オーバメヤンの将来はどのような形で決着するのがアーセナルにとって一番好ましいのか

分析Andrew Dowdeswell,海外記事

ピエール・エメリク・オーバメヤンは、31歳のアーセナルキャプテンとして今季を終える。彼は残り契約が一年となっており、CL出場権とタイトル獲得を求めているだろう。

彼のアーセナルでの将来は揺れているが、オーバメヤンに関して起こりうる可能性があるのは、契約延長、フリーで放出、安値で売却、高値で売却の4パターンだ。今回は、このうちのどれがアーセナルにとって最も好ましいのかをランキング形式で見ていこう。o

4位 エジルのような新契約を結ぶ

スーパースターがキャリア終盤に差し掛かり、クラブが選手の要求をすべて受け入れなければならない事態に追い込まれると何が起こるか既に我々は知っている。

もちろん、エジルとオーバメヤンはタイプが全く違うが、アーセナルには、スピードと走り込みの精度が武器の30代の選手に破格の高給を用意する余裕はない。

アーセナルはエジルの契約延長以降CLでプレイできておらず、膨れ上がる給与総額に苦戦している。エジルの契約は来夏に切れ、ついにその金額を新たな投資に回せるという時期に、新しい高額給与の選手を抱え込むわけにはいかない。

3位 安値で売却

もしエジルのような待遇での契約延長が最悪の結果だとすると、その次に避けなければならない結果は何だろうか。

もちろん、次に考慮するのは売却ということになるのだが、その場合はオーバメヤン売却によって得られた利益を他のエリアの補強に回せるということが前提となる。

これは、もしオーバメヤンをはした金で売却してしまった場合、可能ではない。COVID-19の影響で揺れる市場を考慮すると、オーバメヤンの売却が本来得られたであろう高額の移籍金をもたらさないというのは十分に考えられることだ。

例えば、もしオーバメヤンに30M程度の値しかつかないとすれば、それは、ワールドクラスのCBや中盤の選手を1人獲得するにも足りない。したがって、売却時の価格が非常に重要となってくる。

2位 1年残留し、フリーで移籍

アーセナルにとって今回の事態においてポジティブな点があるとすれば、既に自前で前線に有望なタレントを用意できているということだろう。

オーバメヤンの売却を正当化できるほどの現時点で確立されたストライカーはいないものの、ネルソン、サカ、マルティネッリ、エンケティアの4人はもう少し経験を積めばオーバメヤンの得点の肩代わりができる可能性を秘めている。

とはいえ、彼らが来季即座にその役割を果たせるかどうかは議論の余地がある。今季最も輝き、可能性が高そうなのはサカあるいはマルティネッリだが、ここ2年半の間コンスタントに得点を重ねてきたオーバメヤンの穴埋めを19歳に託すのは現実的といえるだろうか。

したがって、もう一年オーバメヤンを手元にとどめ、彼ら4人を有能な先輩のもとより洗練した選手に育てあげるのは悪くないプランだといえるだろう。

もしこれが成功すれば、アーセナルはオーバメヤンをフリーで失うことになっても、彼の代役に80Mを叩く必要がないからだ。だが、これにはオーバメヤン自身の意志がかかわってくる。

1位 50M£以上の価格で売却

現在の状況が難しすぎて第一位のオプションでも手放しに最高とは言えないのだが、 恐らくアーセナルにとってベストな結果となるのは、オーバメヤンを高額で売却することだ。

もちろんキャプテンで得点王でもある選手を放出するのは理想的とは言えないのだが、リバプールがコウチーニョを放出した時のように、得られた資金をうまく使えば、アルテタのチーム作りを加速させることができる。

オーバメヤンはもうすぐ31歳で、どちらにしろ、3年後のアーセナルにはいないだろう。ところが、アルテタが目指しているのは中長期的なアーセナルの強化である。これを実現するには移籍市場が何回か必要になるだろう。

したがって、50M以上の追加資金でこのプロセスをキックスタートできるのであれば、この機を逃すべきではない。

これがオーバメヤンを巡る状況への理想的な解決かと言われれば、もちろん違うが、現時点でそもそも理想的な解決方法が存在していない以上、悪い状況でそれでもましな選択をクラブは下さなければならない。

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Posted by gern3137