アーセナルのキャプテンに最も相応しいのはオーバメヤンである

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アーセナルは公式にキャプテンを発表することなくここまで来ており、またエメリが言っていた5人のキャプテンすら決まっていない。恐らく、前者の決断はグラニト・ジャカがファンの批判の最前線に立たされていることで複雑になっているのだろう。

ワトフォード戦でジャカがアウェイファンにあいさつに出向いた時、ファンからは罵声が浴びせられたらしい。もちろん、この試合のアーセナルの酷さを考えれば、一過性のものの可能性もあるが、ヴィラ戦でジャカが退いた時にジャカに向けられた非難は少しどころではなかった。

これは選手自身とファンの関係性にとって非常に難しい問題で、どれだけエメリがジャカを好み、信頼していようとも、キャプテンを決める際にはこの点を考慮せざるを得ないはずだ。

私が思うに、理想的にはエメリはジャカをキャプテンにしたいのだと思うが、その決断がサポーターからブーイングで迎えられそうな場合、それは得策だとは思えない。

ジャカはチームの機能不全の象徴のような扱いを受けており、確かに彼への批判は大げさすぎるのは事実だが、ホームの試合で交代する際にブーイングや野次が飛ぶような選手をキャプテンに任命するわけにはいかない。ファンのフラストレーションを和らげるどころか逆効果になるだけだ。

だが、それでも我々は誰かをキャプテンに任命しなくてはならない。何度か私が言っているように、エメリはこの数週間に起こったことを踏まえて異なった考え方をしなければならないように思える。

エメリは同じミスを犯し続ける選手たちを起用し続け、結果だけ異なることを期待し続けるべきなのだろうか?少なくとも今の条件下では彼らに改善の兆しは見られない。轟音でファーストチームの扉をノックしている若手を無視すべきだろうか?

それは賢明だとは思えない。そしてなにより、エメリは彼が抱く昔ながらのキャプテンのイメージを破棄し、誰か異なる人物を選ぶべきだろうか?

私には、エメリがキャプテンマークを託すべき選手はオーバメヤンであるということが明らかになってきたように思える。

確かに彼は典型的なキャプテン像とは違い、よりフレンドリーで、よりユルい人物なので、第二のトニー・アダムスを期待している人々の期待には応えられない(とはいえ、当然ながらトニー・アダムスのようなリーダーシップを備えた選手は非常に稀であり、だからこそ彼らのような選手は目立つのだ)。

その証拠は色々ある。第一に、彼はピッチ上でチームにとって非常に重要な選手で、これまでも常にチームの期待に応えてきた。ピッチ上での貢献で見れば彼はまさにリーダーで、攻撃の中心であり、今のアーセナルのすべては彼から始まるといっても過言ではない。

他にも彼はリーダーに必要な能力を多く備えている。チームメイトに自信を与えるために、ラカゼットやペペにPKを譲ったのがそのよい例だ。彼自身がストライカーであるにもかかわらず、PKを譲れるというのは、彼が自身よりもチームのことをまず第一に考えることが出来るという証明だろう。

ハリー・ケインのような選手であれば、自分のゴールのためであればチームメイトの子供を誘拐し、ゴールをくれるまで彼らを解放しない、と言ったことも平気でしかねない。

また、ほとんどすべての試合後のインタビューで受け答えをするのはオーバメヤンだし、ファンやチーム内での人気も申し分なく、彼がキャプテンになればファンと選手の一体感は強まるだろう。

もちろんSNS上でのやりとりなど大した意味はないのわかっているが、オーバメヤンと他の選手たちがインスタグラム上でふざけあう姿を見ればわかる。

そして、さらに特筆すべきは、彼の人望はいわゆるファーストチームのシニア選手たちにとどまらないことだ。若手も含めて多くの選手たちから愛されている。

彼のようなワールドクラスの実力を持ち、同時にサッカー選手らしい派手な生活を楽しんでいるにもかかわらず、彼には自己中心的なところがほとんどない。先日マルティネッリが、いかにオーバメヤンがランチタイムに話しかけてくれたかの話をしていた。

彼はブラジルからやってきたばかりの18歳の若者に気を使い、彼が早く慣れられるように手助けをしてくれたのだ。誰もが口をそろえてオーバメヤンがいかにポジティブな男かを語るし、もしエメリが伝統的なキャプテン像から離れる気があるのであれば、私にとってはオーバメヤンがアーセナルのキャプテンに適任であるのは一目瞭然だ。

(arseblogさんの記事はどちらかというと日記風なので、序盤と終盤は少し省略してあります。)

source:
https://arseblog.com/2019/09/why-pierre-emerick-aubameyang-should-be-named-arsenal-captain/

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