見参!ズッコケ4人組!トップ4争い最終展望
チェルシー、アーセナル、ユナイテッドの3チームが躓きに躓いたため、流石にトッテナムはもう安泰だろうと思われていましたが、ここに来てまさかの退場者を二人出してボーンマスに敗北と無理やり参戦してきたため、4つ巴の様相を呈しているトップ4レース。
4チームの躓きっぷりを振り返ると共に最終的な展開を考えていきたいと思います。
事前の予想では勝ち点75くらいのラインがトップ4争いの分かれ目になるだろうとしていましたが、完全にトップ6の実力を過大評価しすぎていました。笑
また、今年は6位のユナイテッドを除くトッテナムチェルシーアーセナルが全チームともそれぞれCLELのベスト4まで進出していることも大きいと思われます。その割にどのチームも選手層があまり厚くなく、ここに来て過密日程や精神的なフォーカスのブレなどの影響が如実に表れてきました。

どれくらい躓いているかというと、直近の5試合の勝ち点は、リバプールとシティがそれぞれ5勝ずつで15に対して、チェルシーが2勝2分け、勝ち点はトップ2の半分の8、トッテナムが2勝3敗で6、ユナイテッドが1勝1分3敗で4、アーセナルに至っては1勝4敗のたったの3です。
この5試合に限って言えば、アーセナルのこの記録は、5戦全敗のハダスフィールド、そして今夜の対戦相手である2分3敗のブライトンに次いでリーグワースト3位の勝ち点となっています。
こうやって見てみると、トップ4争いみんな躓きすぎ!というかアーセナル躓きすぎ!という何とも情けない結果となっているわけですが、まあとにかくここまでのことはとりあえず忘れて最後の一週間に集中しましょう。
トッテナムがつまづいたとはいえ、未だにアーセナルとは勝ち点4離れていますので、トッテナムを追い抜くためには基本的にアーセナルの二連勝が必須となります。そのうえで、トッテナムが最終節のエヴァートン戦で引き分けあるいは負けることが条件となります。
アーセナルが身をもって思い知らされた通り、エヴァートンはなかなかの強敵ですし、昨日の試合でソンフンミンが退場となっていますので、ケインの怪我からの復帰が間に合わなければストライカーのいないトッテナムが決定力を欠き引き分けに終わる、などといった展開は十分考えられます。
また、同じくトップ4争いのライバルであるチェルシーも今日ワトフォードとの試合があるのに加え最終節はレスターアウェイなので、何があるかわからず、アーセナルの成績次第ではトップ4どころかトップ3も見えてくる、といった所ですね。
ただ、以前の記事でも書いたとおり、すぐ下には勝ち点1差でマンチェスターユナイテッドが控えており、いくらズッコケ4人組とはいえ流石に降格が既に決定しているハダスフィールドとカーディフ相手に勝ち点を獲りこぼす可能性はそこまで高くなさそうなので、アーセナルが1勝1分くらいの成績でもユナイテッドに追い抜かれてしまうことになりそうです。
かつ1勝1分だと恐らくトッテナムが最終節敗北しても得失点差で届かないので、基本的にはアーセナルのトップ4入りのためには全勝が必須となると思います。
最終節のアウェイvsバーンリーが鬼門となると思いますが、パレス戦の前例もあるので、とりあえず今日の試合をしっかりホームで勝ちきって最終節に望みをつなげて欲しいですね!
念のため、最後に各チームの勝ち点と対戦相手をまとめておきます。
3位: トッテナム (残り一試合) 勝ち点 70
vs エヴァートン(H)
4位: チェルシー 勝ち点 68
vs ワトフォード(H)
vs レスター(A)
5位: アーセナル 勝ち点 66
vs ブライトン(H)
vs バーンリー(A)
6位: マンチェスター・ユナイテッド 勝ち点 65
vs ハダスフィールド(A)
vs カーディフ(H)
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