手”たちとは違うと信ずるに足る理由は数多くある。必要以上に若手に期待するのは良くないが、彼は既によい素晴らしいプレイを見せているのだから、そこまで心配する必要もないだろう。その中でも主要な三つの理由を見ていこう。

若さ

単純な理屈だ。早く始めれば、その分成功する可能性も高い。多くのアーセナルの有望選手は17歳の時はまだユースチームでくすぶっていた。大体の選手が、20歳までにトップチームに昇格するのを目指しているものだ。

サカはまだ18歳だが、既にニコラ・ペペとスタメン争いをする勢いだ。そして、今のところサカのほうがペペよりも良いプレイを見せているといわざるを得ない。

この若さでここまでのインパクトを残しているのは、ウィルシャー、ラムジー、ベジェリン(そしてもう一人いるが、それは後でのお楽しみだ)以来だ。

ネルソンやウィロックといった選手でさえ、17-18の時には可能性は感じさせたものの、ファーストチームにはいなかった。だがサカは違う。既にファーストチームで定期的に機会を得ているのだ。

セルジュ・ニャブリの再来

この比較を私は以前にもしたことがないが、もう一度話をさせてくれ、なぜならとても的を得た比較だからだ。ニャブリがアーセナルのファーストチームに台頭したのも18の時だった。彼は強い意志とダイレクトなプレイ、そして素晴らしいシュート技術を見せつけ、既にドリブル力はトップクラスにあることも示した。

だがその後、ニャブリの育成とマネージメントにアーセナルは派手に失敗した。スタイル的に活躍できるはずもない、ピューリス率いるウエストブロムに送られ、そこで彼は生き埋めにされたのだ。

このおかげで彼の才能が開花するのには数年余計にかかってしまったが、ついにブレーメンで花開くと、一瞬のうちにバイエルンで大爆発し、トッテナム相手に4点を決めた。

怪我とアーセナルのミスマネージメントのおかげでニャブリは数年を無駄にしたが、今のところ、サカはそのどちらも経験していない。彼はケガがちではないようだし、既にファーストチームの一員であり、レンタルに出される予定もなさそうだ。

したがって、ニャブリ以上の活躍を期待できる可能性もある。

既に結果を残している

U-23で大爆発し、ファーストチームで5-10分程度出場するような選手と、ブカヨ・サカには大きな違いがある。サカは既に毎試合ファーストチームで先発し、ペペが途中交代してもピッチに残ることもあるくらいなのだ。

また、ニャブリと同じように、サカもまた驚くほど落ち着いてシュートやパスを出すことが出来る。正直なところ、彼のシュート精度はペペより上に見える。

これもまたニャブリと似ているが、ボールを失わない体の強さもあり、ボール保持時のサッカーIQとドリブルを兼ね備えている。

彼はイウォビやネルソンのレベルを超えている。理由なく彼は先発しているのではなく、若手や経験不足の選手が露呈しがちな欠点を全くと言っていいほどサカはもっていない。彼は才能と能力で溢れている。

私はエメリが賢く立ち回り、もしペペとサカのどちらをスタメンに残すか選ばなければならないとしたら、現状の調子に合わせてサカを選ぶだけの才覚を持ち合わせていることを願っている。

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