選手採点 アーセナル vs トッテナム(H) プレミアリーグ 2022/2023 第8節
選手採点
ノースロンドンダービーで勝利を収めたアーセナルが首位を堅持。
😍 Enjoy that one, Gooners?
— Arsenal (@Arsenal) October 1, 2022
🍿 Watch the action all over again…
📺 Bitesize Highlights | Arsenal 3-1 Tottenham 👇 pic.twitter.com/6YFbJQrGux
GK
ラムズデール: 7
そこまでトッテナムがアーセナルゴールに迫る場面は多くなかったものの、要所で好セーブを披露。相手の空中戦にも良く対処した。
DF
ホワイト: 8
右サイドバックで今季ここまで新たな境地を切り開いていると言ってもいいホワイトだが、この試合でも好調を継続。良いオーバーラップも何度か見せた。
サリバ: 9
何という落ち着き、なんという存在感・・・!
サカ、マルティネッリと並んでチーム最年少のまだ21歳、彼らとは違い今季がプレミアリーグ1年目、初めてのダービーという非常にプレッシャーがかかる試合だったはずだが、それに影響されている様子は全くなく、いつも通りのほぼ完ぺきなパフォーマンスを見せた。
もちろんまだ若い選手なので、これから浮き沈みもあるかもしれないが、相方のガブリエルよりも落ち着いているように見えたし、この年にして既に近年のアーセナルのCBの中でも歴代トップクラスで安心して見ていられる選手になりつつある。
ウィリアム・サリバは今季プレミアリーグ最多のボール奪取数(71)を記録、また一度も相手にドリブル突破されていません。 https://t.co/9eZW88nHIf
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) October 1, 2022
ガブリエル: 6
前半に少し慌ててしまい、PKを献上。後半は落ち着きを取り戻し、安定していた。
ジンチェンコ: 6
怪我の不安などもあった中で先発。チームから任された役割ということもあるかもしれないが、いつもほどの圧倒的な輝きは放てず。どちらかというと今日の試合では縁の下の力持ちに徹した。
MF
パーティ: 9
今日の試合でアーセナルで枠外からのミドルシュートを放ったのは57度目だったようだが、ついに57度目の正直、得点に成功した。最近のパーティのシュートは以前ほど浮いてしまうことが少なく、そろそろ得点もあるのではないか、と思わせるシュートも何本か見せていたが、ノースロンドンダービーでの先制点という最高の形でのゴールとなった。
得点以外にも相変わらず攻守にアーセナルにおいて替えの利かない存在であることを見せつけた。今季のアーセナルがどこまで行けるかはパーティがどれくらい稼働できるかにかかってきそうだ。
ジャカ: 9
マルティネッリがお洒落な走り込み、ドリブルで相手守備陣をほぼ全員引き付けた所でボールを受け取ると冷静に左足でシュートを沈め、試合を決定づけるチーム3点目を挙げた。
PKの場面はジャカのプレイも遠因となったが、それ以外はほぼ完ぺきといってよいパフォーマンス。
これで今季は8試合で2ゴール3アシストを記録。前線で得点・アシストの両方が可能で、低い位置からのボール前進にも貢献出来、守備も出来て空中戦も強いというスーパー万能MFに進化を遂げている。
ウーデゴール: 6
いつものように、局面を打開する魔法のようなプレイを見せた場面はそこまで多くなかったが、献身的に走り回り、ボールを繋いだ。
FW
マルティネッリ: 8
試合最終盤までエネルギーに溢れ、攻撃では相手の嫌な位置に入り込んでプレイを繰り返し、相手にトッテナム守備陣に負荷を続けた。前線で上手い走り込みからジャカへのアシストを記録。セットプレイのキッカーでもあり、今季は得点だけでなくアシスト数も伸びるかもしれない。
Gabriel Martinelli stats against Tottenham
— Scott Willis (@oh_that_crab) October 1, 2022
6 – Progressive Passes
7 – Deep Completions
2 – Key Passes
0.22 – xA
3 – Shots
0.17 – xG
4 – Dribbles Completed
11 – Progressive Carries
9 – Progressive Passes Received
8 – Touches in the box
15 – Deep Touches
2 – Tackles pic.twitter.com/SZKQ4qSMyz
サカ: 8
戦術的なものか、それともいつも以上に気合いが入っていたのか、普段よりもさらにサイドでドリブル突破を仕掛ける場面が多かったように見え、相手を翻弄した。決勝点もサカのシュートがこぼれた所に詰めたジェズス、という形から決まった。
ジェズス: 8
試合を通してエネルギーに溢れ、チームのエースとしての責任感が伝わってくるようなプレイを見せた。惜しくも得点には至らなかったが、内なるメッシを解き放った場面もあった。
サカのシュートが弾かれた場面では、得点の匂いを嗅ぎつけ誰よりも早くゴール前に詰めた。結果としてロリスがボールをこぼしてしまった隙を見逃さず、決勝点をゲット。これで8試合で5ゴール3アシスト、得点アシストの合計8という数字はハーランドに次いでリーグ2位となっている。
交代選手
ロコンガ: 6
登場した時点である程度試合が決まっていたこともあり、そこまで目立ったプレイを見せる必要もなかったが、過密日程を前にコンディションに不安を抱えるパーティを少しでも安ませ、今後の成長のためにロコンガに経験を積ませられたのは大きい。
ティアニー: 7
ジンチェンコに代わって登場。熾烈な正左サイドバック争いを繰り広げているこの二人だが、一本素晴らしいミドルシュートを放つなど、またジンチェンコとは違う魅力を見せた。
今のアーセナルには数少ないボールと選手がごちゃごちゃっとしている時にギリギリまで繋ごうとするのではなく、とりあえず前に蹴っておくか、というメンタリティの持ち主であり、それはそれでサポーターからすると安心感がある。
エンケティア・ビエイラ・冨安
出場分数は多くなかったが、調子は悪くなさそうだった。ロコンガも含め、恐らくヨーロッパリーグの試合では先発となるのではないだろうか。逆に言うと、マルティネッリは交代しなかったため、次の試合で左ウイングをどうするのか(ネルソン?)少し興味深い所だ。
関連記事(広告含む)
Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
エリア内でのマークの受け渡しはz級の難易度だが、ジャカに疑問。あれでは対応できない。そもそも赤か、ポジショニングだけ選手。過大評価されている。…多くの選手が我慢しながら頑張っている。その中で偉そうだったので。
マルテネッリのイエローにティアニーは責任を感じるべき。出ないとレギュラーになれない。
ガブリエウとラム図デールはすさまじい緊張関係にあるが、ケインに倒されたとき駆け寄ったのは良かった。
カウンターとセットプレーだけのチームは、正直まったく問題になりませんね
PKまたかとなっても逆にレッドで体勢決まっても何ら浮き足立つことない
自分たちでコントロールできるのだから、プレーに集中すればいい
それぞれのポジションの責任をまっとうすればいい
我々はこれまで
特定のプレーが足りないなかでもプレー原則を磨いてきた
リスクを取ってでも成長につなげてここまできた
ある地点まで到達すればあとは特定の才能を加えていけばいい
これからアーセナルはさらに強くなる
むしろ一抹のさみしさを覚えちまってる、それほど飼い慣らされちまってる悲しいグーナーの習性よ
結局嫌いなアーセナルが好きだったのだよ