選手採点 アーセナル vs バーンリー(A)【プレミアリーグ 2020-2021 第27節】

選手採点

GK

レノ: 7

失点場面はレノにも責任があると見る向きもあるとは思うが、個人的には今のアーセナルの方針的にレノがあの場面でロングボールを蹴らずにジャカにボールを出すのは責められないと思う。

ダイレクトではたけば右サイドに通すことも出来るタイミングだったし、もしどうしても無理だと判断すればジャカのところで蹴りだす、あるいはレノに下げて蹴りださせる、という選択は一応可能で、ジャカにレノがボールを出した瞬間に失点/ボールロストが確定、というほどの場面ではなかったように感じる。

その後は二本素晴らしいセーブを見せチームを救った。

DF

チェンバース: 7

恐らく高さ対策としてだと思うが、まさかの右サイドバックとしてのスタメンとなった。全体的に悪くなかったし、懸念だったファイナルサードのプレイも、何本か『こんな弾道のクロス蹴れたの!?』という良い感じのクロスを見せ、なかなか良かった。

もともとローン先では中盤を務めることもあったことも考えると、今のアルテタのシステムにおける右サイドバックとしてはもしかすると中々適任かもしれない。

ビルドアップへの貢献度が高められば本格的に正右サイドバック争いに参戦するかもしれない。

ルイス: 7

特にミスもなく、ソリッドなパフォーマンス。

マリ: 7

9回中7回の空中戦勝利を記録。バーンリー相手だったが、やはり流石の強さを見せた。

ティアニー: 6

悪くはなかったが、いつもと比べると比較的静かな一日だったか。ただし、試合終盤にはペペにチャンスを作り出した。

MF

パーティ: 6

何本か良いパスも見せたものの、後半は特に勢いが失われ、やはりまだ100%のコンディションではないのか、シーズン序盤ほどの圧倒的な所は見せられなかった。

ジャカ: 5

アーセナルのスタイル的に、このような形からいずれ失点が生まれるのはある種仕方ないところではあるので、ジャカ個人を責め立ててもしょうがないとは思うが、しかし結果的にこのミスが試合を左右してしまった。

レノからパスが出た時点でかなり厳しい状態だったのは事実だが、かといって既にレノの項で書いた通り、ダイレクトではたくなり、かっ飛ばすなり、やりようはあったとは思う。

ウーデゴール: 6

試合前半は何度か良い場面を作ったが、アーセナルがその後勢いを失うのに伴って目立たなくなった。これがウーデゴールが輝けなくなったからアーセナルの攻撃が迫力を失ったのか、あるいはその逆なのかは難しい所。

FW

ウィリアン: 6

前節ほどの輝きはなかったものの、やはり峠は越えたというか、かつてと比べてかなりエネルギッシュにプレイできているように感じる。とはいえ、今回の試合では違いを作ることはできなかった。

実質オーバメヤンのソロゴールのようなものだが、一応アシストもゲット。

サカ: 5

前半に何度か良いチャンスを逃し、そしてフラストレーションが溜まったのかイエローカードをもらったりとサカの日ではなかった。

今季のサカがあまりに素晴らしすぎるので目立って感じるが、まだ10代の選手であり、本来時折はこういう日があるのも当然といえば当然だろう。

オーバメヤン: 7

得点期待値的には一番低そうなチャンスを華麗に沈めて見せた一方で、他にも多くあったチャンスを決めきれなかったのには悔いが残る試合となった。

とはいえ、もともとオーバメヤンはこのように、山ほどチャンスに顔を出してそのうちのいくつかを決める、というタイプの選手ではないか、という気はする。

交代選手

ラカゼット: 6

何故か久々にトップ下を任されたが、悪くはなかったと思う。先発からラカゼットトップにオーバメヤン左という形でも良いような気がするのだが、スタメン出場が減っているのはもしかして夏の移籍を見据えていたりするのだろうか。

ペペ: 6

疑惑の判定がなければPKを獲得していたはずだし、後半のアーセナルで最も危険な選手だったが、一本ティアニーからのグラウンダーのボールを何故かほぼ空振りしてしまったのは切なかった。

その後惜しくも相手の肩にブロックされた良いシュートを放ったが、絶対あっちの方が合わせるのは難しかったはずなのにクリーンヒット出来ていた。

(セバージョスは出場時間が短いため採点なし)

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Posted by gern3137