選手採点 アーセナル vs シェフィールド・ユナイテッド(H) プレミアリーグ2023/2024 第10節

選手採点

今季初の採点10をさらったのは覚醒のエディー・エンケティア。そして冨安健洋もアーセナルで初ゴールを記録。

GK

ラヤ: 6

ほとんどシェフィールド・ユナイテッドがチャンスを作った場面がなかったため、守備面での仕事はあまりなかったが、ひとつ素晴らしいロングキックからマルティネッリへのアシストか、という場面を演出した。

DF

ホワイト: 7

他の守備陣の選手と同じく、守備の仕事はそこまでなかったが、いつも通りの安定感のあるパフォーマンス。おしゃれルーレットとあわやスーパーゴールという長距離からのボレーシュートを披露。

サリバ: 7

シェフィールド・ユナイテッドの攻撃陣を全く寄せ付けなかった。

キヴィオル: 7

ガブリエルに代わって先発となったが、ソリッドだった。もしかすると今後もアーセナルが多くボールを持つことが予想されるような試合では左CBとして起用されることがあるだろうか。

ジンチェンコ: 7

最近は若干不安定な試合もあったが、今日の試合では全く問題なかった。アーセナルのボールを持つ時間が長く、かつライスのアンカー一人構成だったため、昨季のように縦横無尽なポジショニングで時々右サイドにまで顔を出していた。

MF

ライス: 8

中盤を完全に制圧しただけでなく、アシストも記録。一試合一試合のパフォーマンスもそうだが、調子に波が全くないのは素晴らしい。

ハヴァーツ: 6

プレイスタイル的にもともとボールタッチがそこまで多くなるタイプの選手ではないが、それにしても今日の試合では最後の惜しいチャンスを除けばあまり見せ場は作れなかった。パフォーマンスが悪いというわけではないのだが、流石にそろそろもう少しアシストや得点を記録していきたいところ。

スミスロウ: 7

ウーデゴールがフィットネス上の問題を抱えていたこともあり、先発に抜擢。ほんの少し前までは控えとしてもネルソンやビエイラよりも序列が下という扱いですらあっただけに、この短期間でプレミアリーグ先発するまでになるとは、やはりサッカーは何が起こるかわからない。

前半は少し試合には入れていない様子もあったが、時間がたつにつれて存在感を増した。調子は悪くなさそうで、コンディション的には以前のレベルに戻っているように見える。

FW

サカ: 7

得点こそ同じくユース出身のエンケティアに譲ったが、少しずつコンディションは上がっているように見えた。また、中盤の配置の影響か、普段よりも流動的なポジションチェンジが増え、何度か左サイドにも顔を出していた。

マルティネッリ: 8

存在感を見せ、何度か惜しい場面があっただけに得点が決まらなかったのは少々アンラッキーだった。

エンケティア: 10

一点目は素晴らしいファーストタッチから、二点目はこぼれたボールを見逃さず、かつ相手のブロックを避けてゴールの上隅に叩き込む天性のストライカーの素質を備えたエディーらしい形から、そして三点目は自信がFWに与える影響を象徴しているかのような、エンケティアのキャリア通して初のミドルシュートでの得点を挙げ、ハットトリックを記録。

ジェズスが怪我により数週間程度離脱となる見込みのようだが、単にハットトリックを成し遂げただけではなく、どれも素晴らしい形でのゴールだったことは、大きな自信につながるのではないだろうか。

交代選手

トロサール: 7

動きは非常によく、かなり調子はよさそうだった。

冨安: 8

試合の最後の最後でついにアーセナルでの初ゴールを記録。ピッチ上の選手たちだけでなく、ベンチに下がっていたサカやライスまで、立ち上がって祝福しており、チームメイトが非常に嬉しそうだったのが印象的だった。

(ネルソン・ビエイラ・エルネニーは出場時間が短いため採点なし。ビエイラは自身が獲得したPKから得点を挙げ、またエルネニーは久々の出場で冨安へのアシストを記録。)

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Posted by gern3137