【日本一詳しい?】アーセナル選手名鑑4 ロブ・ホールディング

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ホールディングのプロフィール

LONDON, ENGLAND – AUGUST 23: Rob Holding of Arsenal runs on during the Premier League 2 match between Arsenal and Everton at Emirates Stadium on August 23, 2019 in London, England. (Photo by Harriet Lander/Getty Images)

名前: ロブ・ホールディング
年齢: 24
国籍: イングランド
身長: 190cm
アーセナル加入: 2016年
Transfermarkt算出の市場価値: 12M€

豆知識: ボルトンユース時代にパフォーマンスが安定せず、放出寸前までいき、レンタル先では出場機会が少なすぎて雑用を命じられ、サッカーを諦めることを考えていたらしい。

ホールディングの長所・魅力

・3部ボルトンからいきなりアーセナルファーストチームデビューというシンデレラストーリー

・急成長した前線へのフィード

・右利きだが左CBとしてプレイできる

・チェンバースと仲良し

ホールディングの特徴・プレースタイル

マンチェスターからほど近い、ボルトンの出身で、かつてはプレミアリーグでもおなじみだったボルトン・ワンダラーズのユースに7歳から所属。豆知識コーナーで紹介した通り、紆余曲折あったようだが、結果的にはボルトンで最優秀若手選手賞を獲得、その直後にアーセナル移籍を勝ち取った。

トップリーグでの経験のない20歳のCBということで、当初はレンタル移籍、またはカップ戦要員がメインとなるのではないか、という見立てだったが、アーセナルあるあるである、『ファーストチームの同じポジションの選手が立て続けに怪我をし、謎の若手が先発』が発動、なんと開幕戦からスタメンを張ることとなった。

この試合こそリバプールに大敗を喫したものの、アーセナルでの初シーズンは出番があれば随所で安定した活躍を披露。結果としてシーズン18試合程度に出場し、2M程度と噂される移籍金が大バーゲンであることを示した。

特に、何の因果か、シーズン開幕戦と同じようないきさつで、最終戦となったFA杯決勝でもCBが全滅、この年ほとんど出場機会のなかったメルテザッカーと並んでチェルシーを封殺したことでアーセナルファンに非常に強い印象を残した。

その後も順調に成長し、エメリ体制になって3バックが採用されてからは、貴重な左からつなげるCBとして開花、アーセナルを守備とビルドアップ両輪で支えたが、残念ながら2018年12月にACLを断裂。無念の離脱となった。

今季はぜんたい練習に既に復帰しているものの、今のところ細かな怪我を繰り返したりと以前のようなキレは見られず、出場機会はあまり得られていない。

年齢的には以前の調子を取り戻すことが出来れば、アーセナルの将来を支えるCBとなっても全くおかしくはないのだが、どうなるだろうか。

チェンバースとは異なり、2023年まで契約はあるのでそこまで焦る必要はないが、ホールディングがなんとか非常に長いアーセナルでのキャリアを怪我で棒を振った選手のリストに加わることがないよう、祈るばかりである。

ただ、現在アーセナルのCB陣はクオリティ面では少し物足りないものの、数は多く、チェンバースがケガにより売却することが出来ず、ルイスも中心となっており、左CBがこなせるマリがやってきた、ということを考慮するとアーセナルの懐事情次第では売却の可能性がなくもなさそうなのが少し心配だ。

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Posted by gern3137