選手採点 アーセナル vs マンチェスター・シティ(H) プレミアリーグ 2021/2022 第20節

選手採点

GK

アーロン・ラムズデール: 6

アーセナル移籍後初めてといっても良いかもしれないが、一本だけクロス対応で危ない場面があったが、それ以外ではソリッドだった。ただし、そもそもシティの枠内シュート自体が非常に少なかった。

得点場面はラムズデールがどうにかできるものではなかっただろう。一本マルティネッリに素晴らしいロングパスを通した。

DF

冨安健洋: 8

コロナからの復帰となり、そこまで練習する時間などもとれなかったはずだが、マンオブザマッチ級のパフォーマンスを見せた。タックル数3、インターセプト数3、クリア数5を記録。

シティのワールドクラスのアタッカー陣相手に全く引かず、スターリングも完封して見せた。

ベン・ホワイト: 7

試合を通して危なげなかった。4度のクリアとタックルを記録。

ガブリエル: 5

基本的には良いプレイを見せていたのだが、イエローカードを二枚もらって退場となってしまい、これが結果的に試合の行方を決めることとなった。

1枚目のイエローカードが出た流れがどのようなものだったかはイマイチ判然とせず、かなり厳しい判定だったようには思うものの、1枚もらってしまった以上、もう少し冷静になるべきだった。

キーラン・ティアニー: 7

相変わらず安定したパフォーマンスを見せ、ブカヨ・サカへの素晴らしいアシストも見せた。若い前線の4人が好調のアーセナルだが、ここに加えてティアニーまでアシストを量産し始めればさらに手が付けられなくなるに違いない。

MF

グラニト・ジャカ: 6

一得点目の縦パスに象徴されるように、スピーディな良いプレイを見せていたが、PKを献上してしまった。確かにジャカがユニフォームを引っ張るのと関係なく相手は倒れ込んでおり、一度ファウルなしという判定になったものをVARでひっくり返すほどのプレイかと言われればそうでもなく、判定は厳しかったように思う。

だが一方で、状況や判定に関わらず、ペナルティエリア内でユニフォームを引っ張るリスクを冒すべきではないだろう。

トーマス・パーティ: 8

完全復活。

最近復調気味だったが、今日の試合でそれを確固たるものにした。恐らく今季ベストのパフォーマンスで、アーセナルファンが待ち望んだ姿を見せた。ここからAFCONで離脱となるため、アーセナルが彼抜きで中盤をやりくりしなくてはならないのが苦しい所。

圧巻のドリブル突破数6、しかも成功率100%に加えプログレッシブパス数もチームトップの7本を記録。

マルティン・ウーデゴール: 7

好調をキープ。ジャカ-パーティ-ウーデゴールの中盤は素晴らしいものになりつつある。今日の試合では、アーセナルのプレスにおいても重要な役割を果たし、積極的に見方を前にプレスに呼ぶ場面も見られた。

エデルソンに倒された場面はPKになっていてもおかしくなかった。

FW

ガブリエル・マルティネッリ: 8

一本絶好機(少し審判をかわして走り込まなくてはならなかったとはいえ)を外してしまったが、全体的に素晴らしいパフォーマンスだった。上述のラムズデールのスーパーパスにもスーパートラップで応え、2度ほど非常に惜しい場面があった。

左サイドでのプレイは凄みすら感じさせるレベルになりつつある。

アレクサンドル・ラカゼット: 6

プレスに奔走するなど、献身性は見せたが、そこまで目立った場面はなかった。疲労の影響もあったのかもしれない。

ブカヨ・サカ: 8

素晴らしいドリブルを見せ、攻撃を引っ張っただけでなく、チームトップのプレス数も記録。さらにその上でゴール前での落ち着きも見せ今季6点目をマーク。これで今季プレミアリーグで6ゴール4アシストと凄まじい数字になりつつある。

交代選手

ホールディング: 6

最後の失点の場面ではもう少し力強くボールをヘディングで弾けていれば失点は避けられたかもしれないが、総合的には良いパフォーマンスだった。

(スミスロウとエルネニーは出場時間が短いため採点なし)


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Posted by gern3137