選手採点 アーセナル vs アストンヴィラ(H) プレミアリーグ 2022/2023 第23節

選手採点

首位奪還。トンネルを抜けたアーセナル。

GK

ラムズデール: 7

2失点目は逆を突かれてしまったものの、試合終盤何とかポスト当てるビッグセーブでチームを救った。

DF

ホワイト: 7

アーセナルの他の選手たちと同じように、前半はあまり良いパフォーマンスではなかったが、後半は改善、試合を通して何度かオーバーラップから良い形を作った。

サリバ: 7

一失点目の場面はもう少しタイトに対応できたかもしれないが、それ以外の場面では安定していた。ウーデゴールが倒れ、サカが少しヒートアップしていた場面では真っ先に参戦していた。

ガブリエル: 7

自ボックス内で良いタックルを一つ見せ、また逆に相手ボックス内で得点に迫る場面もあった

ジンチェンコ: 7

試合を通して少しボールを持ちすぎてしまう場面は目立ち、またシティ時代を通しても一点も決められていないことから、ミドルシュートもあまり見込みを感じさせなかったが、後半一段ギアを上げ、かつコーナーから素晴らしい中距離のシュートを沈め、これが値千金の同点弾となった。

MF

ジョルジーニョ: 8

もちろん機動力や敏捷性ではパーティに及ばず、その分被カウンター時などにはピンチとなってしまう場面も今後あるだろうが、一方で、前線へのスルーパスの精度などは素晴らしいものがあり、総合的に見てタイプこそ違えど十分パーティの控えとしてアンカーが務まる一線級の選手を冬に加えられたのはアーセナルにとって非常に大きなものと言えそうだ。

多少の幸運もあったが、アディショナルタイムにスーパーミドルから逆転弾(判定としてはマルティネスのオウンゴールとはいえ)を挙げた。

ジャカ: 6

アーセナルの全体の傾向でもあったが、前半はあまりぱっとせず、後半は改善された。後半ジャカに代えてビエイラ、というかなり攻撃的な交代が見られたが、ビエイラのこの位置での起用は継続して試されるオプションなのかは少し興味深い。

ウーデゴール: 8

とんでもない大チャンスを一本外してしまったため、心象としてはそちらに引きずられてしまうが、結果的にそれは試合を左右するシュートミスとはならず、総合的なパフォーマンスで見ればチャンス創出数7と一人でアストンヴィラ全体を上回るチャンス創出を記録するなど、素晴らしいものだった。

FW

サカ: 8

試合のかなりの長い時間を痛みに耐えながらプレイしているようにも見えたが、それでもとんでもないボレーでの得点を挙げ、9ゴール8アシストとプレミアリーグ二けた得点二けたアシストが見えてきた。

試合の終盤は痛みを感じている様子も減っていたので、次の試合には問題がないことを願いたい。

エンケティア: 6

ポストを叩く場面はあり、ウーデゴールへの絶好機も演出するなど、総合的なパフォーマンスはやはり悪く無いのだが、そろそろ得点を決めるのが見たいところだ。

トロサール: 6

最近マルティネッリがそこまで思うような活躍を見せられていなかったこともあり、先発に抜擢。対戦相手のスタイルとの相性もあり、悪くはなかったが、今後も左サイドはトロサールに任せていこう、と思わせるほどのパフォーマンスではなかった。

交代選手

マルティネッリ: 7

ベンチからのスタートとなったが、活き活きとプレイし、持ち前のスピードを活かしてがら空きのゴールにチームの4点目を沈めて見せた。どちらが先発のクオリティを備えているか、という議論はまた別として、マルティネッリはベンチから登場させるのに向いた素質は備えてはいるように見える。

冨安: 7

前節はスタメンだったが本日はベンチ、ホワイトに代わって後半に登場。安定したパフォーマンスだった。今後のこのポジション争いがどうなっていくかは興味深い。

ビエイラ: 7

ジャカに代わって登場。試合から消えることも多いがファイナルサードでの仕事は果たす、というMFとしては少しユニークなタイプの選手で使いどころは難しそうだが、そのファイナルパスの精度は確かで、マルティネッリの得点をアシストした。この際に、GK不在だったため、得点前、シュート前どころかスルーパスがマルティネッリに届いた段階で既にセレブレーションする、という荒業を披露。

(ホールディング、ティアニーは出場時間が短いため採点なし。ティアニーの出場機会が非常に限られてしまっているのは少し心配ではある。)

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Posted by gern3137