【妄想】-もしアーセナルが誰も選手を獲得しなかったら-チームの穴を埋められるユース若手紹介 ウイング&FW編

オリジナル

もしよければ、昨日のDF&中盤編もあわせてお読みください!すいません、また前編をどういう文体で書いていたか忘れて統一するのを忘れました。笑

ウイング

リース・ネルソン

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もう何年も前からアーセナルアカデミーNo.1の有望株と噂だったが、少し伸び悩んでいた印象もあり、昨季のプレシーズンは良いプレイを見せたものの主役の座はスミス=ロウに譲ってしまった。

とりあえずファーストチームはまだ早い、ということでドイツはホッフェンハイムにレンタルとなったが、これが大当たり。名将と噂のナーゲルスマン率いるチームで途中出場が多いながらも23試合で7得点1アシスト、ホッフェンハイムの10代の選手が持つクラブ最多得点記録にフィルミーノと並んだ。

特筆すべきはその効率の良さで、23試合とはいっても出場時間は628分、割合的には、90分に1点以上という驚異のスピードで得点をしている計算になる。流石にこの割合を維持できるとは思わないが、2,3試合に1点ペースでもウイングとしては上出来だろう。

これは、ラムジーを失い、2トップの二人以外に全く得点の気配がないアーセナルにとっては非常に重要な能力となるだろう。しかも、手薄なスピードがあってドリブルのできるウイング、右サイドでもプレイ可というおまけつき。

今最もトップチームに近いユース選手であることは間違いなく、恐らく来季はファーストチームに留められることになるだろう。

シャビエル・アミーチ

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ネルソンほどの実績や経験こそないものの、この後登場のサカも合わせて、アーセナルの若手ウイング3人衆は非常に高く評価されており、特にこのアミーチとサカは、逆に言えばアーセナルのトップチームで出番を与えてもらえなければすぐにでもどこか海外のクラブに移籍してしまうかもしれない。

アミーチはまだ18歳だが既にU-23での出場を重ねており、ネルソンと同じくスピードのあるドリブラー、という話だが、14試合で4ゴール5アシスト、ということなので少しクリエイターよりの選手なのではないかと思われる。とはいえ、U-18時代は得点を量産していた、ということなので、恐らくスタイル的にもまだまだこれから固まっていくところなのだろう。

持ち味は高いキック精度を誇る左足で、左でプレイすることも出来るが、どちらかと言えば右サイドでプレイし、中にカットインしていくことを好む。

最近のアーセナルの移籍の噂はウイングを値切って結局獲得に至らず、という話が多いが、もしかするとこういった有望な若手を3人も抱えているのだから最悪誰も取れなくても一人くらいトップチームで通用するやろ、という算段なのかもしれない。

完全に余談だが、出身地は貴族の街、バースなので恐らく大分上流階級の生まれなのではないだろうか。街がまるまる世界遺産に登録されており、美しい土地で、かつロンドンからもアクセスが良く、コンパクトで回りやすいのでイギリスを訪れる方は立ち寄ってみるのをお勧めします。

ブカヨ・サカ

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かわってこちらはロンドン生まれのアーセナルの有望ウイング三本柱の三人目。まだ若いので将来的にどうなるかまではわからないが、年齢と実績を考えると一番化け物なのがこのサカなのかもしれない。

なんとまだ17歳なのだが既にアーセナルのU-23チームのレギュラーで、出場試合数的には一歳年上のアミーチよりも多い20試合となっている。データによると、今季はU-18に3試合だけ出場しており、3得点2アシストと凄まじい成績なので、恐らく当初はU-18で出ていたが余りにすごかったので慌ててU-23に昇格、そのままポジションを勝ち取った、という流れだろう。既にイングランドのU-19代表にも選出されている。

スピードのあるウイングで、とさっきから同じことしか言っていない気がするが、左のWBとしてもプレイ出来る、という話なので上の二人よりも献身性が売りのタイプなのかもしれない。

とはいえその分攻撃面で劣るかというと全くそうでもないようで、5ゴール8アシストの大活躍を残している。繰り返すが、まだ17歳なのに、である。

同僚のジョー・ウィロックも彼のことを『ユースで最も才能のある選手の一人だと思う。手が付けられない日もあるよ』と大絶賛している。

こうしてみてみると、3人とも素晴らしいウイングになる素質を備えているように見えるが、流石に三人そろってトップチームで大活躍!というのは虫が良すぎると思うので、さてこのうちの誰をカップ戦で使い誰をレンタルに出し、誰を説得してチームに引き留めることが出来るのか、アーセナルとしては頭の痛い問題になりそうだ。

FW

エディー・エンケティア

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先ほどネルソンに関して最もトップチームに近いユース選手、と書いたがトップチームへの近さでは皆さんご存知、我らがエディーも負けてはいない。U-23で27試合先発から27得点というとんでもない数字をたたき出し、そして鮮烈なノリッチ戦でのデビュー戦は多くのファンの記憶に残っているだろう。

ウェルベックが怪我→放出となってしまい、実質的にストライカーが二人しかいなくなってしまったので、機会はほとんど得られなかったものの序列的にはすでにトップチームの第3ストライカーを務めていた。

それもあり、冬に出ていたアウクスブルクへのレンタルに監督がストップをかけたらしいが、結果的にほとんどファーストチームでは試合に出られず、本人の成長を考えると今季はフラストレーションの溜まる一年となってしまった。

唯一のポジティブとしては、最終節に出番を得て、イギリス中がオーバメヤンが単独得点王を決めるゴールを決めるか!?と注目していたところでどさくさに紛れてプレミアリーグ初得点を決めたことくらいだろう。

お世辞にもきれいな形とは言えなかったが、それでもサノゴの壁、アクポンの沼、アフォベの山、何と呼んでも構わないが、ユースで得点量産している選手がプレミアでは全く得点できないというジンクスを打ち破ったのは大きい。

ただ一つ気がかりなのは、相変わらずアーセナルには第三ストライカーが居ないという点で、本人の成長ということを考えると、年齢的にももう二十歳なので、一年くらいレンタルに出してどれくらい出来るのか自分を試して帰ってきてほしいような気がするが、第三ストライカーに移籍金を払う余裕がない、というアーセナルの懐事情がどう影響するか。

今のところベテラン控えストライカーを獲得へ、みたいな話は出ておらず、このまま第3ストライカーとしてアーセナルに留まるようだとブレイクのビジョンは正直見えないのが悲しいところ。

タイリース・ジョン=ジュールズ

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エンケティアがトップチームデビュー後若干足踏み気味(単にチャンスが与えられなかっただけで、本人が不調に陥っていたわけではないが)間に台頭してきたのがこちらのジョン=ジュールズ。

エンケティアよりも2歳若い18歳で、エンケティアがトップチームに帯同し始めたのに伴ってU-23でのストライカーとしてのポジションをゲット。

得点数的には17試合で6得点ということで、エンケティアほどの化け物感はないが、今シーズン前半のU-18出場時は7試合で8得点していたようなので、ポテンシャルは十分。他の選手たちと同じく海外クラブへの移籍の噂などもあり、非常に高く評価されているようだ。

シャドウストライカーや左サイドでもプレイ出来る、とのことなので、もしかすると将来的には違うポジションに移ってのプレイも視野に入れている、野かもしれない。

とりあえず、恐らくまだあと一年くらいはU-23が主戦場になると思うが、選手の成長というのは本当に読めず、起こるときは突然起こるので、もしかすると来季急にカップ戦に登場してブレイク、なんて可能性もなくはないのかもしれない。

とりあえず最近の名前にハイフン持ちの選手が多すぎる現象はブログを書くときに大変なので何とかして欲しい。

まとめ

実績と経験のビエリク&ネルソン、既にトップチームで印象的な活躍を残しているロウ、ウィルソン、エンケティア、またその下の世代のロマンあふれる若手たち、とそれぞれ色々なキャラクターがあり、皆有望そうだが、問題はジェイドン・サンチョ(と部分的にはネルソンも)が大活躍してくれたおかげで、海外のクラブがイングランドのユース選手にガンガンアプローチをかけだしていることだろう。

昔のように20歳まで待って、なんて悠長なことを言っていたら皆ドイツへ、という時代が来てしまったようなので、アカデミーマネージャーのメルテザッカー、トップチームコーチに就任したユングベリ、そしてU-23監督就任となったスティーブ・ボールド、そして言うまでもなく監督のウナイ・エメリ皆で協力し、なんとかトップチームで若手がスムーズに出番を得られる環境を整えて欲しいところ。

今回記事を書いていて一番印象に残ったのは、まだ未知数ながらブカヨ・サカのポテンシャルで、レンタルに出すなり、上手く交渉するなり何とかして長期契約を勝ち取ってじっくりアーセナルで育成できるようにしてほしい。

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