アーセナルの新加入右サイドバック、セドリック・スアレスとは?

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冬の移籍市場が閉幕しましたが、なんとアーセナルがパブロ・マリに続いて二人目となる補強、サウサンプトンから右サイドバックのセドリック・スアレスを獲得しました!

今年の移籍市場はものすごいスピードで話が進むことが多く、噂が出たと思ったら最終日の朝にはすでに公式発表が行われていました。

今回はそんなセドリック・スアレスがどんな選手なのか紹介していきます。

基本情報

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名前: セドリック・ソアレス
年齢: 28
ポジション: 左サイドバック
国籍: ポルトガル
利き足: 右

サウサンプトンからの移籍なので、プレミアリーグを定期的に見ている方には今更紹介の必要もないでしょうが、ポルトガル人の安定感のある右サイドバックです。

スポルティングユース出身の選手で、サウサンプトンには2015年から在籍しています。なぜか一瞬インテルにレンタルされたりもしていました。

英国経験も長いので、プレミアリーグにフィットするのに時間はかからないでしょうし、インタビューを見た限り英語もペラペラなのでコミュニケーションも問題ありません。ポルトガル語話者なので、ルイスやマルティネッリといったブラジル組、また言語が似ているスペイン語グループとも仲良くやれるのではないでしょうか。

ポルトガル代表でも33試合出場しており、今シーズもここまでサウサンプトンで20試合近く出場していますし、経験豊富で適応面という意味では非常にリスクの少ない獲得と言えそうです。

プレースタイル

どちらかというとキャリアのここまででは攻撃面よりも守備面の安定性が目立つ方と言えるのではないかと思います。身長こそそこまでないものの、スピードや体格などフィジカル面は安定して高いレベルにあります。

今季はここまで一試合当たり成功タックル数は2.8、インターセプトは1.2、クリア数は2.8という数字を記録しています。比較の対象としては、ナイルズが2.3、1.8、2という数字でソクラティスは1.3、0.9、3.6という感じとなっています。

 また、守備が安定しているからと言って攻撃への貢献が少ないわけではなく、ここまで一試合当たり0.7本のキーパス、0.9本のクロス成功数、1.4のロングボール成功という数字となっており、これはコラシナツやナイルズよりも良い数字です。

もちろん今季のアーセナルのチーム自体が良くないという事情はあるにせよ、サウサンプトンのような比較的守備的なチームでこれだけの成績を残しているのは立派と言えるでしょう。

また、ツイッターではクロス精度が凄い、という声が結構聞かれたので否が応でも期待してしまいmす。

懸念点+獲得の経緯

では逆に、弱点、あるいは不安な点は何かというと、今季69%と異様に低いパス成功率です。コラシナツが84%、ナイルズが82%で、リバプールで非常に攻撃的にプレイしているアレクサンダー=アーノルドでさえも76%です。

ストライカーのオーバメヤンが70%、マルティネッリが68%なので、水準としては最前線の選手とほぼ同程度ということになっています。

ただ、Whoscoredにはボールコントロールのミス数やボールロスト数などといったスタッツがあるのですが、これは特段目立って悪いわけではありません。ということは、タッチミスからのボールロストなどが多いわけではないので、パスミスが多いだけというわけなのでしょう。

ただ、サウサンプトンの左サイドバックライアン・バートランドもかなり低めの74%という数字でしたので、おそらくサイドバックがロングボールをけることが多く、その結果、それがつながらず数字が低くなる、というのはあるのではないかと思われます。

技術が低いわけではないと思われるので、アーセナルでは劇的に改善される可能性もあります。

また、ピッチ外での懸念点としては、契約時にスーパーエージェント、キア・ジューラブシャン(ルイスの代理人で、エドゥやサンジェイと強いコネクションがある)の姿がありましたので、おそらく彼の案件なのだろうということで、どんどんアーセナルが代理人主導の選手獲得という方針に転換しているようなのが、将来的にチェルシーのパト獲得のようなケースをアーセナルも代理人との兼ね合いで行わされるのではないか、と気になりはします。

また、マルティネッリが大当たりだったからこそ、もう少しスカウトチームの意見を聞いてもいいのではないか、という気はしますね。

とはいえ、これは選手とは関係のない話なので、セドリック・ソアレスがアーセナルで活躍してくれることを願いましょう!

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