選手採点 アーセナル vs ブレントフォード(H) プレミアリーグ 2021/2022 第23節

選手採点

サカ&エミールスミスロウ~♪
このまま連勝街道に乗れるかアーセナル!

GK

ラムズデール: 6

失点場面に関してはどうしようもなかった。良いパスも見せたものの、何度か若干観客を慌てさせる場面もあった。

DF

セドリック: 8

冨安の代わりに右サイドバックとしての出場が続いているセドリックだが、前節から引き続き、素晴らしいパフォーマンスを見せている。結果にはつながらなかったものの、クロスを上げに上げ、驚異のクロス数16を記録。

そろそろ冨安も復帰できるはずだが、次節はこちらもセドリックが好調だった試合と同じ対戦相手のウルブズ、しかもホームということで、よりアーセナルのボールを持つ時間が長いことが予期される。冨安のコンディション次第でもあるが、スタメンをどうするかアルテタは悩むことになるだろう。

ホワイト: 7

アグレッシブな守備でブレントフォード攻撃陣をほぼ封殺。キーパスも2本記録、前線に上がっていってエジルを彷彿とさせる地面に叩きつけるシュートも見せた。

ガブリエル: 7

相変わらずの鉄壁っぷりでいつもの安定感を継続。

ティアニー: 6

悪くはなかったが、いつもよりは大人しめの試合だったか。ジャカがラカゼット交代後にキャプテンマークを付けることを拒否したため、キャプテンマークを後半つけた。

MF

パーティ: 8

この後触れるサカとスミスロウの二人、そして随所にお洒落なプレイを見せたウーデゴールが目立った試合だったが、縁の下の力持ち、陰のMVPはパーティだったと言っていいのではないだろうか。

何度か華麗に相手のプレスを突破しボールを前に運ぶところを見せ、ドリブル突破のスタイルこそ違うもののカソルラを思い起こさせるものがあった。

当初はパーティは一人でアンカーを務めるのには向いていないのではないか、という声もあったが、現状攻守両面で申し分なくこの役割を果たせている。アーセナルが攻め続けた展開だったこともあり、サカへのアシストに加え、シュートも5本記録。

ジャカ: 7

最近はパーティよりも前、左のCMFのような位置でのプレイが主となっており、キーパス3を記録するなどそれなりに結果は出ているように見える。最近は横パスでリズムを作るイメージが強いが、アーセナル時代の初期などはもう少し冒険的なプレイも好むタイプ、機動力と俊敏性こそ欠くがスルーパスなどは非常に得意な選手だったし、こういった能力をより高い位置で生かそうという試みは興味深い。実際に今季は前線でチャンスを作れる場面も増えている。

セカンドボールへの反応なども良く、守備面での貢献も良かった。

ラカゼットの交代時にキャプテンマークを代わりにつけるのを拒否する、という若干不思議な場面が見られた。なにかあったのだろうか。


追記:
これはジャカが拒否したわけではなく、元からラカゼットの次はティアニー、ということになっていたのでジャカがティアニーに渡すよう指示した、という流れだったようだ。

ウーデゴール: 8

得点こそヘイルエンド出身の二人に譲ったものの、どこにでも顔を出してはお洒落なプレイを連発、アーセナルの攻撃の中心となった。特に空振りと見せかけてのスルーから再びボールを受けてダイレクトで良いスルーパスを通した場面はしびれた。

一本惜しいシュートも見せたが、右足でのシュートをためらって良いチャンスを逃す場面もあった(左足に拘り、かつパスを選択する様子はエジルを彷彿とさせた)。そのあとすぐ右足で良いクロスを入れていたので、世界中のアーセナルファンが『それが出来るならさっきも右足でシュート打てたのでは!?』となっていた。

FW

スミスロウ: 8

まだ本調子ではなさそうで、得点以外ではそこまで目立った場面が多かったわけではなかったものの、ボールを前に運びながらも最後は上手くしのがれていたアーセナル攻撃陣を救う値千金の先制弾で相手守備陣をこじあけた。

ティアニーのオーバーラップが上手く相手の注意をそらしたとはいえ、それ以外はほぼ独力といってもいいくらいのゴールで、今季凄まじいレベルに到達している決定力を継続して発揮。なんと気づけばクリスティアーノ・ロナウドやヴァーディと並んでプレミアリーグ得点王ランキング4位に躍り出た。

また全コンペティション合わせてチームトップの10ゴールと二けた得点の大台にも載せ、これはアーセナルのMFとしてはアーロン・ラムジー以来の快挙だ。

サカ: 8

冨安よりも大外でプレイする機会が多いセドリックが右サイドバックだったこともあり、普段よりも若干中目でのプレイが多かったか。

常に相手にとっての脅威となり続け、スミスロウが切り開いた道に続き、素晴らしいシュートでアーセナルの2点目を記録した。

ラカゼット: 6

得点には絡めなかったものの、黙々と自分の仕事を果たした。チームが勝利を収められていなければセンターフォワードの得点力不足は大きな問題だが、現状は2列目の選手が得点源となれているため、この辺りはアルテタも織り込み済み、といったことだろう。得点には絡めなかったものの、過不足なくチームの勝利に必要な仕事は果たして見せた。

交代選手

ペペ: 6

出場時間は長くなかったものの、調子は悪くなさそうだった。PKを得られていてもおかしくない場面もあった。

(エンケティアは出場時間が短いため採点なし)


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Posted by gern3137