選手採点 アーセナル vs ベンフィカ(H)【ヨーロッパリーグ 2020-2021 ベスト32】by Football London
レノ: 6
またしても、レノには何の責任もないのにクリーンシートを記録できない試合だった。記念すべきアーセナルでの100試合目の出場だったが、失点場面以外はほぼやることがなかった。
ベジェリン: 5
アーセナルにしては珍しく、右サイドからの攻撃が何度かあった前半は悪くなかったが、後半はあまり見せ場を作れず、セドリックを先発させるべきだという声を黙らせるほどの活躍は出来なかった。
ルイス: 4
前半は特にボールタッチ数が多すぎ、アーセナルがリードを許すまでのチームの無気力なアプローチの象徴的存在だった。日曜日にロブ・ホールディングが起用できるのであれば、彼の方を出場させるべきだろう。
ガブリエル: 5
ボール保持時に雑なポジショニングがあったり、相手につり出される場面もあり、あまり良い夜とは言えなかった。パブロ・マリがその隙を窺っていることだろう。
ティアニー: 8
アーセナルが最も必要としており、今こそチームの重要な選手たちが立ち上がる時、という場面でまさにその通りのプレイをティアニーが見せてくれた。
ティアニーの低い弾道の素晴らしいシュートがアーセナルの今日の逆転劇の火付け役となった。
セバージョス: 4
最初は悪くない試合を送っていたが、一失点目の起点となるフリーキックを献上し、なんとラファ・シウヴァにヘディングでボールをプレゼントしてしまい、二失点目の原因となった。驚くべきことではないが、その後はこのミスに引きずられているようだった。
ジャカ: 6
ボール保持時には安定していたが、ルイスと同じく、少しスローな場面が目立った。後半はより早くボールを前に進めようという意識が見えたが、最初からそれを行わなくてはならない。
ブカヨ・サカ: 9
最近は得点も多く重ねているため、ブカヨ・サカがどれほどチャンスを作り出すことがうまいかというのは忘れられることもある。
オーバメヤンへの一点目のアシストも素晴らしかったが、3点目、試合を決める最後の瞬間で繰り出したクロスはまさにセンセーショナルだった。
今季のアーセナルで最も頼りになる選手。
ウーデゴール: 7
あと少しのところでオフサイドで取り消しにこそなったが、エジルのような視野の広さを見せ、オーバメヤンへのチャンスを演出した。
他にも何本も良いパスを見せ、コンパクトにまとまったベンフィカの守備ラインと中盤の間のタイトなスペースで良いプレイを見せた。
スミス=ロウ: 7
プレスに奔走し、チャンスがあれば危険なエリアに入り込むこともした。良いパフォーマンスを見せており、交代は少々アンラッキーだった。
オーバメヤン: 9
オーバメヤンは重要な場面で結果を残せる能力があるのか、ということが問われた一週間だったが、この試合では見事にチームが必要としていた2得点を決めて見せた。
やはり、ここまでの不調やミスをものともせず、結果を残すあたりは流石世界のトップレベルで戦ってきたメンタリティの持ち主だ。
交代選手 ウィリアン: 7
ペペやマルティネッリを差し置いての交代出場をファンが望んでいた選手、とは言えないが、ティアニーのゴールをアシストし、今季ほとんど見せられていなかった目的意識を持ってサイドでプレイするところを見せ、相手にとって脅威となれた。
パーティ: 6
交代出場直後にアーセナルのテンポアップを助け、チームメイトが何とか得点をもぎ取ろうとする中守備時の安心を提供した。
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Posted by gern3137
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