選手採点 アーセナル vs エヴァートン(A) プレミアリーグ2023/2024 第5節

選手採点

スコアは辛勝ながらもついにジンクスを打ち破り、グディソンパークで6年ぶりの勝利!

GK

ダビド・ラヤ: 7

アーセナルデビュー戦で好パフォーマンスを見せた。エヴァートンがアーセナルのゴールを脅かす場面がほとんどなかったこともあり、セービングに関しては仕事がほぼなかったが、全体的な落ち着きは好印象かつラムズデールとは対照的で、前評判通りの流石の中長距離のボールの精度も見せた。

アルテタは試合後、GKも他のポジションと同じようにローテーションしていくつもり、といった旨のコメントを残していたが、この後GKがどうなっていくのかは今季のアーセナルの再注目ポイントの一つになりそうだ。

DF

ホワイト: 7

もはやCBが本職なのかサイドバックが本職なのかよくわからないレベルで高い水準のパフォーマンスを見せているが、今節も安定していた。基本的にプレイにほとんど波がないところはかつてのモンレアルを彷彿とさせるところもあり、ミスター安定感をそろそろ襲名するかもしれない。

サリバ: 7

他の守備陣の選手と同じく、そこまで守備機会は多くなかったが、圧倒的なプレイで相手を寄せ付けなかった。パスも105本を記録。

ガブリエル: 7

相手のストライカーがCBと1対1を挑まなくてはならない場合に、サリバではなくガブリエルを相手取ることが比較的多いが、今日もどちらかというとベトの相手をする機会が多かった。ただ、それを全く問題にせず、押さえ切った。対戦相手からしたらサリバあるいはガブリエルとのフィジカルバトルを制さなくてはチャンスに繋げられない、というのは非常にやりにくいにちがいない。

ジンチェンコ: 7

素晴らしいパスを何本か見せ、相変わらずのビルドアップへの貢献だが、緩めの守備も披露、とまさにいつも通りのジンチェンコ、といった感じだった。

MF

ライス: 8

特に前半、ボールを受ける際の判断などで不安な場面はあったが、フィジカルに長けたエヴァートンの中盤をものともせず、ほぼ独力で中盤を制圧した。また、アーセナルがボールを失った際のライスの後ろに戻るスピードは目を瞠るものがある。

ビエイラ: 7

悪くはなかったが、マルティネッリが居なくなったことで少し左サイドのバランスが悪くなってしまい、その影響を受けてしまった印象。どちらかというと、交代出場時のように、何が何でも攻撃を仕掛ける、というオープンな展開の方が輝けそうではあった。

ただ、プレミアリーグ屈指のフィジカルチームに仕上がっているエヴァートンにフィジカル面でそこまで苦戦する様子はなかったのはポジティブで、特に問題なくプレミアリーグでも今後も期待できそうだ。結果的にその前のプレイがオフサイドではあったが、マルティネッリへの幻のアシストは素晴らしかった。

ウーデゴール: 7

ひとつ絶好のチャンスを決め切れなかった場面はあったが、キーパス数3を記録、積極的なプレスでチームを引っ張った。

FW

サカ: 7

今季序盤は昨季のピークと比べると少し静かなパフォーマンスが続いているが、それでもトロサールへのアシストを記録。これで5試合で2ゴール2アシストと順調に数字を伸ばしている。

マルティネッリ: 採点なし

エンケティアがオフサイドだったため取り消されてしまったが、幻の素晴らしいゴールを決めたが、その直後の場面で怪我をし、前半の早い時間で交代となってしまった。

その後の試合展開的にマルティネッリが居れば、と思う場面も多かったので、軽傷であることを祈りたい。

エンケティア: 6

ジェズスをベンチに置いてのスタメンとなったが、守り切る構えのエヴァートン相手に少々苦戦した。

交代選手

トロサール: 7

マルティネッリに代わる形で左サイドで出場。トロサール一人が悪いというわけではないのだが結果的に左サイドがジンチェンコ、トロサール、ビエイラ、という構成になり、かつ左サイドで流動的にポジションチェンジを行うのを得意とするジェズスもいなかったため、縦に走ったり、よりダイレクトなプレイでゴールを目指すマルティネッリの不在が少し痛く感じられた。

ただし、そこは流石のトロサール、持ち味の得点/アシスト力は今日の試合でも発揮、素晴らしい決勝点を挙げ、チームを勝利に導いた。

ジェズス: 6

そこまで大きなインパクトは残せなかったが、何度か相手の脅威となる場面はあった。今後調子を上げていってほしい。

(冨安とハヴァーツはプレイ時間が短いため採点なし)

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Posted by gern3137