アーセナル夏の獲得シミュレーション 理想編

2019年5月27日オリジナル

昨日はどたばた貧乏バージョンをお届けしましたが、今回はフロントが完璧な立ち回りを見せ、売却獲得共に早期に決め、かつCL出場権があって予算に余裕もある、という場合をシミュレートしていきます。

売却

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まず、基本的な方針としては、そろそろエメリが自分のカラーを出したがっている、という前提に基づいていきましょう。明らかに出場機会を得ていなかった選手や、フロント主導での売却のうわさが出ている選手などがいますので、70Mあればそこそこの選手の入れ替えが可能なので、これにプラスしてチームの刷新を目指すこととします。

その上で、まず真っ先に白羽の矢が立ちそうなのがエルネニーでしょうか。出場機会も少ないですし、本人もSNS上でお別れっぽいコメントを投稿したりしていましたので恐らくこの夏でお別れとなってしまうでしょう。

また、かねてからエジルとムヒタリアンはクラブ上層部が金の割に活躍に見合ってないと考えているといわれており、結果はどうあれ売却を画策するのではないかと思います。恐らくエジルは給与と本人の希望、年齢を全て合わせると売却は無理ゲーなので、仮にムヒタリアンの売却に成功するとしましょう。

こちらもかなりの高給なので実際に買い手がつくかわかりませんが、ドルトムントが買い戻したがっているという噂もありますし、移籍金を下げてかつ給与を半分ほど負担する、のような大幅に譲歩した取引であればなんとかなるかもしれません。

そして、ムスタフィの売却も視野に入れることとします。理由はお察しください。笑 現実的には、同じくCBの獲得を目指すとしても、チェンバースとビエリクを売却してムスタフィを残すケースの方が可能性が高いような気はしますが、まあアーセナル・コラム版シミュレーションなのでそのあたりは許してください。笑

そして、GKはオスピナかマルティネスが第二GKとして残ってくれるのであれば片方を売却、もし二人共から拒否されたら二人とも売り払って35歳くらいのベテラン第二GKを買ってくるプランで行きます。いずれのケースにせよ、ここで2-3Mくらいのプラスは出せるはずです

ジャカを売却して移籍金を稼いで再建に乗り出す、という案なども一応考慮してみましたが、さすがにジャカとラムジーを同時に放出するのはリスクが高すぎると思いますし、チームで唯一うまくいっている部分であるオーバメヤンとラカゼットのペアを解散するのも移籍金がゲットできるとしても割に合わないという判断で、こちらには手を付けずに行きます。

これに、リヒトシュタイナー、ウェルベック、ラムジー、チェフがフリーで退団、コシェルニー、モンレアルはもう一年残留と仮定すると、以下のようになります。

売却益

ムスタフィ: 5-10Mくらい
エルネニー: 5-10Mくらい
ムヒタリアン: 20Mくらいだが実質給与の負担があるので実質額10Mくらい
GKのどちらか: 2,3Mくらい

彼らの週給は合計すると恐らく30-40kくらい、そしてここに加えてフリーで去る選手たちの週給、まあ恐らくこちらも週給40kくらいが浮くでしょう。

したがってまとめると、上の売却に成功すれば、今季から給与総額を増やさないことを目標にしても、アーセナルは移籍金に100M、給与に週給80k(エジルが現在30-35k、オーバが20-25k暗いといわれています。)分くらい費やせることになります。これを念頭に置いて、獲得を考えていきます。

獲得

ウイング

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まず、これらのことから何が言えるかというと、とりあえずザハは無理です。笑 上のシミュレーションに従うとサイドでプレイできる選手が実質イウォビ一人、まあ無理を言えばエジルorオーバメヤン、という感じになってしまうので、ウイングの獲得は必須ですが、ザハの値札は80M、競争次第でさらに上がるかも、などといわれていますし、アーセナルには予算のほとんどを一人の選手に費やす余裕があるわけありません。

改めて、ミスリンタートの退団が悔やまれます。

噂に出ていた二コラ・ペペも、今となってはリーグアンで22ゴール11アシストの23歳の選手が50Mを切る値段で獲得できるとは思えませんので、もうアーセナルの手の届かないところに行ってしまったと思われます。

仕方がないので20-30Mくらいで手ごろに獲得可能な選手を探しましょう。笑 噂に上がった中では唯一可能性がありそうなのはライアン・フレイザーですが、まあスカウト長不在とはいえアーセナルのスカウト陣は仕事を続けているはずですので、もし南米の謎のテクニシャンドリブラーが27Mで獲得可能、みたいな案件があればそれでもいいかと思います。

実際問題、層の厚さを考えると、もう一人ウイングが必要となるような気がしますが、ここで二人分のお金を使う余裕はないと思われるので、せっかくなので、ネルソン、スミス=ロウあるいはサカくらいの誰かが開花してくれることに希望を託すとしましょう。

即戦力が一人いれば左イウォビorオーバ、右新戦力(控えにエジルor若手)という感じで乗り切れなくはないでしょう。シーズン終盤を見た感じ、最悪の場合ナイルズがウイングが出来なくもない可能性もあります。

ベジェリンとエメリのスタイルを考えると、中に切り込んでいくタイプの左利きの右ウインガー、なんていう選手も面白いかもしれませんね。

CB

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ベンゲル監督みたいになってしまいますが、CBに関しては若手を信じましょう!笑

枚数としてはそろっていますし、CBは基本的に若手に期待し、良い選手が市場にいなければCBは補強なしでも致し方なし、というスタンスで行くのはどうかと考えています。チェンバースかビエリクのどちらかが計算が出来る戦力になってくれれば、ソクラティス+ホールディングを軸にコシェルニー、チェンバースorビエリク、マヴロパノスorモンレアルの控え、という形で回すことが出来ます。

というわけで、そもそもムスタフィ残留でもいいですし、10-20M£くらいでちょうど良いクオリティの中堅DFくらいが市場に出ていなければスルー、くらいの姿勢でいきましょう。

むしろ、ほかの部分をしっかりと補強したうえで、このポジションは時期を改めて50MくらいのワールドクラスのCBを補強してほしいところです。

左サイドバック

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あくまで個人的な意見ですが、正直個人的な一番のお金の使いどころは左サイドバックではないかと思います。世界的に見ても良いサイドバックの値段は高騰していますし、今のところユース選手にもファーストチームで通用するような左サイドバックが出てきているという話は聞こえてきません。

なのであれば、モンレアルが衰えつつあり、コラシナツがトップレベルでコンスタントに結果を出せているとは言えない状況のこのポジションにまとまったお金を突っ込むのも一つの手ではないかと思います。

噂に出ている選手であれば、セルティックのティアニー、以前にうっすら噂に出た程度ですがレスターのベン・チウウェルもいましたね。どちらも安くはなく、恐らく30-40Mクラスの買い物になると思いますが、ここは英断しましょう。

CMFと第三ストライカー

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さて、そしてもう一つの重要なタスクがCMF、ラムジーの代役です。アーセナル終盤のラムジーへの依存は顕著でしたのでここにもトップクオリティの選手を一人加えたいところです。

ここまでの流れをまとめると、左サイドバックに30-40、ウイングに20-30、CBはムスタフィを売却するかしないか次第でプラスマイナスゼロということで、残り予算は恐らく40M程度です。

冬に噂になっていたヌクンクであれば比較的お手軽にゲットできそうですが、オーンスティン氏が今年はアーセナルはヌクンク獲得には動かないだろうといっていますので、恐らくもう少し完成された即戦力となる戦力を探しているのでしょう。

この辺りはスカウト陣がどのような選手に目をつけているかはわかりませんが、ゲンドゥージとジャカはどちらも上がっていって高いポジションで仕事ができるような選手ではないですし、トレイラや、チェンバースがCMFとしてプレイできるとしても本職は守備なので、ラムジーのようにファイナルサードで仕事がある程度できる選手、あるいは、縦に自分で持って運んでいける推進力のあるような選手を2-30Mくらいで見つけ出してほしいものです。

個人的な感覚では、フランスでプレイしているアフリカ出身の粗削りなMF、という感じでしょうか。

そして、エンケティアは第3ストライカーとしてなら計算できるレベルに達しているかもしれませんが、本人自身の成長のことを考えるとやはりもう少しファーストチョイスとしてプレイできるクラブに移籍したほうがいいと思うので、第3ストライカーを務めてくれそうな若手、あるいはベテランを15Mくらいで獲得し、レンタルに出す、というプランでどうでしょうか。

これで、予算的にはぴったりくらいのはずです。そして、来季一年でエンケティア君とネルソンあるいはだれか若手ウイングが覚醒、攻撃陣は万全になり、2020年夏にワールドクラスのCBを補強、タイトルを一気に狙いに行く、という絵に描いた餅プランはどうでしょうか。

まあさすがに今回のこのケースは非現実的なくらい手際が良くないと実現しないような気がするので、もっとドタバタするだろうとは思いますが、アーセナルのフロント陣に期待したいと思います。

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