選手採点 アーセナル vs クリスタル・パレス(A) プレミアリーグ 2022/2023 第1節

2022-08-06選手採点

開幕！

ハイライトはこちら:

GK

ラムズデール: 7

ボールを持った際には若干の不安定さも見せたものの、今季から1番を背負う新守護神は2度のスーパーセーブでチームを救った。開幕節でクリーンシートをゲット。

DF

ホワイト: 7

怪我で間に合わなかった冨安に代わり右サイドバックとしてプレイ。若干ザハに苦戦する場面こそあったものの、基本的にはそつなくこなしてみせた。タックル成功数8を記録。

サリバ: 9 マンオブザマッチ

昨季リーグアン最優秀若手受賞も頷ける、プレミアリーグデビュー戦とは思えないほぼ完ぺきなパフォーマンス。全く隙が無かった。サリバがこの調子を維持できるのであれば、今季の右CBのポジションがどうなるのは科は非常に興味深い所だ。

ガブリエル: 7

サリバと比べるとそこまで目立ったわけではなかったが、十分にソリッドだった。

ジンチェンコ: 7

ティアニーはベンチ入りしていたが、先発には間に合わずということでいきなり左サイドバックとして出場。やはり守備においてはティアニーに一日の長があるかと思わせる場面もあったものの、流石プレミアリーグ経験豊富なだけあって、何の問題もなく既にチームに適応できているところを見せた。タックル成功数5、いきなりマルティネッリへのアシストも記録。

MF

ジャカ: 7

プレシーズンからの好調を継続。スミスロウとビエイラが怪我を抱えており、プレシーズンで彼らを中盤で起用するような形を全く試せなかったこともあり今季も昨季から継続して左CMFの序列はジャカが一番手となっているが、特に問題なくこなせているように見える。

もともと毎シーズン累積での欠場ギリギリの所を綱渡りする傾向にあるだけに、少々不運だったと思うが、バランスを崩すような形になったところでダイブの判定を受けて早速イエローカードをもらってしまったのが少し残念だったか。

パーティ: 6

タックル成功数7を記録するなど、守備では悪く無かったが、昨季の好調時の圧倒的なプレイと比較すると少し大人しかったか。

ウーデゴール: 6

新キャプテンとして臨んだ開幕戦だったが、節々にお洒落プレイは見せたものの、試合を決定づけるような貢献は見せられなかった。

FW

サカ: 7

パーティと同じく、いつもほどの圧倒的なプレイはそこまで見せられなかったものの、高速クロスからオウンゴールを誘発した。

マルティネッリ: 8

特に試合前半のパフォーマンスは素晴らしく、相手ゴールを脅かした。一度目のチャンスは枠を外してしまったものの、コーナーからジンチェンコのボールをヘディングで押し込みこの試合の先制点、かつ22/23プレミアリーグの記念すべき初得点を挙げた。最近はドリブル突破やクロス精度など明らかにレベルが上がっているマルティネッリだが、やはりこういったゴール前での嗅覚は彼の原点とでも言うのか、そういった趣がある。

ジェズス: 7

プレシーズンからワンランク上のプレイを見せていたが、試合の最初の30分にそれを持ち越した。精力的に走り回り、素晴らしいボール奪取とドリブル突破からマルティネッリへの絶好機を作り出した。

その後は少し攻撃面ではトーンダウンし、アーセナルでのデビューゴールこそならなかったが、その献身的なプレイが止まることはなかった。

交代選手

ティアニー: 7

先発こそならなかったものの、ティアニーがベンチには間に合い、開幕節で出場できるコンディションだったのは喜ばしい。調子も悪くなさそうに見え、次節あたりには先発もあるだろうか。

エンケティア: 7

正ストライカーとしてジェズスがやってきたことで若干その陰に隠れてはいるが、今までの将来有望な若手、オーバメヤンとラカゼットが両方欠場した場合に限って散発的に出場、という状況から変わり、今季は第二ストライカーとチーム内での明確な役割を与えられて臨む初めてのシーズンとなる。出場時間は長くなかったが、かなりシャープに見えたし、エンケティアの今季にも期待したい。

(サンビ・ロコンガは出場時間が短いため採点なし)