21/22シーズン選手短評 by arseblog 前編

選手採点arseblog,海外記事

今年もシーズン末の選手採点の季節がやってきた。

評価の方法に関しては、学校と同じで当然ながらAが最高、Dが及第点だ。出来る限り選手個人のパフォーマンスだけではなく、それがチーム全体に与えた影響も考慮するようにしている。

また、この評価は選手一人ひとりの優劣をチームメイトと比較して表すものではない(Bの選手がDの選手より良い選手だ、ということを必ずしも意味しない)。むしろ、これらの採点はシーズン開始時点での選手それぞれの期待と比べてそれをどれだけ上回ったか、あるいは下回ったか、の評価だ。

これらが主観的なものであることは言うまでもない。

オーバメヤンやチェンバース、マリといったクラブを既に去っている選手は除外してある。

GK

ラムズデール: B

彼はチームに新たな空気をもたらし、今季アーセナルファンのほとんど、もしかするとラムズデール自身の想定も上回ったパフォーマンスを見せたはずだ。後半少し失速したものの、セービングも足元も素晴らしい所を見せた。

レノ: C

今季8試合しか出場しておらず、ラムズデール移籍以降は1試合しかプレイしていないため採点が難しいが、ヴィラ戦のレノのセーブ、そしてその後のセレブレーションは素晴らしい瞬間だった。

DF

冨安: A

ここで指摘したいのは、これが離脱期間を考慮に入れず、彼が実際にプレイできていた時のパフォーマンスの評価であるという点だ。ピッチに立っていた時に限って言えば、彼は正真正銘のDFで、ほぼ欠点がなかった。

彼を見ているのは本当に楽しいし、来季はシーズンを通してプレイしてくれることを願おう。

セドリック: D-

彼は全力を尽くしたのだろうが、私としては、彼のプレイにはフラストレーションがたまる点が多すぎる。セドリックと冨安のクオリティの差は大きすぎ、夏にクラブはどうするか考える必要があるだろう。

ホワイト: B+

DFとしてはかなり高額の移籍金でアーセナルに獲得され、注目を集めたが、結果的にはサカに次ぐ試合数のリーグ戦に出場、何度かミスもあったものの、総合的にはパフォーマンスと性格面両方で今後に期待を抱かせるシーズンだった。

ガブリエル: B+

彼が明らかに不調だった、と思えた試合は一試合しか思い出せない。それは彼が父親になった直後のもののことで、理解も出来る。ボール保持時の落ち着きもあり、チームにとって重要なフィジカル面の存在感をもたらし、そしてプレミアリーグ5得点も挙げた。

ホールディング: C-

基本的には上二人の控えを務めることが多かったが、アーセナルが試合をリードした時には守備固めの重要なオプションとなった。

だが、ノースロンドンダービーでの彼のパフォーマンスが印象に残りすぎており、控えCBとして十分にクオリティがあるのか若干の疑問を抱かせる試合だった。

ティアニー: B-

シーズン序盤は昨季と比べて攻撃面での貢献が少ないのではないか、というのが話題になったが、その後彼の守備のソリッドさがチームにとって非常に重要であることを多くのファンが理解した。

一瞬タヴァレスにポジションを奪われかけたがすぐに奪い返した。彼の怪我での離脱と共にチームは不調に陥り、監督もこれは重大な懸念であることだろう。

タヴァレス: C-

彼がファイナルサードでチームにオファーできるものを持っているのは誰もが知っている(かなり頻繁に彼のシュートがバーの遥か上を越えていくとしても)が、守備面で大いに改善の余地があり、アルテタが彼のミスの傾向を懸念するのは理解できる。

これに関して、監督とコーチたちが指導次第で改善できると考えているかどうかが彼の将来を左右するかもしれない。

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後編に続きます

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Posted by gern3137