アーセナルがプレミアリーグでトップ4入りできる3つの理由

オリジナル

パレス戦を受けて悲観的なムードに包まれているアーセナル界隈ですが、まだ4試合残っているということで、見つかりうる限りのポジティブな要素を、海外記事風につづってみました。

アーセナルは大事な試合に強い

Embed from Getty Images

アーセナルのトップ4入りを悲観視する人々が最も大きな理由として挙げるのが、アーセナルのアウェイでの弱さである。だが、今シーズンを振り返ってみればわかる通り、アーセナルがすべてのアウェイ戦で勝負弱かったわけではない。

現状アーセナルのアウェイの調子の悪さは精神的なものという以外に論理的な説明がつかないが、それを裏付けるかのように、アーセナルは絶対に負けてはいけない、と思えるような試合では良いパフォーマンスを見せられている。

リバプールとマンチェスター・シティには地力で押し負けたものの、チェルシー、スパーズ、ユナイテッド相手のアウェイ戦では素晴らしいパフォーマンスを見せており、そこには”アウェイに弱いアーセナル”の姿はなかった。

また、ヨーロッパリーグでここまで勝ち進んでいることからもわかるように、近年のアーセナルはカップ戦に非常に強い。一発勝負であれば気負いすることなくその実力を発揮できることもあるのだ。

であるとすれば、アーセナルにとってのプレミアリーグ残り4試合は、使い古された表現ではあるが、毎試合毎試合がカップ戦決勝のようなものである。

これらの試合に対して選手たちが集中を欠くというような事態は考えづらく、もしアーセナルがアウェイでも本領発揮することが出来れば、CL出場権獲得ラインとされる残り4戦のうち3勝も十分可能だろう。

ライバルも万全ではない

Embed from Getty Images

アーセナルファンは往々にして、アーセナルのパフォーマンスに悲観的になる傾向があるが、冷静に考えてみてほしい。現在アーセナルは4位で、トッテナムは3位、チェルシーが5位、ユナイテッドは6位なのだ。この4チームの勝ち点の差はほとんどない。

つまり何が言いたいのかというと、これらの4チームは大体同じくらいのレベルのチームなのだ。したがって、もちろんアーセナルが下位相手に取りこぼす可能性があるのは確かだが、数字上は、同じくらいの確率でトップ6のライバルたちも勝ち点を落とす可能性があるということである。

象徴的なのが今日行われたチェルシーvsバーンリーの一戦で、チェルシーがやすやす勝利を収めるだろうと思われていた一戦で引き分けに終わってしまった。このように、アーセナルは残りを2勝1分1敗、チェルシーとトッテナムは全部勝つだろうからトップ4は無理だ・・・のような逆捕らぬ狸の皮算用をする必要は全くないのだ。

最近のトッテナムとユナイテッドは大きく失速しているし、チェルシーはユナイテッド戦と、アーセナルと同じくレスターアウェイを残している。ヨーロッパ大会と同時並行でプレミアリーグを戦わなければならないという条件も、チェルシーとトッテナムに関してはアーセナルと同じだ。

アーセナルが有利とまでは言えないが、どちらにせよ、仮にアーセナルが残り4試合を3,4勝ペースで終えられなかったとしても、タイトな争いになることは必至であり、十分に可能性は残されているといえる。

我々はアーセナルFCである

Embed from Getty Images

アウェイでの不調も、監督が代わったばかりで転換期にあることも、怪我人も、いったん脇に置こう。我々はアーセナルFCなのである。

チャントにも歌われる通り、We are by far the greatest team the world has ever seen.(我々は断トツで世界一のチーム)なのだ。もちろん、現状でアーセナルの戦力が世界一どころかイングランド一などというつもりはないが、それでも未だにヨーロッパの大会でベスト4に進出し、プレミアリーグのトップ4を争っているチームなのである。

そのようなクラブが、ウルブズアウェイやレスターアウェイの試合を勝てる気がしないと考えるのはいささか奇妙だといえる。簡単な試合ではないだろうが、怪我人が多いとはいえメンバーがそろっていないわけではない。

疲労がたまっているとはいえいまだに国内最高峰のCBの一人コシェルニー、先日の記事でも判明した通り、リーグトップクラスのGKレノ、世界最高のプレイメイカーエジル、そしてプレミアリーグ得点王を争うオーバメヤンを擁するチームが互角以上の戦いを見せられないはずがない。

そして、加えて言えば、ウルブズ、レスター、バーンリーはCL出場権争いにも降格争いにも参加していないという点も有利に働くだろう。彼らには全力を振り絞ってアーセナルを倒しに来るそこまで強い理由はないのである。

以前のアーセナルは、追いつめられると強いチーム、CL出場権は絶対に逃さないチームだった。新将エメリの元生まれ変わったアーセナルの土壇場での4位力にも期待しようではないか。

広告