アーセナルフロント陣解説!移籍のカギを握る5人の人物!

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いつもお世話になっているJames Benge氏の記事を参考にしながら、アーセナルの選手獲得・放出の意思決定プロセスのカギを握っている5人の人物(空席アリ)について解説していきます!

フットボール長: サンジェイ

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元バルセロナ上層部のこの人物が、いわゆる他クラブでいうところのSD, FDと言われているポジションで、現状、補強などを含めサッカー面での決定権を握る人物となっています。

コネベースと分析ベース、という対立からミスリンタート退団の元凶ともなり、その結果獲得したデニス・スアレスは大失敗、かつ未だにテクニカルディレクターを任命することが出来ずと今のところ業績はポジティブではありませんが、ウナイ・エメリ監督の関係性は非常に良好のようです。

交渉チームリーダー: ハス・ファーミー

あまり公の場に姿を現すことはないですが、法律の知識を持つ契約の専門家で、2017年からアーセナルの選手契約を担当しているエキスパートです。

もちろん獲得ターゲットの選定や、選手との契約延長の是非などの決定にはかかわることはないと思われますが、実際の契約書などを作成したり、条件の細かい部分を定めたりするのは彼の役目なのでしょう。

前任のチームスカイ時代から契約に関しては一部の隙も無く人情的な要素を許さないプロフェッショナルという評判なのですが、その割に最近のアーセナルの契約管理はがばがばなのが何故かは謎です。笑 そこまで強い権限が与えられてないのでしょうか。

テクニカルディレクター: 空席

昨秋からサンジェイがずっと候補を探しているポジションで、エドゥのコパアメリカ後の就任がうわさされています。サンジェイがこのポジションをミスリンタートに与えなかったことが、彼の退団の直接の引き金となりました。

テクニカルディレクターの仕事は主に選手獲得を統括することと、より広い意味でのチームのスタイルやアプローチを形作ること、とされていますので、サンジェイは後者の面でミスリンタートは不適格とみなしたのでしょうか。

一時期はモンチ就任が確定的と報じられていましたが、最後の段階で古巣セビージャ行きを決断しました。

噂されるガブリエル・マルティネッリの獲得など、既にエドゥの影響と思われる獲得の報道なども出ていますので、水面下では既にエドゥの仕事は始まっているのかもしれません。

監督: ウナイ・エメリ

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選手獲得の上で、もちろん忘れてはいけないのが監督です。ベンゲル監督ほどの発言権はなく、基本的には監督の意見を取り入れたうえでテクニカルディレクター、あるいはサンジェイが判断する、という形になっているはずですが、最近の報道ではエメリ監督の希望する選手の獲得に動く、という話が目立っているので、恐らくサンジェイとの信頼関係のおかげで実質的に比較的大きな影響力を持っているようです。

第三の声であるテクニカルディレクターが就任すればこの傾向にもまた変化がみられるかもしれませんが、正直なところデニス・スアレス獲得からもわかるように”エメリの欲しい選手をサンジェイがとってくる”体制はあまり健全ではないように思えます。

テクニカルディレクターにどれくらいの権限が与えられるのかは不透明ですが、できればスカウトたちの意見に基づいて、エメリの意見も参考にTDが誰を獲得するか決定する、くらいの関係性がチームが機能するうえでは良いのでは、という気がします。

スカウト長: 空席

大事な時期なのに空席ばかりじゃないか!と嘆く声が聞こえてきそうですが、もともとミスリンタートが務めていたスカウト長のポジションに関しても、今のところ公式の後任の発表はありません。現在は一時的に上の写真のカジガオ氏が務めているようですが、恐らく新TDが決まり次第彼がそのままスカウト長に就任するのだろうという見込みです。

彼自身はセスクやカソルラ、ベジェリンを発掘し、アレクシスを推薦したりと実績はそれなりにある人物なのですが、ここ最近のミスリンタート以前のアーセナルの獲得はあまりうまくいっていなかっただけに、その時代からアーセナルにスカウトとして在籍した人物が、アーセナルのスカウト網を束ねる役割をこなすというのはどうなのか、という不安も若干ありますね。

とはいえ、マルティネッリ獲得にも尽力したりと既にエドゥ含めたエメリ・サンジェイらとの4人のスペイン語圏(エドゥはブラジル人ですが)ネットワークで意思疎通はスムーズにいっているようです。

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