ニコラ・ペペがアーセナルにもたらす5つのもの

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ニコラ・ペペの獲得がついに公式発表された。この喜びは言葉で言い表すのが難しい。このような獲得が実現すると誰が想像しただろうか。彼は個人的にもファーストチョイスのウイングだったが、予算的にも、またアーセナルの最近の市場での動きを考えればこのよう選手を獲得するのは不可能に思えた。

だが、晴天の霹靂のようにアーセナルは野心と迅速な行動を見せ、この移籍をまとめ、サッカー界に衝撃が走った。

ペペは世界で最もオールラウンドなウインガーの一人で、彼こそがアーセナルの前線のジグソーパズルのピースだ。彼はエメリの思い描くチームを現実にするだろう。ニコラ・ペペがアーセナルにもたらすものを見ていこう。

エジルがパスを供給できる素晴らしい3トップ

ペペの獲得で最も恩恵を受けるのはメスト・エジルかもしれない。ここ何年かで多くの批判にさらされてきたが、彼が活躍するための環境が整えられていなかったことが多かったのも事実だ。

だが、ペペの獲得でアーセナルの前線に、オーバメヤン、ラカゼット、ペペ、エジルという素晴らしい才能を持ったカルテットが揃った。世界のトップクラスのDFでさえも、彼らの前には恐れをなすだろう。そして、彼らにエジルがアシストを量産し始めれば、アーセナルファンは両手を叩いて喜ぶに違いない。

よりバランスの取れたチーム

ペペは戦術面で柔軟で、いくつかのポジションでプレイできるだろうが、彼が最も輝くのは右サイドだ。昨季、アーセナルで一対一でDF相手に仕掛けることが出来たのはイウォビだけで、その彼でさえも、ファイナルサードでは苦しむ傾向にあった。

だが、その点でペペは常に右サイドで脅威になるだろうと期待できる。その外側をヘクター・ベジェリンがオーバーラップしてくるのであればなおさらだ。ウナイ・エメリが用いる4-2-3-1に彼は完ぺきにフィットするだろう。

ラカゼットとオーバメヤンの負担軽減

昨季のアーセナルは、ラカゼットとオーバメヤンのゴールに頼り切りすぎた。そして、彼らが得点できなかった時には、勝ち点を落とすことになった。

ペペは昨季、22ゴール11アシストを上げている。この二人を助けるのに彼以上のうってつけの人材もいないだろう。 もちろん、フランスでの数字をこのままプレミアリーグで再現できるかと言えばわからないが、少なくとも二桁得点や二桁アシストを上げることはできるだろう。

数字を残せるウイング、これこそが昨季のアーセナルに最も足りなかったものだ。

アウェイ成績の改善

守備力を向上させるためには新たなCBが必要なのは理解できる。だが、ドリブラーが守備で果たせる役割を過小評価しない方が良い。そして、ここで誤解をといておきたいが、ペペが優れたドリブラーではないというのは嘘だ。

確かに見た目的にはそこまで美しいドリブラーではないかもしれないが、彼のドリブルは非常に効果的だ。彼は昨季リーグアンで最もファウルされた選手だし、一試合当たり2.7のドリブル成功数を記録した。

『ボールを保持していれば、ボールを失うことはない。』当然ながら、昨季も攻守は密接に関連しあっていた。アーセナルはアウェイで他チームから完全に対処されてしまっていた。

今年はそれは変わるだろう。ペペは、きちんとボールを高い位置まで運ぶことが出来る。彼は得点が多いためそちらに注目が集まることが多いが、だからと言って彼がドリブルが得意でないということではない。

ファンの気持ちを盛り上げる

正直になろう、アーセナルファンでペペの獲得を予想した者など誰もいなかった。我々は予算は45Mしかないと聞かされていたし、そのおかげでファンはクラブの進む方向に疑問を抱くこととなった。

だが、この獲得のおかげでアーセナルファンは活気づき、彼らのクラブの味方は大きく変わった。ファンこそがアーセナルFCの背骨であり、ファンなくしてクラブはどこにも進むことはできない。

経営陣とファンがいがみ合っている状態ではクラブは成功を収めることなどできない。その点では、ペペ獲得は、アーセナルファンを一つにまとめる可能性を持っている。我々は愛するクラブを応援するために、もう一度一つになれるかもしれない。

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