選手採点 アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(A)【プレミアリーグ 2020-2021 第7節】

選手採点

リーグ最少失点、鉄壁のアーセナル。

 

レノ: 6

アーセナルがユナイテッドの攻撃を完封気味だったこともあって、危うかったのはエルネニーからのボールが顔面をかすめて言った場面くらいで、仕事は多くなかった。

ボールを繋ぐ際やクロス対応にも全く問題はなく、安定していた。

ベジェリン: 8

序盤には、流石のオーバメヤンとも言えども届かなかったものの、相手のDFの位置的に得点の可能性があるとすればここしかない、という素晴らしい位置に高速クロスを配給して見せたりと、90分間通してサイドで脅威となった。

守備面でも鉄壁で、かつ最終的にPKまで獲得して見せた。

ホールディング: 7

復活。ムスタフィをベンチに置いての先発となった。契約やHGの関係もあるのだろうか。

何度かグリーンウッドを見失う場面もあったが、それらも特にピンチにはつながらず、無失点で試合を終えるのに貢献。前に出てのアグレッシブな守備も何度か見せた。

ガブリエル: 8

早めの時間にイエローカードをもらってしまい、二枚目を免れたのは多少ラッキーだったかもしれないが、それ以外はほぼ完ぺきといっても良いパフォーマンス。このクオリティでかつまだ若くのびしろもあるCBが30m£に達しないくらいの額で獲得できたというのは大バーゲンだろう。

既にアーセナルの守備陣の中心としての立場を確立しつつある。

ティアニー: 7

ミスター・調子の波ナシ、モンレアルの正統な後継者となるだろうか。高精度クロスのボーナス付き。そこまで目立ったわけではなかったが、良い意味でいつも通りの活躍だった。

サカ: 7

ワンビサカが立ちはだかったこともあり、攻撃面では普段のような煌めきを見せることはできなかったものの、4度のインターセプトを記録。チームの歯車として奔走した。欲を言えば前半の終わり掛けのヘディングからの大チャンスは枠内に飛ばしてほしかったか。

エルネニー: 8

この大一番でジャカとセバージョスをベンチに押しやってエルネニーが先発するとはだれが予想しただろうか。だが、アルテタからの信頼にアーセナルのユニフォームにそでを通して以来最高と言っても良いパフォーマンスでこたえて見せた。

アスリート力でジャカやセバージョスと比べて一日の長があるのはもともとわかっていたことだが、縦横無尽にピッチを走り回ったのに加え、以前よりも明らかに前へのパスを選択することができるようになっており、本人の意識だけでなくチームの意識も変わってきているのだろうな、と感じる。

後半アディショナルタイムに60mくらい左サイドから反対側までプレスに疾走してスローインを勝ち取ったシーンは全世界が涙した。

パーティ: 8

ついに現れたパトリック・ヴィエラの後継者。流石ワールドクラスの経験豊富な選手だけあってプレミアへの適応に時間など必要なし、という所を示した。

フィジカル面で存在感を見せつけながら、ボール奪取、ドリブル、前線へのパス、何度も出来てしまう。より機動力のあるパーティとエルネニーのペアは現在のように本職の中盤の選手を2人しか起用できない状況ではかなり良い選択肢かもしれない。

ウィリアン: 6

ポストをたたく惜しい場面があった。それ以外はそこまで見せ場は作れなかったが、右の外を走るベジェリンとのコンビネーションはユナイテッドを苦しめた。PKもウィリアンのボールからだった。コーナーはもう少し改善の余地があるようには感じた。

ラカゼット: 7

絶好のチャンスを相手DFのディフレクションによって少しボールがずれたため空振りしてしまった。相変わらずプレスに奔走し、またオーバメヤンに非常に惜しいチャンスも一つ作った。

オーバメヤン: 7

何度かよい裏への走りを見せていたが、サカにボールを出してもらえなかったシーンは数度あった。

上述のラカゼットからの大チャンスこそ決めきれなかったが、PKをクールに沈めて見せた。願わくば、これにより再び自信を取り戻し得点量産モードに入ってほしいものだ。

(エンケティア、ナイルズ、ムスタフィは出場時間が短いため採点なし)

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Posted by gern3137