好調のアーセナルを支えるアレクサンドル・ラカゼットとヌーノ・タヴァレス 前編

スタッツ・戦術海外記事

開幕直後はどうなることかと思われたアーセナルだが、3連敗後のプレミアリーグ7試合ではアルテタは欠場者も少ないスカッドから自由に選手を選ぶことも出来、最大21のうちの勝ち点17を手にし、ガナーズは6位に浮上している。

アウェイのレスター戦でも勝利を収め、最近はラムズデールとガブリエルのパフォーマンスが絶賛されている。もちろんそれは当然のことだ。

だが、今回の記事では、レスター戦の前半三十分間のアーセナルの素晴らしいボール保持時のパフォーマンスをさせた二人に関して分析してみたいと思う。

アーセナルとレスターの布陣

レスターは、エミレーツでアストンヴィラが用いたのと同じような3-4-1-2弟子アに臨んだ。そして、この試合でガナーズが快勝を収めたことを考えれば、アルテタも4-2-3-1と4-4-2のハイブリッドのシステムを変更する必要はなかった。

ビルドアップ時にはアーセナルは2-4-4の形になり、ホワイトとガブリエルの二人が一番後ろに入り、その少し前で冨安とタヴァレスが幅をとっていた。

今季新加入の二人がサイドに開くことで、パーティとロコンガは良い距離間を保って中盤に残ることが出来た。

この形により、相手の前の5人(ティールマンス、マディソン、イヘアナチョ、ヴァーディ、スマレ)のプレッシャーにも関わらずバランスを保つことが出来た。

アーセナルは数的優位を手にすることができ、そしてこのビルドアップでカギとなったのがラカゼットとタヴァレスの二人だった。

ラカゼットのビルドアップへの貢献

まずラカゼットは、またしてもビルドアップの第一フェイズと第二フェイズをつなぐ役割を担った。常にボールを受けられる位置に動き、自分のマーカーをポジション外につり出した。

以下の画像が彼の深い位置での影響力を示している。

冨安がホワイトからボールを受けたところでラカゼットはパスのオプションとなり、かつスマレを本来のポジションではない外側までつり出すことに成功している。

この後冨安とラカゼットは素早いワンツーを見せ、中に開かれたスペースを活用して冨安がチームを前に進めることに成功した。

ボールをきちんと収め、チームメイトをプレイに呼び込むことでボール前進の起点となるという能力はラカゼットの明確な強みでアリ、アーセナルが右側からボールを進める場合には多くの場合にラカゼットが攻撃に関わっていた。スミスロウの得点も演出したことは言うまでもない

一方で、逆側のサイドでラカゼットと同じような影響力を見せたのがタヴァレスだ。以前のアーセナルはティアニー不在時に代役を務められる選手がおらず、チーム全体の方針に影響を与えていたが、ティアニーが離脱中もそれを感じさせないプレイをチームが出来ていないというのがタヴァレスに対しての最大の賛辞だろう。

だからこそ、夏にアーセナルは動く必要があり、そしてタヴァレスの獲得は非常に賢いものだったように思われる。

(後編に続きます)

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Posted by gern3137