アーセナルはムスタフィを放出しなくてはならない

海外記事

(これは海外記事の翻訳となっており、僕個人の意見を表している訳ではありません。)

夏の移籍市場の始まりが近づき、アーセナルの夏の売買の噂も活発になってきている。アーセナルの予算は比較的限られているようで、何人かアーセナルはファーストチームの選手を放出せざるを得ないのではないかとの声も上がっている。多くのサポーターがそれならば、と候補の筆頭に挙げるのがシュコドラン・ムスタフィだろう。

ムスタフィは、アーセナル歴史上最悪の獲得だったともいえるかもしれない。これは少し残酷に聞こえるかもしれないが、彼の価格を考えてみなくてはならない。彼より移籍金が高いのはエジル、ラカゼット、オーバメヤンのトリオだけだ。

ムスタフィが2016年にバレンシアから移籍してきた時点では、なんと彼は史上3番目に移籍金の高いDFだった。この夏はアーセナルにとって良い夏だったとは言えない。

同じような額をアーセナルはジャカに支払い、合わせて20M以上をルーカス・ペレスとタクマ・アサノに支払っているのだ。だが、彼らはムスタフィほどの鮮烈な印象は残していない。

彼の直近のパレス戦でのミスは、数あるうちの一つに過ぎない。彼のアーセナルのキャリアはポカで彩られている。アーセナルファンの間では、”ムスタフィする”が動詞として、ミスをするという意味で使われるようにまでなってしまった。

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それにもかかわらず、彼はアーセナルで常にレギュラーのポジションでプレイしてきた。今季ここまで、ムスタフィより先発出場が多いのはオーバメヤンただ一人だ。彼はミスを犯し続けるが何故かポジションは守り続ける。彼のメンタルはほとんど称賛に値するともいえる。

ベンゲル、そして今年のエメリが頼りになるとは言えないムスタフィを使い続けるのにはいくつかの理由がある。まず、彼はほとんど怪我をしない。彼は、アーセナル守備陣で数少ない、一週間に3試合をこなしても平気な選手なのだ。

そして、彼はポジション的に融通が利く。3バックでも4バックでもこなしてみせるし、右サイドバックでさえプレイすることが出来る。そして、その大部分の間、彼は悪くないプレイを見せる。彼は特にアグレッシブでも技術的に秀でているわけでもないが、プレイ時間の90%くらいの間は満足のいくプレイを見せる。だが、時折見せる狂気のせいでそれは台無しになる危険を常にはらんでいる。

ある意味では、ムスタフィの安定した不安定さは、アーセナルの立ち位置を示しているともいえる。アーセナルにはワールドクラスの選手があまり多くは在籍していない。なぜなら、現状アーセナルはワールドクラスのクラブではないからだ。

前述のオーバメヤンなどのスーパースターを除けば、アーセナルの大部分は”惜しい”選手たちで構築されており、それぞれあと一歩でワールドクラスには及ばない選手たちだ。

ムスタフィももちろんその一人で、彼も才能がないわけではない。バレンシアでは輝いていたし、W杯を制覇したチームの一員だ。しかし、彼の能力は常に彼の自滅的な性質により足を引っ張られてしまう。

問題は、ミスをするということ自体ではない。全力で挑戦した結果ミスをする選手に対してはアーセナルファンも寛容になるだろう。ムスタフィは自身のミスの際にチームメイトを責めることが非常に多い。

アーセナルファンの忍耐も限界に近づいてきている。恐らく、ムスタフィのアーセナルファンの間での評判はもう引き返せないところまで来てしまっている。ここからどんなプレイを見せても、ファンの信頼を勝ち得ることはできないだろう。

エメリに公平を期して言えば、彼はムスタフィを出来るときには起用しないように努めてきた。3バックのファーストチョイスにムスタフィは含まれていないし、もしロブ・ホールディングのケガがなければ、ムスタフィの出場時間は大幅に減っていただろう。

来季は、ムスタフィが先発出場することはなくなるべきだ。クラブは損切りをし、先に進むべき時に来ている。そうすれば、どれほどムスタフィがミスを犯したとしても、それはすでにアーセナルの問題ではなくなるのだから。

(Source:
https://www.unibet.co.uk/blog/mustafi-a-bad-joke-that-has-gone-stale-1.1170628 )

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