選手採点 vs クリスタル・パレス(H)

オリジナル, 選手採点

先日、アーセナルファンがあまりアウェイアウェイ騒いでいるとホームで衝撃の敗戦!みたいなのもありそうなので油断できません。と盛大にフラグを立てていたのだが、きっちり回収されてしまった。ナポリ戦からあまり間隔があいておらず、疲れもあったとはいえトップ4レースの行方に影を落とす結果となった。

正直なところ、精密な分析家として知られるエメリが何故ここまでザハ擁するクリスタル・パレスを侮ったスタメンで臨んだのか少し理解に苦しむ。

GK レノ 7

アーセナルが喫した3失点のうちどれもレノに何かできたとは思えない。試合があるたびにレノ神!と言っている気がするが、今回の試合もその例にもれず、素晴らしいセーブを見せた。特にクヤテのシュートを止めたシーンは神懸っていた。もしかするとヨーロッパでも1,2を争うレベルでダブルセーブが上手いのではないだろうか。一度目のセービング後から次のセーブへとうつるスピードが凄まじい。

後述のムスタフィのミスのシーンでも、ザハのシュートを止めきれなかったものの手に当てていたのには全米が涙した。

DF コシェルニー 6

流石に試合数が多すぎてお疲れ気味だったが、肝心なところでソクラティスの兄貴が出場停止になってしまったため、今日も出張らざるを得ないことになってしまった。及第点の仕事はこなした。だが、これからはソクラティスが帰ってきてもコシェルニーを休ませる=ムスタフィ出場になってしまうので、いったいどうすればいいのか。あと一か月コシェルニーは持つのだろうか。

マヴロパノス 4

出番が得られた時のお決まりになりつつあるが、まだまだ粗削りなところを見せてしまい、不用意なファウルから失点の起点となったフリーキックを与えてしまった。しかもイエローカードをもらってしまったため、ハーフタイムに退いた。前に進まないアーセナルに業を煮やして一度ドリブルで持ち上がり、シュートまで持っていったシーンは良かった。(シュート精度はあまりよくなかったが。)まだ若いことだしこれからどんどん経験を積んでいってほしい。

ムスタフィ 1

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通常の場合、どんなに良くないプレイを見せる選手に対しても、そこまで感情的になることはないのだが、今回は流石にひどすぎる。

3失点目のシーンでマークを見失ったりと、まず基本的に守備に穴をあけることが多かったのに加え、またしても、ころころと転がっており、到底レノが出てこられるわけがない速度のボールを相手とボールの間に体を入れて守ろうとしたところを簡単にザハに入れ替わられて得点を決められる、という凄まじい判断ミスを犯してしまった。そして、仕上げとばかりにダイブからイエローまでもらった。そろそろ歩くパルプンテから歩くじばくに改名せねばなるまい。

過去にもアーセナルには守れないCBは星の数ほどいたが、ムスタフィがやりきれないのは不要なスライディングや何故かマーカーを見送ってしまう、など技術やフィジカル面ではなく完全に判断ミスから失点に直結することが多い点だろう。

また、どんなに明らかに自分のミスでも失点後にいつも人を責めるような素振りを見せる点も心証が悪すぎる。とりあえずリヒトシュタイナーとソクラティスと3人で二泊三日くらいで山に籠って叩き直されてきてほしい。

ジェンキンソン 3

物凄く良いやつで、アーセナルを心の底から愛しているのは間違いないのだろうが、やはりアーセナルのトップチームでプレイするレベルには達していない、というのを露呈してしまった。ベンテケをオンサイドにし、一失点目の原因となってしまった。また、走れてクロスもあげれなくはないし、守備もそこそこにできるのだが、スペースを与えてくれない堅い守備が相手の場合に攻撃で出来ることがなさすぎる。

コラシナツ 5

最近クソクロサー化が著しいコラシナツだが、今日もその例にもれず、一本良いシュートを放った以外はあまり見せ場が作れなかった。駆け上がって味方に届かないクロスを上げて駆け戻って相手を突き倒してファウルするサイボーグみたいになりつつある。

MF エルネニー 4

前半はまさにエルネニー、といった感じで、ボールを失わないこと以外は何もできていなかった。ベンチや周囲、観客もバックパスや横パスの多さにフラストレーションをためていたようだが、正直これはもう仕方ないだろう。エルネニーを使った時点でこうなることは予測がついており、エルネニーが急にピルロのような縦パスを入れ出すはずがないのだから、もしエルネニーがそのようなタスクを担わなければ攻撃が進まないようなメンバーだったのだとすればそれは人選ミスのような気がする。

後半イウォビとナイルズが入ったことで攻撃を前に進める負担が減り、プレイは大分改善された。

ゲンドゥージ 4

エヴァートン戦を見てゲンドゥージとエルネニーのペアはダメだな、とエメリ監督は思わなかったのだろうか。重たいのは髪の毛だけで守備が軽すぎるし、いつものような積極的なプレイもあまり見られず、少し壁にぶち当たってしまっているように見える。

ゲンドゥージ、エルネニー、ジェンキンソン、マヴロパノスあたりは前半終了時点では大分火の手が上がっていたので今日負けたらこれは絶対叩かれるだろうな、と思ったが、ムスタフィが全てを焼き尽くしてしまったので事なきを得た。(得てない。)

エジル 6

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トレードマークとなっている変態的なたたきつけるシュートから一時は流れを変えたかに見えた同点弾を決めた。決めたのだが、前半はボールを前に進められる選手が少なすぎたため下がってきてのプレイが多かったし、より自由になった後半も得点以外は絶対的な活躍が出来たとは言えなかった。とはいえ、一点決めているのに責められるのは酷な話だろう。

FW ラカゼット 6

特に前半消極的だったアーセナルのチームメイトを横目に献身的に走り回り、一人気を吐いた。得点はならなかったが、エジルへのパスは素晴らしかった。

オーバメヤン 6

いつものオーバメヤンらしいパフォーマンスで、試合から消えている時間も多かったが、ふらっと現れては完全に独力で一転素晴らしいゴールを決めてみせた。アグエロやサラーと並んでプレミアリーグ得点王争いトップタイに躍り出た。本来であればエジル、オーバメヤンの得点でアーセナルが勝利!となっていてもおかしくなかったのに・・・

交代選手

イウォビ 5

イウォビが入ったことで一気に攻撃が活性化したことは間違いなく、もっと高得点を付けてあげたいのだが、絶好機を外してしまった。一度や二度であれば、こういう日もある、で済まされるが、流石に決定力がなさすぎるような気がする。何故ゴールの目の前に立つと優しさがあふれ出してしまうのか。外してもいいのでとりあえず思いっきり打つことを心がけて見て欲しい。

ナイルズ 7

イウォビと並んで流れを変えることに成功し、攻守両面で大きく貢献した。頼もしくなったものである。

トレイラ 6

インターセプトやタックルが目立つことが多く、恐らく攻撃性能でも現状のアーセナルのチームではラムジーの代役として最も近い能力を備えているのがトレイラだろう。得点力は全く及ばないが、基本的な技術はしっかりしているし前線への駆け上がることも出来る。

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