データとグラフィックで見るアーセナル vs リバプール
試合の概要と流れを示すグラフィック
xGは2.9対0.9とアーセナルが大きく上回り、アーセナルの3得点はほぼ順当だった一方で、リバプールは決定力が光りました。
試合時間の経過に伴う互いのxGの推移。
それぞれのチームのシュートマップ。丸が大きければ大きいほど、得点可能性の高いシュートであることを示します。黄色で示されているのが実際の得点。
ファイナルサードのタッチ数の割合の推移。こうしてみるとリバプールもファイナルサードでのタッチ数はかなり多く、アーセナルもシュートまでは持ち込ませなかったものの、ボールを進められはしていた。後半開始~75分ごろまでの、優勢だった展開にきちんと2点決められたことが大きかったか。
個別のデータの解説
アーセナルの平均シュート距離: 13.8
これは今季のアーセナルでは2番目に低い数字で、ゴールから近い位置でシュートが打てていました。
リバプールのシュート数: 8
これはリバプールの今季最少。リバプールのシュート数がここまで少ないのは、昨季10月のマンチェスター・シティ戦(6本)以来の事。またモハメド・サラーのシュートは1本のみで、これは昨季のバーンリー戦以来の少なさ。
今季ここまでのアーセナルの一試合当たりの平均得点数: 2.56
アーセナル史上最多の平均得点数を記録したのは2.28の04/05シーズン。今季ここまではこれを大きく上回るペース。
アーセナルのボックス内でのボールタッチ数: 41
リバプールがここまで多い回数のボールタッチをボックス内で許したのは2019年11月のマンチェスター・シティ戦以来、なんと3年ぶり。
サカとマルティネッリの圧巻のパフォーマンス
サカ
シュート数: 4
ゴール: 2(xGも2.0)
プログレッシブキャリー: 5
ボックス内でのボールタッチ数: 8
プログレッシブパスを受けた回数: 6
ドリブル突破数: 3
プレス数: 15
マルティネッリ
シュート数: 2
ゴール: 1(xGは0.6)
プログレッシブキャリー: 9
ボックス内でのボールタッチ数: 10
プログレッシブパスを受けた回数: 10
ドリブル突破数: 2
プレス数: 18
キーパス: 1
プログレッシブパス: 3
xGで見るプレミアリーグ順位表
横軸が記録している一試合当たりのxG、縦軸が被xG(つまり、得失点のxG版のようなもの)。マンチェスター・シティがとんでもない数字を残しているのを除けば、アーセナルも順当にリーグトップクラスの数字であり、今の順位が偶然ではないことがわかる。
スコットさんのツイッターアカウント:
Arsenal 3 (2.9)-(0.9) 2 Liverpool pic.twitter.com/ppUjyKNajD
— Scott Willis (@oh_that_crab) October 10, 2022
source(当該サイトの許可を得て翻訳しています):
ディスカッション
コメント一覧
毎日記事拝見しています!
アーセナルが好きでこのブログにたどり着いたのですがこの記事のように、サッカーへの理解が深まるコンテンツなど、想像以上に楽しませていただいてます
毎日の更新大変かと思いますが、是非今後も頑張ってください
楽しみにしています!
ありがとうございます!!!