【バログンと並ぶユースの逸材】ケイオン・エドワーズもより上のレベルで経験を積ませるべきである

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アーセナルのU-23でフォラリン・バログンが絶好調で、ファンからはトップチームで機会を与えるか、ローンに出すべきだという声が上がっているが、その点では、ケイオン・エドワーズもU-18で素晴らしい活躍を見せており、同じような扱いを受けるべきだ。

クラブは冬の移籍市場で二人ともをローンに出す可能性がある。

バログンは今季ここまでアカデミーで14ゴール4アシストを挙げており、確かにより高いレベルで自分を試すことが必要だ。

一方で、その一つ下のU-18のカテゴリーで、エドワーズはバログンと同じく14得点を挙げており、アシスト数も3とバログンとほぼ同じ成績を残している。彼が既にU-18でプレイするレベルの選手ではないのは明らかだ。

今季のアーセナルU-18は得点に関して、一握りの選手に頼っており、得点者が6人の選手だけしかいない。エドワーズとフローレスの二人だけで実にチームの2/3以上にもあたる29ゴールを生み出しているのだ。

フローレスを除けば得点面で脅威となる選手がほとんどおらず、相手DFがエドワーズをマークしてくるにもかかわらず、一人でこれだけの得点を挙げているのは素晴らしい功績だと言えるだろう。

エドワーズのU-18のチームの全得点の45%という割合は、U-23でのバログンの30%よりもはるかに高い。

そして、ケビン・ベッツィー率いるU-23での出場機会が与えられた数少ない試合では、結果を残している。EFLトロフィーでのニューポート・カウンティ相手の試合でエドワーズはベンチから登場すると、屈強な大人たち相手に決勝弾をアシストして見せたのだ。

その後、U-23で初先発となったプレミアリーグカップではいきなり得点を記録した。

エドワーズの一番の強みはボックス内での動きの上手さで、今季何度も素晴らしい動き出しから良いポジションに入り、シンプルなゴールを決めている。フィジカル面でも成長しつつあり、相手DFを背負えるようにもなってきている。

ニューポート相手のアシストは、まさに相手DFにぴったりとつかれながらも背負ってボールを受け、相手をかわしてラストパスを送ったものだった。

彼がU-23へと昇格する準備は整っているように見える。恐らくバログンの問題が解決すればエドワーズの問題も解決するだろう。

バログンがローンで移籍するか、あるいはトップチームへ昇格となれば、U-23にはエドワーズのスペースが空き、より頻繁にプレイできるはずだ。

エドワーズの今季のU-23でのアシストとゴールは代表選期間中に記録したもので、バログンがイングランドU-21代表の試合で離脱していたため、出場機会を得たのだ。

U-18にはアマニ・リチャーズがいるので、エドワーズの後任を心配する必要もないだろう。彼は土曜日に先発デビューを果たしたばかりだが、いきなり得点を挙げた。

エンケティアの契約状況や、バログンにどう出場機会を与えるか、そしてエドワーズのU-23への昇格、そしてU-18でのチャンスを待つリチャーズと、アーセナルの冬の移籍市場でどう動くかが、ユース出身のストライカーたち4人の将来に大きく影響してくるだろう。

全てがうまくいけば、1月の終わりには彼ら全員がより良いポジションでシーズン後半を迎えられるに違いない。

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Posted by gern3137