いよいよ佳境!アーセナルの移籍の噂 2020夏 最終編
移籍市場も残り数日!最後なので獲得放出両方まとめてお届けです!
獲得
フセム・アワール: 50%
報道の流れを見る限り現在のアーセナルの最優先ターゲットのようなのはやはりアワールです。信憑性鰻上りでお馴染み、ファブリツィオ・ロマーノ氏もアーセナルはアワール獲得にトライしているようだと報じていますし、リヨンがパケタを獲得したのはアワールの後継ではないかと見られています。
この3人の中では一番獲得可能性が高そうで、金曜日が締め切りだとリヨンの会長が言っていたりもしましたが、色々とコメントを出しているのもアーセナルが全力で動いている裏返しと言っていいでしょう。
体感的には本当にどうなるかわからないギリギリのせめぎ合いといった感じで、そこまで順調に交渉が進んでいるというわけでもなさそうですが一方で一番実現可能性が高そうでもあります。なんにせよ注目です。
アワー アワールなるか?
トーマス・パーティ: 30%
そして、こちらも最後まで目が離せないのがパーティですが、この夏を通してアーセナル噂が取りざたされてきましたが、現状としてはアワールに次ぐ候補のようです。トレイラとの交渉がらみで何かしらの話し合いが行われた可能性はありますが、今のところアトレティコはどうしても欲しければ契約解除条項満額を持ってこい!という姿勢を崩していないようです。
もちろん理想的には放出を進めて2人取れるだけの移籍資金をねん出して両獲り!なのでしょうが、そのためにはこの数日でウルトラC級の放出オペレーションが必要になるような気がします。かつ、本来はチームに留めたい選手の売却も一人くらいは必要になるのではないでしょうか。
現状は両獲りの可能性がほんのわずか、あるいは万一アワールが破談になった場合に交渉をすっ飛ばして獲得できる第二候補、といった感じでしょうか。
ジョルジーニョ: 20%
アーセナルの中盤の補強候補として、上の二人以外に唯一名前が出ているのがチェルシーのジョルジーニョです。ただ、そこまで話し合いが進んでいるわけでもなさそうなので、あくまで何らかの理由でアワールもパーティも無理、となった場合に備えてリストアップしている、ということでしょうか。
放出
ルーカス・トレイラ: 80%
移籍が濃厚となっているのがトレイラでアルテタの絶対的なメンバーに含まれていない様子のこともあって、選手自身も強く移籍を希望しているようです。
もともとトレイラは気候の問題なのか文化の問題なのかわかりませんが、なんとなく英国で心の底からは幸せではないような雰囲気がありましたので、移籍もやむなしといったところでしょうか。
移籍先とされているのはアトレティコで、AthleticのJamesさんによると、ローン移籍+買取オプション、という形でまとまりそうのようです。あまりアーセナルに得がある話ではないですが、チームでの立ち位置と本人の気持ちを鑑みて仕方なく、ということでしょうか。
但しアトレティコ側の事情でトレイラ獲得の前に一人売却を行う必要があるらしく、その動向次第では破談の可能性も無きにしも非ず、という感じです。
トーマス、コケ、サウールらワールドクラスの中盤を擁するアトレティコでどれくらい出場機会があるのかは少し気になりますが、タイプ的に異なるのといかにもシメオネっぽい選手なのでそれなりの公算はあるのでしょう。
セヤド・コラシナツ: 60%
同じくかなり移籍の可能性が高そうなのがコラシナツで、ロマーノ氏が数日中に10m€程度でレバークーゼン移籍が決まるだろうと報じていました。
トレイラの移籍ではあまり良い立ち回りを見せたとは言えないアーセナルフロントですが、元々がフリーでの獲得、さらにそのため給与が高いということを考慮すると、これはアーセナルにとってかなりおいしい話のような気がします。
ソクラティス: 30%
ソクラティスも完全にアーセナルでは戦力外となっているようですが、移籍先最有力となっていたナポリがクリバリを留めることにしたためソクラティスを獲得する必要がなくなり、慌てて異なる移籍先を探さなくてはいけないようです。
中東からのオファーがある、やフラムからのオファーを断ったなどという話がありましたが、残り数日で何か実現するでしょうか。
ムスタフィ・チェンバース: 10%
一瞬話が出ていたムスタフィの移籍ですが、今は下火となっています。チェンバースにも同じことが言えますね。しいて言えば、チェンバースはそれこそフラムなど、イングランド界隈に買い手がいてもおかしく無さそうなので売却の可能性はなくはなし、ムスタフィは非HG枠の関係でトレイラ・コラシナツに加えてもう一人放出する必要があるので、例えばソクラティスに買い手がつかなかった場合などには、若干無理やり気味に放出、のようなシナリオがあるかもしれません。
ゲンドゥージ: 20%
アーセナルが放出を望んでいそうな選手ランキングナンバーワンのゲンドゥージですが、望ましいオファーが舞い込んでいないのと、どうやら本人がビジャレアルやヘルタなどといったオファーを断っているようなので全く話が進みませんでしたね。
マルセイユがローンで興味を示している、のような噂はありましたが、どうなるでしょうか。個人的な体感としてはなんだかんだ言って残留、あるいは完全移籍先は見つからずローン+買取オプションなどで放出、みたいな結末になるのではないかという気がします。
その他の放出は?
ベジェリンはPSGやバルサ移籍はなしになったようですし、ラカゼットも特に話は無く、ナイルズも恐らく残留ということで、現時点で移籍の話が出ているような選手はいません。
ただ、状況によってはイウォビのような青天の霹靂的な移籍がある可能性はあるでしょう。また、ネルソンやスミス=ロウ、ウィリアム・サリバあたりはもしかするとローンでの移籍があるかもしれませんね。
ディスカッション
コメント一覧
アワールは明らかにテクニカルな前めの選手なんすね
ちっこくてフィジカルは強くなさそうだけど高いレベルのショートパス、ドリブル
狭いスペースでボールを受ける、相手をかわす、ワンタッチのプレーも上手い
左サイド主体に前め、トップ下でチャンスメイク、裏への走り込み
下がってきてゲームメイクまでこなせますが、中盤2枚となると厳しそうでしょうか
足は速いのか、プレースキック任されてないけどロングキックはどうなのか
アーセナルの限られたリソースで攻撃的ポジションを高いレベルで複数こなせるという意味ではうってつけなのかもしれないですね