選手採点 アーセナルvsウォルバーハンプトン(H)【プレミアリーグ 2020-2021 第10節】

選手採点

垂れ込める暗雲・・・

GK

レノ: 5

一失点目はともかく、二失点目はもう少し力強く弾くことができたのではないか、という気がする。

DF

ベジェリン: 4

相変わらず中盤の前目がスカスカのアーセナルにおいて数少ないチャンスを作り出せる選手で、今日もサカへ一本良いチャンスを演出したが、守備面では苦戦した。

ルイス: 4

前半の早い時間帯にラウール・ヒメネスとかなり酷く頭同士をぶつけた。ヒメネスが救急車で運ばれる事態となり、ルイス自身も出血が止まっていなかったのにそのままプレイを続けたのは監督・その他スタッフの判断が不可解という他ない。

もちろん脳震盪に関してはクラブドクターが判断してOKを出しているはずだが、100%安全かは病院できちんと診なければわからないはずだし、ヒメネスに怪我を負わせてしまったというメンタル面での影響、そして切り傷の影響などもあってか、明らかに本来のパフォーマンスではなかった。

また、何度か議題に上がっている通り、プレミアリーグは早急に頭部の怪我の場合は交代枠を使わず交代を行えるような仕組みを導入すべきだと思う。

とはいえ、それはそれとして、フリーキックは万全の体調でも誰か他の人に任せてほしい。

ガブリエル: 7

今日の試合で唯一胸を張って家に帰れるアーセナルの選手だろう。リードを許し、前掛かりにリスクを冒さざるを得なくなったアーセナルの守備を何とかつなぎ止め、かつヘディングのお手本のような素晴らしいゴールも決めて見せた。

ティアニー: 4

前で違いを作ろうと奮闘したが、結果にはつながらず。今季未だにゴールアシスト共にゼロと不調のトラオレに見せ場を作られてしまったのも切ない。

MF

ジャカ: 3

ボール保持時、守備時両方でスピードの遅さが目立ち、限界を露呈。ガブリエルがインターセプトして前を向いてボールを持てていたところをジャカが奪い取って何十メートルか後ろにバックパスをかっ飛ばした場面は全英が泣いた。

セバージョス: 3

昨季終盤のセバージョスはどこへ行ってしまったのか。中盤が新加入のトーマス・パーティがいないとどうにもならない、みたいになっているのが苦しすぎる。

謎の浮きパスを出すのはあれは何なのだろう。

ウィロック: 4

散発的に縦への推進力を見せることはあり、これは後ろの二人にはないものなのは事実だが、判断が良くない場面も目立ったように感じる。

FW

ウィリアン: 5

コーナーからガブリエルのゴールをアシスト。悪くはなかったと思うが、そこまで見どころもなかった。

サカ: 4

いつものようなパフォーマンスを見せられず、かつ決定機を一つ外してしまった。中で点も決められるようになると、オールラウンドなアタッカーとしてワンランク上の選手になれると思うのだが。

オーバメヤン: 3

良い形でボールを供給できていない、シュートが枠に飛ばない、などサッカー面での不調もその通りなのだが、今日に関して言えば、それよりも終始漂う無気力感のようなものが非常に気になった。

しかも常に厳しいというか悲しげな顔をしてピッチを走り回っていた気がする。

交代選手

ホールディング: 5

ウルブズ相手に手を焼いていたが、仮にルイスが本調子だったとしても4バックならそもそもホールディングで良かったのではないか、という気はする。

トラオレ相手のファウルをとられた場面で審判に『アイツはレンガで出来た公衆便所みたいな体格なのに、そんな簡単に倒れるってどうなってんだ!!』と叫んでいた場面は笑った。

ネルソン: 5

チームを救うべく登場したが結果は残せず。とはいえ、今回は不発だったものの少しずつアルテタの信頼を得てきているようなのはネルソン本人にとってはポジティブか。

(ラカゼットはプレイ時間が短いため採点なし。もっと早く見たかった。)

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Posted by gern3137