アーセナル夏の移籍市場総括

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波乱に満ちたこの夏の移籍市場が閉幕し、ついに2019/20シーズンを迎えるアーセナルのスカッドが確定しました!今後も国外クラブへの売却は出来ますが、フリーエージェントを除けばもう新戦力の獲得は出来ません。今夜に開幕戦のニューカッスル戦も控えていますが、今年の夏の移籍市場を総括していきたいと思います。

加入: 115M+27M

移籍金の単位はユーロではなくポンド、色々な報道を合わせたうえでの大体の数字なので、数M£くらいのずれはあると思われます。

FW:マルティネッリ(イトゥアーノ) : 6M
国籍: ブラジル/イタリア
年齢: 18
ポジション: まだ若いためポジションは恐らく流動的で、エンケティアのレンタル移籍もあり、もしかするとけが人続出時/カップ戦時のストライカー要因も兼ねているかもしれない

FW:ニコラ・ぺぺ(リール): 72M
国籍: コートジボワール/フランス
年齢: 24
ポジション: 主戦場は右サイド。リール以前の時代はストライカーとしてもプレイしていたらしく、第3ストライカーを務めるかもしれない。

MF:ダニ:・セバージョス(レアル・マドリード) : 4M(レンタル)
国籍: スペイン
年齢: 23
ポジション: CMFあるいはトップ下。

DF:キーラン・ティアニー(セルティック): 25M
国籍: スコットランド(非ホームグロウン)
年齢: 22
ポジション: 左サイドバックあるいは左WB

DF:ダビド・ルイス(チェルシー) : 8M
国籍: ブラジル
年齢: 32
ポジション: CB

DF:サリバ(サンテティエンヌ) : 27M(ただし、加入は一年後)
国籍: フランス
年齢: 18
ポジション: CB

放出: 60-70M

FW:エンケティア(リーズ): レンタル(レンタル料は不明)
FW:アミーチ(ハンブルガーSV): 2.5M
FW:浅野(パルチザン・ベオグラード): 1M
MF:イウォビ(エヴァートン): 35-40M
DF:コシェルニー(ボルドー): 5M
DF:ジェンキンソン(ノッティンガム・フォレスト): 2.5M
DF:ビエリク(ダービー): 10M
GK:オスピナ(ナポリ): 3M

また、このほかにも何人かのユース選手がレンタル/完全移籍で退団し、またラムジー、ウェルベック、チェフもフリーでクラブを去っています。そして、厳密には今季の放出ではありませんが、以前アーセナルから移籍したベナセールの転売条項分の取り分として、今季4M程度を得たと言われています。 

総括

まず、補強に関しては申し分ないというほかないでしょう。かねてからアーセナルのターゲットは左サイドバック、CMF、CB、ウイングと言われており、その4ポジションを全て補強できたのは大成功といっていいと思います。

また、厳しい競争の中ペペのような世界中のクラブが狙う選手を限られた予算で獲得してきたサンジェイの手腕には脱帽というしかありません。もちろん、ピッチ上での結果が出なければそれも意味がないのですが、今までのフロントにはない有能さのようなものを見せつけられた夏となりました。

ただ一方で、ペペの移籍金をねん出するために、イウォビがアーセナルを去るという結果にもなりました。報道ではアーセナルはエジルやムヒタリアンといった高給のベテランの放出を画策している、という話ですが、恐らく買い手が見つからず、致し方なくイウォビ、ということになったのでしょう。

こうなると、左サイドは大分手薄になり、若手の覚醒に賭けるしかないという若干博打のような感じもしますが、もしイウォビをキープしていたらいたで、今季CL出場権を獲得できなければ来年以降の経営がものすごく苦しくなる、というそれはそれで博打に挑むことになるのでこれが今のアーセナルフロントなりのバランスのとり方なのでしょう。

一方でエメリのために大金をはたいてペペを獲得し、かと思うと売り時と見るやユース卒のイウォビをためらいなく売却する、良くも悪くも新生アーセナル、という感じでしたね。

ただ、ウイングは若手が台頭する可能性がありますが、より心配なのはやはり守備でしょうか。ベジェリンは10月くらいまでは本調子には戻れなさそうですし、その間はナイルズに頼り切り、ということになります。プレシーズンでもナイルズはそこまで輝けませんでした。

また、CBも、サリバは将来有望とはいえ今季は何もできませんし、コシェルニーがまさかの強硬移籍となったことで、補強というよりもその代役のルイスを獲得したのみにとどまりました。これでは実質±0、というかむしろ守備力ではマイナスとなりそうです笑

とはいえ、昨季との大きな違いとはチェンバースがいることなので、彼の活躍に期待する、ということでしょうか。また、昨季のホールディングのような大きな怪我人がいなければ、一応ソクラティス、チェンバース、ホールディング、ルイスと4人いますので、ムスタフィはエルネニーには放出の噂がありますが、ホールディングが復帰するまでムスタフィを留めておければ、4バックを基本とするのであればモンレアルもいますし、枚数としては足りそうです。

なんにせよ、もうここまで来たら今季を共に戦ってくれる選手たちを信じるしかないので、今夜の開幕戦、そして今季を楽しみに待ちましょう!

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