【インタビュー】サリバ-ファンとチームの一体感と雰囲気の良さ

インタビュー

今季プレミアリーグの全試合で出場するなど、絶対的なスタメンの座を勝ち取り、アーセナルの今季の躍進の原動力の一人と言っても良いウィリアム・サリバだが、3年にわたりエミレーツスタジアムを離れていたローン期間中も、常に子どもの頃の憧れのクラブだったアーセナルでプレイすることを夢見ていた、と語っている。

サンテティエンヌやニース、マルセイユでのローンを経て彼がまだ8月に今季デビューを果たしたばかりだというのは信じるのが難しいくらいだが、彼はローン期間は自身の成長に役に立ったが、ついにアーセナルの歴史に名を刻むべ時が来たと考えているようだ

『若い選手には出場機会が大事だからね、ミスを繰り返して成長できる環境が必要だった。だからローンに出たのさ。良い経験だったし、ワンランク上の選手としてアーセナルに帰って来られたと思う。

ローンの前の時点では、アーセナルでまだ1分もプレイしていない、というのは常に頭にあったよ。こんな素晴らしいクラブに所属して、一分もプレイすることなくさることは出来ない、と思っていた。だからこそ常にアーセナルに帰ってプレイする気でいたよ。

もちろん、今季が始まる前から毎試合プレイしたいと思ってはいたけど、実際にどうなるかはシーズンが始まってみないと分からなかった。僕はハードワークをしたし、チームの皆も助けてくれたね。こうして毎試合先発を勝ち取れているけど、まだ終わったわけではない。今後もハードにトレーニングを続けるよ。ベンチに座っている選手のレベルも高いからね。今のチームには良い競争がある。

アーセナルでは勝ち取れるものすべてを勝ち取りたいと思っているよ。全てのタイトルを獲って、アーセナルにかつてのような栄光を取り戻すんだ。

もちろん、プレミアリーグも優勝したいと思っている。僕個人としても今まで一度もリーグ優勝をしたことはないからね。毎日ハードワークさ。

だけどまだ試合は多く残っているから、簡単にはいかないだろうね。

でもそれがプレミアリーグだし、何が起きても諦めずに集中していきたい。』

アルテタはプレシーズンでのサリバを見て、ローンを経て彼がどのような選手に成長したかを即座に悟っただろうが、サリバはアルテタの情熱がサリバ自身とチームにとってとてもポジティブだと感じているそうだ。

『試合中にも見えると思うけど、練習でも監督は同じだよ。彼はこの仕事を愛しているし、そういった監督と共に仕事が出来るのは良いことだ。彼は試合前の話が上手いし、チームのテンションの持って生き方も上手い。彼が僕らを信じてくれているというのが見て取れるしね。

監督だけじゃなくて、僕らは若いチームだけど多くのリーダーがいる。皆コミュニケーションにためらいはないし、もし誰かがミスをしたら皆それを指摘できる、皆がお互いのことを理解していて、きちんと話が出来る良い環境だよ。

セレブレーションするのを見てもらえればわかるかもしれないけど、僕らは本当に仲が良いんだ。一緒にプレイできてうれしいし、だからこそ今のようなプレイが続けられる。

敗けたり引き分けたりしたって、ずっとポジティブで、良いメンタリティでいられるね。だからこそ、アストンヴィラ戦のような試合でも勝利出来たと思う。』

また、サリバに関しては今季サポーターからのオリジナルチャントも歌われているが、これはサリバにとっての大きなモチベーションとなっているようだ。

『初めて自分のチャントを聞いた時から、本当に嬉しく思っているよ。もちろん集中しないといけないから、試合中にニヤニヤするわけにはいかないけど、本当に最高だね。

雰囲気の違いは感じることが出来るし、ファンのサポートのおかげで自信をもってプレイできるし、プレイの質もすごく上がると思う。もちろん、今季プレイするのが初めてだけど、今季は特に去年までとは違う、って言われているね。僕らはファンをハッピーにするためにプレイを続けるだけさ』

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Posted by gern3137