ウエストブロム戦で見えた6つのポジティブな点
オーバメヤンのハットトリック
オーバメヤンは素晴らしいゴールをいくつか決めたが、特に、一点目に至るまでの彼の動きは非常にシャープだった。DFが反応する前に、ボールはゴールに収まっていた。
シュートのクオリティという意味では3点目がベストだが、やはりメイトランド=ナイルズからのパスを受けてからシュートへもっていくまでのスピードの速さが目立った。
チェルシー戦で途中出場した時にもすでにかなりシャープに見えたので、これは驚くことではないが、今季初スタメンとなった試合でオーバメヤンが素晴らしいスタートを切れたのは喜ばしい。4本のシュートを全て枠に飛ばし、その3つで得点したことになる。
ラムズデールのクリーンシート
新加入のラムズデールのデビュー戦ともなった今回の試合だが、パフォーマンスは満足のいくものだった。悪くなセーブを何本かみせ、ファンが彼の名前を歌う場面もあった。クリーンシートも記録し、これ以上ない出来だった。
もちろんまだ初めての試合なのはわかっているが、足元にボールを持った時の能力も悪くないのではないかというプレイも見せ、何本か面白いパスも通していた。今後彼がこの面をどのように成長させていくのか興味深い。
ウーデゴールがエンジンに潤滑油を加えた
ウーデゴールは既にアーセナルで6か月プレイ経験があり、このようなプレイが出来るということはサプライズではないわけだが、彼は良い一時間を過ごし、中盤がスムーズに動き続けるのを助けた。
サカへのフリックでのアシストは素晴らしかった。おかえり、マルティン。
サカの帰還
チェルシー相手には難しい一日を過ごしたが、今回の試合ではいつも野坂らしさを見せた。得点も決めたし、試合を通して生き生きとしていた。
彼のシュートがオーバメヤンの一点目に繋がり、ペペのゴールでも中心的な役割を果たした。彼の自信が試合が進むにつれて戻ってくるのが見て取れた。
アタッカーたちの得点
ペペは一点決めたが、もっと決めていてもおかしくなかった。ポストを叩いた場面がオーバメヤンのゴールにつながった(彼のボックス内でのポジショニングは素晴らしく、我々のキャプテンを中央で使うことのメリットは明らかだ)。それ以外にもバーにあてた場面があり、ラカゼットへのゴールも演出した。
オーバメヤンと同じように、ラカゼットも今季初の試合で得点を決められたのは喜ばしい。現状のアーセナルは非常に得点が少ないチームで、もちろんそれには精神的な面以外の要素もあるだろうが、自信を無くしていたというのも理由の一つのはずだ。
したがって、彼らが得点を決められたというのは非常にチームにとって大きい。プレミアリーグでこのように大量得点を挙げるのは難しいかもしれないが、今はその話は置いておこう。
ポジティブなニュースが必要だったアーセナルにとって、アウェイでの6得点というのはまさにポジティブ以外の何物でもない。
総合的なパフォーマンス
アーセナルは今回のように、『失点をせず、たくさんの得点をする』という戦術をもっと多用すべきだろう。
ジョークは置いておくにしても、アーセナルはまさに目の前の相手に最善を尽くし、結果を勝ち取った。これがマンチェスター・シティとの試合に向けての起爆剤として十分かどうかはまだわからないし、正直に言ってあまり自身は持てないが、サッカーでは何が起こるかわからない。
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