アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド戦で分かった5つのこと

分析

たったの3試合で、アルテタはアーセナルに革命を起こしてしまった。今季最高といってもいいパフォーマンスで元日にユナイテッドを撃破したのだ。

アルテタの元初先発となったペペが得点し、ハーフタイム直前でソクラティスもゴールを決めた。アルテタは彼のチームが美しいサッカーを見せてプレスをかけて試合を支配するのをベンチから見守った。

以下に、この試合から分かった5つのことを見ていこう。

ラカゼットはチームに必要不可欠

最近は、ラカゼットへの批判が多く聞かれた。確かに少し厳しいとはいえ、昨季ほどの活躍を見せられていなかったのは事実だ。だが、この試合で彼は地震の必要性を示して見せた。

オーバメヤンの唯一の弱点といってもいいのがポストプレイだ。彼のタッチは安定せず、ゴールに背を向けた状態でのプレイを彼は得意としていない。その結果孤立してしまうことも多いし、かといって降りてきてビルドアップに加わろうとすることも少ない。

だが、それこそまさにラカゼットの得意とするところで、高精度のタッチや体の使い方、そしてFKを勝ち取る微妙な駆け引きに彼は長けている。彼は相手DFとボールの間に入ってファウルを獲得したり、あるいはチームのボールの預け先になることができる。このようにボールを支えるプレイを非常に得意としており、これこそがラカゼットがチームに必要な理由だ。

輝くトレイラ、ルイスとナイルズ

ミケル・アルテタの功績は既に数多いが、特に彼がいかに多くの選手を改善したかは特筆すべきだ。特に前体制以前は使い方を間違われていたり、本来の実力が出せていなかった選手に関してそれが言える。

ナイルズはアルテタ下のベストパフォーマーといってもいいくらいで、ついに彼のアスリート力と技術をうまく活用するすべを見つけ出した。

トレイラも最適なポジションで気持ちよくプレイできるようになり、ダビド・ルイスのフィード力も最高の形で活用されている。

彼らはみな、エメリがその力を引き出すのに苦戦した選手たちだ。アルテタは彼らの力をうまく引き出しているだけではなく、彼らを中心にチームを構築している。

ルイスは今や守備の中心で、トレイラが中盤の低い位置からチームを支える。ナイルズも中央に入ってハイプレスのカギとなる役割を果たすことも多い。アルテタは彼らから最大限のものを引き出し、輝かせている。

ペペはもっとできる

アルテタのもと、ついにペペが先発することになった。この試合で彼は先制点を決め、二点目の起点となるFKを蹴り、ポストに当たるシュートも放ち、一対一ではルーク・ショーを圧倒した。とても期待の持てるパフォーマンスだったといえる。

とはいえ、あまりネガティブにはなりたくないが、スタメンをキープしたいのであれば改善しなければならない点もいくつかあった。彼がチームの他の選手にはない素質を備えているのは事実だが、全体のプレイに良くないインパクトを与える点もある。

まず、彼のドリブルのスタイルのおかげで、ボールを受け取る際にテンポを落としてしまう。彼は相手を突破する前に静止した状態になり、そこから加速を生かして抜き去るというスタイルだが、その間に他の選手たちに攻撃に備える時間を与えてしまうのだ。

アルテタが求めるボールを素早く動かすサッカーとはペペのこのスタイルは相いれない。

2つ目はプレスだ。献身性は悪くなかったが、いまだにタイミング、インテンシティともに十分だとは言えない。ペペは最適な時を待つのではなくスペースを埋めに行ってしまうことが多い。これにより、ペペはポジションとしては悪くないが、本当の意味での相手のポゼッションを阻害することができないのだ。

総合的に見れば、ペペは良いパフォーマンスだったが、より多くのことができるはずだ。

アルテタはわかっている

アーセナルがアルテタの監督就任を発表した際には、興奮と希望、そして好奇心が渦巻いていた。だが、監督経験がゼロだったこともあり、そこまで高いハードルを設定する声は聞かれなかった。

とはいえ、監督序盤は常に批判と隣り合わせであることは間違いなかった。選手たちを味方につけられるだろうか?ファンを引き込むような改善されたパフォーマンスを見せられるか?残念な成績が続いたとしたら、経験不足があだとならないだろうか?

新監督就任から2週間がたったが、アルテタはこれらの疑問に答えて見せたといっていいだろう。

ルイスは公の場でアルテタのコーチングを褒め、エジルは再び幸せに見えるし、選手たちはみな成長している。アルテタにはアーセナルの監督に必要なものが何なのかわかっているといえそうだ。

これが長期的な成功につながるかどうかまではまだわからないが、今のところ、アルテタ体制の初期のサインは非常にポジティブだ。

アーセナルファンであることの喜びを思い出した

ユナイテッド戦のような雰囲気に包まれたエミレーツスタジアムを私はとても久しぶりに目にした。パレス戦でのブーイングや、マンチェスター・シティ戦での空席の目立つスタジアムとは全く違う光景がそこにはあった。

ミケル・アルテタが再びアーセナルを見るのが楽しいチームに変えたのだ。これはエメリがついに成し遂げられなかったことでもある。アルテタはたったの2週間、たったの3試合でファンをインスパイアしてみせた。

ハイプレスとハイテンポなポゼッションでアーセナルは自信をもってプレイし、その興奮はスタンドを貫いた。とても素晴らしい心地だった。

アーセナルがプレイするのを楽しんで見守ることができるのは非常に久しぶりに感じる。アーセナルファンであることの喜びを取り戻してくれたのは、アルテタなのだ。

(Source: https://paininthearsenal.com/2020/01/01/arsenal-vs-manchester-united-5-things-learned-mikela-arteta-genius/5/ )

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Posted by gern3137