選手採点 アーセナル vs ニューカッスル(H) プレミアリーグ 2021/2022 第13節
選手採点
Back on Track!!
ハイライトはこちら!
GK
ラムズデール: 7
アーセナルがニューカッスルを押し込み気味だったこともあって、そこまで忙しかったわけではないが、それでも要所要所で好セーブを見せた。特にシェルビーのシュートを止めた場面は素晴らしかった。
DF
冨安: 8
サン=マクシマンとのマッチアップでは好きにやらせず、空中戦勝利回数でも相変わらずのチームトップを記録と守備の安定感は見せな見せながらも、普段右サイドの攻撃に関わることが多いラカゼットの不在、そしてニューカッスルが守備的な布陣を敷いてきたこともあり、いつもよりも前線に上がっての攻撃への貢献が目立った試合だった。
オーバメヤンと並びチームトップのプログレッシブパスの受け手となった回数9を記録、今日の試合でかなり前目の位置でボールを受けることが多かったことがうかがえる。
攻撃面のハイライトが2点目の場面で、素晴らしいロブスルーパスからマルティネッリの得点を演出、プレミアリーグ初アシストを挙げた。
右サイドバックながら左にカットインしての惜しいシュートなど、随所に見せ場も作った。また、ロングパスを12本成功、成功率100%という素晴らしい数字も記録。
ホワイト: 7
流石イングランドでの経験が長いDFだけあって、ニューカッスルのフィジカルにも押されず、ソリッドに守備をこなした。この試合でも空中戦は2戦2勝で、前評判よりも地上空中両方で対人戦にかなり強いように思えるのは喜ばしい限り。
ドリブルによるボール前進距離でも369ヤードとチーム断トツの数字を記録、ファイナルサードに5度ボールを運んだ。
ガブリエル: 7
ウィルソンと見ごたえのあるバトルを見せる場面もあったが、結果的にはクリーンシートに貢献。パス成功率も95%と安定していた。
タヴァレス: 8
ティアニーに代わってベンチに下がるかとも思われたが、スタメンをキープ、アルテタの信頼に見事応えて見せた。
4度のドリブル突破に加え、左右両足でシュートを打ちまくり(枠にはいかなかったが)、チーム最多のシュート数を記録。先制点のサカのゴールをアシストしたりとサイドバックとは思えないようなプレイを見せた。
とにかく走りまくり、終盤は少々お疲れの様子も見せたが、カウンターのチャンスと見るやダッシュで駆け上がってしまい、とりあえずマルティネッリに素晴らしいクロスを一本上げて帰ってきた場面は笑った。
試合終盤ファンからは"Don’t shoot!"という声も上がったようだが、攻めっ気(とシュートへの意識)たっぷり、ドリブル突破が得意、スピード・空中戦共にフィジカルに秀でていて両足とも精度高く、かといって守備に穴を開けるというわけでもない、と見ていて非常に楽しい選手である。
今季タヴァレスは90分あたりのスタッツで
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) November 28, 2021
ドリブル突破数: チーム1位
タックル+インターセプト数: 1位
シュート数: 3位
ドリブルによるボール前進距離: 2位
ファイナルサードでのボールタッチ: 3位
空中戦勝率: 4位
(3試合未満出場選手を除く)
ともう何がなんやらわからん数字を残しています笑
MF
ロコンガ: 8
タヴァレスと同じく、リバプール戦の後半では思うようなプレイが見せられなかったため、交代の可能性も考えられたが同じくスタメンをキープ。若手の自身を損なわないようにするアルテタの配慮だろうか。
結果的にこの采配は大当たりで、チームトップのチャンス創出数6、プログレッシブパス数12しかもパス成功率は95%と圧巻の数字を残した。
恐らくアーセナルでのベストパフォーマンスの一つといっても良く、特に前半サカへのパスは素晴らしかった。
パーティ: 5
チームが好調だったため、そこまで目立ちはしなかったが、リバプール戦から引き続き、おとなしい印象。かつてのような中盤を圧倒する姿は見られなかった。試合終盤に交代もしており、まだコンディション面が100%ではないのだろうか。
ウーデゴール: 6
何度か散発的に輝く場面は見せたものの、まだ攻撃面では本調子ではないように感じられる。ただし、守備ではいつも通り献身的なプレイを見せ、相変わらずのチームトップのプレス数を記録。後半の方が調子がよかったように見えたので、今後に期待したい。
サカ: 7
最近得点力が跳ね上がっているスミスロウとまるで張り合うかのように、素晴らしいゴールを決めて見せた。ドリブル突破数もタヴァレスと並んでチームトップタイの4度と右サイドで本領発揮。
今日の試合の得点者が二人とも二十歳の若い二人で、かつアシストもそれぞれ21歳と23歳のタヴァレスと冨安というのは頼もしい限りだ。
ただ、残念ながらサカは得点してすぐあと怪我で途中交代となってしまった。試合後には割と元気そうに歩けていたようだが、軽症であることを祈りたい。
スミスロウ: 7
左サイドがタヴァレスの独壇場となっていたこともあって、前半はかなり静かだったが、後半は一段ギアを上げ、総合的には良いパフォーマンスだったと思う。ロコンガに次ぐチーム2位のキーパス数3を記録。
FW
オーバメヤン: 5
思うようなプレイが見せられない試合が続いてしまっているが、とんでもないシュートを一本外してしまった。
全体的に若く勢いのあるアーセナルだが、そんな中パーティとオーバメヤンという大舞台での経験豊富なはずの二人が若干不振気味なのは少し気になるところ。
交代選手
マルティネッリ: 7
デビュー当初から天性の嗅覚ともいえる得点機を見つけ出す才能と、裏への走り込みのすばらしさ、そして決定力には定評のあったマルティネッリだが、怪我のサカに代わって久々にかなり早い時間帯にピッチに登場すると、まさにマルティネッリの真骨頂ともいえる素晴らしいスーパーゴールを沈めて見せた。
ギリギリまで冷静にボールの軌道を見つつも、最後の最後でゴールに一瞥をくれ、浮き球をダイレクトボレーで叩き込んだ。ゴールまでの距離の違いはあるが、斜め後ろからのロングボールをダイレクトボレー、という形はロビン・ファンペルシーが得意としていた形を彷彿とさせる。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 27, 2021
後ろからの浮き球を
ダイレクトボレー⚡⚡⚡
🇯🇵#冨安健洋 のアシストから
マルティネッリがスーパーゴール👏👏
\
途中出場のマルティネッリが、
投入からすぐさま結果を残した👍
🏴プレミアリーグ第13節
🆚アーセナル×ニューカッスル
📱#DAZN ライブ配信中#PremierLeagueDAZN pic.twitter.com/A13yEkHns1
もともと裏へ抜けるようなスタイルの選手がアーセナルには少なかったこともあり、右サイドでもそれなりにその良さは活かせていたが、何度かサイドに張ってしまう場面もあったので、やはりもう少しゴール前に近い位置を多く作れるポジションで見たいところではある。
顔に肩を当てられた場面はPKをゲットしていてもおかしくなかった。
ラカゼット: 6
オーバメヤンに代わって登場。そこまでインパクトを残す時間はなかったが、サイドネットの場面は惜しかった。
エルネニー: 6
パーティに代わって試合終盤に登場。チームを安心させる抑え投手みたいになってきている。
合わせてどうぞ:
関連記事(広告含む)
Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
おれはウーデゴーは不要だと言い続けている。右に流れて引いて捌いてばかりで右足使えないボックスにも入っていかない。今後も交代要員だろう。バーゲン価格に騙されたようなものだ。アルテタは本当に熱望したのか疑問を呈する。
サカとスミスロウは隣でプレーすべきだし、2列目は左からマルティネッリ、スミスロウ、サカで固定して良い。そこにFWとCMFの補強ができれば、間違いなくガナーズはCLで戦えるクラブにもどれると思う。
よし!カラムウィルソンのスポブラ姿を見ずにすみました
サカの腰がまぁ強いこと
前節も普段足元の強いラカがファビーニョにことごとく潰されるのに対して
プレッシャーのレベルが上がっても遜色なくプレーできるあたり
代表で大事な試合に起用されるのもわかります
今節はフィジカルの余裕が如実に出ました
でもキレッキレのときほどケガするあるあるなんすよね
ガビ、アルテタを見返したれ!