アーセナルが夏にフセム・アワールを獲得すべきである理由 前編

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アーセナルが獲得すべき、あるいは獲得すべきではない、といった選手の噂は数えきれないほど出ているが、今回は2020年の夏にアーセナルを最もにぎわせた選手について書きたいと思う。

今でも彼がまさにアーセナルが必要とするタイプの選手であることは間違いなく、次の夏ももしアワールを獲得できればアーセナルにとって完璧な補強になるだろう。

彼は4-3-3を用いることを容易にしてくれるはずだし、守備に穴をあけない一方で攻撃面で強力な戦力となる。

今のリヨンはどのようなチームか

リヨンは4-3-3で固定メンバーを起用して連携を高めチームとしての完成度を高めるタイプのチームだ。彼らのカウンターアタックは非常に完成度が高い。

彼らは中央に中心となる選手がおらず、サイドからのチャンス創出が中心となっているが、特に左サイド(アワールがプレイする側だ)が多い。

リヨンは中盤3人の技術の高さを生かして試合をコントロールしようとすることが多く、これが4-2-3-1ではなく4-3-3を用いることが多い理由だ。

アワールのチャンス創出力

アワールはそこまで段違いのアシスト数を残しているわけではないがリヨンのチャンス創出の中心となる選手で、彼はドリブルとキラーパス、そして自身で走りこんでボールを受けることを通してファイナルサードにボールを運ぶ。

そして、これらはシュートに繋がる可能性が非常に高い。彼のチャンス創出はセットプレイ頼みではないということもアワールを評価する上ではポジティブだろう。どのようなスタイルのチームでもある程度苦戦することなくチャンスを作れるという証明になる。

オフザボールの走り

フセム・アワールの空間認識能力は特に素晴らしい。トランジション時にボールを受けて相手が空けたスペースに走りこむことに長けており、このような知性のあるプレイのおかげでリヨンのカウンターはとても効果的になっている。

アーセナルにはファイナルボールを出せる、あるいはその一歩手前のパスが出せるような選手が必要で、アワールはまさにそのような選手であることをリヨンで示している。

ふらふらと漂う彼を捕まえるのは難しいし、アワールが加わればアーセナルの得点は5-10ほど増えるだろう。

アワールは相手のDF間のスペースを突くのが得意だ。さらに、いつも同じ場所に走るのではなく、相手の形を見ながら隙があればスペースに走るので、これを止めるのはより難しくなっている。

恐らく今のアーセナルで似たような走りが出来るのは(アワールほどハイレベルではないとはいえ)ジョー・ウィロックだけだが、彼は今アーセナルに在籍していない。

現在のアーセナルで先発することが多いジャカとパーティの組み合わせは二人とも機敏に走りこむようなタイプではなく、どちらかというと同じゾーンに留まる。

また、スミスロウとウーデゴールはより前で仕事をするタイプなので、トランジション時にアワールと同じようなインパクトはもたらさない。

アワールのパス能力

アワールはサイドに流れることも出来る、信頼できるパサーで、チームのビルドアップを助けることが出来る。リヨンでは4-3-3の左MFとして左サイドバック・左ウイング・ストライカーと主に連携して数的優位を作って相手のプレッシャー回避の助けになる役目を果たしたすことも多い。

何度も言っているが、アワールはトランジション時に非常に大きな脅威となる。彼は左ウイングをスペースに放つパスを出し、そして自分も駆け上がり3対2を作るのが得意だ。

しいて言うのであればアワールの欠点はこのような場面で右サイドに展開するようなプレイをほとんどみせないことだろうか。少なくとも、リヨンでは基本的に左サイドにパスを出すことが多い。

もしアワールがアーセナルにやってくれば、その恩恵を一番受けるのは左サイドでプレイするオーバメヤン/マルティネッリ/ペペだろう。アワールは彼らにボールを受け取ればできる限り素早くボールを届けようとするはずだ。

(後編に続きます)

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Posted by gern3137