素材本位のアーセナル 前編

企画

さけしさんのこの記事が面白かったのでインスパイアー企画です!笑 なんかえらい長くなってしまったので前後編の二本立てとなっております。正直前半の選手たちはあまり要件を満たしていません。笑

企画としては、アーセナルでそのポテンシャルを発揮できなかったものの、素材としては凄かった選手たちで構成するベストイレブンです。基本的には最近の選手たちに絞って紹介しています。

GK: マット・メイシー

いきなり現アーセナル所属選手(しかもまだ25歳)の登場なので、まだアーセナルでそのポテンシャルを実現できなかった、と断定するのは早いのだけれど、正直ここからメイシーがアーセナルで出場機会を得てワールドクラスの選手に成長する、という可能性は限りなく低いだろう。

なんといっても魅力的なのはその身長で、なんと2m超え、集合写真でメルテザッカーが小さく見えたのには驚いた。アーセナルでの機会はものすごく限られているが、たまーーに登場した際には特に問題なくカップ戦でプレイしていた印象。

アーセナルユースではなく、もっと若い時期からバンバン出場機会をもらえるクラブに居たら、どこまで上り詰められていたかは興味深い。

DF: ナイルズ

またしても現アーセナル所属選手、しかもメイシーよりさらに若いということで『お前この企画の趣旨わかってんのか?』という声が聞こえてきそうだが、物凄く可能性を感じさせたが活躍できなかったサイドバック、というのが不足していて台所事情が非常に苦しいのでどうかご理解ください。

アルテタの監督就任を経て偽サイドバックとして活き活きとプレイ、これはベジェリンが復帰してもスタメン継続なのではないか、とまで思わせたものの、なぜかメンバーを外れ、最近はソクラティスよりも序列がしたというさんざんなことに。

もちろんまだ100%はわからないが、噂ではアルテタは練習態度などに関してナイルズを評価しておらず、もうアーセナルにナイルズの将来はないのではないか、という話まで。数試合だけとはいえ素晴らしい輝きを放っていただけに非常に残念。願わくば、どこかアーセナルでないところでもいいのでナイルズが活躍するところを見たいものだ。

センデロス

ようやくそれっぽい選手の登場!ベンゲル監督時代後半の不遇のCB達の元祖といってもいい存在ではないだろうか。

残念ながら、僕は彼が輝いていたシーズンのことをあまりよく知らないのだけれど、2004/05シーズンに鮮烈なデビューを果たすとその後、怪我のキャンベルの代わりにスタメンに入り、彼が復帰して以降もそのままFA杯決勝に先発している。

この年のチャンピオンズリーグバイエルンミュンヘン戦でも先発しクリーンシートに後継しているのだが、この時のことをarseblogsさんは『とんでもない選手が現れたと思った』と述懐している。

その翌年がアーセナルがCL決勝進出したシーズンだったのだけれど、準決勝まではチームの守備を支え続けている。

なのだが、どうしてこうなった。

ちなみに、ACミランにレンタルになった際は、監督や代理人からではなく、まず真っ先にフラミニから『ミランでプレイするつもりはあるかい?』と電話がかかってきたらしい。

マヴロパノス

本日二回目の 『お前この企画の趣旨わかってんのか?』 が聞こえてきそうだが、ここは別にジュルーでもよかったのだけれど、なんとなくジュルーとセンデロスは枠が被ってる感じなのと、リアルタイムで見て凄いポテンシャルを感じさせたという一点のみでマヴロパノスを選出。

まあもちろんドイツ二部でよくやっているようなので、今後アーセナルで花開く可能性はなくもないのだが、デビュー時にいきなりプレミアリーグのフィジカルにも対応してみせ、ミスリンタート肝いりの獲得、当初はローンに出す予定だったが、練習を見たアーセン・ベンゲル監督が急遽手元に置いておくことにした、となんとも凄そうな感じでデビューした割には怪我に泣いてしまった。

チェンバレン

・・・我ながらちょっと苦しい。笑 正直、今回の企画としてはMFから読み始めた方がしっくりくるのではないかと思う。

そもそも左サイドバックではないし、アーセナルでそれなりに活躍したし、なんならリバプールでもっと活躍しているし、という感じなのだが、正直チェンバレン自身の中盤でプレイしていたいという希望がなければ、サイドバックとしてアーセナルで観た中では一番のプレイを見せていたような気がするし、それこそ今のサカみたいになれていた可能性があったのではないだろうか。

まあ、結果リバプールで中盤として花開いているので、本人としては万々歳なのだろうが、アーセナルファンとしてはユーティリティ性があるばかりにいろいろなところで使いまわされ、才能開花に時間がかかってしまう、というよくあるパターンにはまってしまった悔しい例である。

しかもそのユーティリティ性のおかげでこんな極東の地のブログでも人員不足の左サイドバックに回される始末。

(明日の後編に続きます)

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Posted by gern3137