フットボール批評 アーセナル信仰特集の紹介
フットボール批評Issue29 アーセナル信仰特集が本日発売!!!
ということで、みどころ/注目記事を紹介しようと思います!!
(ここで挙げた以外にも、というかむしろ全記事注目と言ってもいいくらいなのですが、全部紹介すると長くなりすぎるのでいくつかに絞らせてもらいました。ご了承ください。)
ヴェンゲルvsファーガソンのライバル関係 by ヤスコさん
やはりヴェンゲル監督を語るうえで切っても切れないのがアレックス・ファーガソン監督とのライバル関係ですが、それについて熱く語っているのが我らがヤスコさんです。
先日アーセナル・ラジオに来てもらった時にも少し触れましたが、小気味いいリズムでポンポンと繰り出されるヴェンゲル・ファーガソンの少し可笑しく愛に満ちた逸話の数々は必読です。
やはり、流石にプロ!僕が同じ雑誌で書かせてもらっていいのかと恥ずかしくなってしまうくらいの文章の上手さで、最後は少し懐かしくて切なくて暖かい、そんな気持ちになりました。
①アンリとベルカンプ分析②ペップの影響とアルテタの戦術 by結城康平さん
“ポジショナルプレーの神"こと(僕が勝手に言ってるだけ笑)今をときめく新鋭戦術派ライターの結城康平さんが送るこの2つの記事も絶対に見逃せません。
結城さん目線で見るアルテタ戦術の分析は非常に興味深かったですし、特に過去のスタッツやデータというのは中々手に入らないので、xGなどを駆使してアンリとベルカンプの分析を行う、というのは他ではなかなか読めないものだと思います。
ちなみに、こちらで立ち読み的に少しその記事が読めます!
ヴェンゲル戦術とアルテタ戦術の分析・比較 by らいかーるとさん
アルテタがペップと並んで決定的な影響を受けた監督のもう一人がヴェンゲル監督なのは今更言うまでもないですが、そんな二人を分析してくれるのはなんとらいかーるとさん!
結城さんとらいかーるとさんのアルテタ分析が一冊で両方読めるなんてそんな贅沢なことがあっていいのでしょうか!?
戦術の流行とは循環するものなので、今後アルテタがベンゲル監督のインビンシブルズがそうであったように"爆発的なペースを活用した全方位型のチーム"になる、というロマンあふれる展開に期待したいです!
こちらも少し読めます!
アンドリース・ヨンカー インタビュー
実は個人的に非常に注目していたのがこのインタビューで、もしかすると『ヨンカーって誰!?』と思う方もいるかもしれませんが、2014年からアーセナルのアカデミーディレクターを務めていた人物で、フレディ・ユングベリも彼の片腕として修業を積みました。
そんな今のアーセナルユースの基礎を築いたと言ってもいい人物のインタビューです。ネルソンやエンケティアのユース時代の逸話や、彼がスタン・クロエンケ相手にユース施設の改築予算を出してもらうためにプレゼンに臨む話はとても面白かったです
バッカスはいかにして日本のアーセナル・ハブになったのか
今や日本のアーセナルの聖地としてのポジションを確立した池袋東口居酒屋バッカスがいかにして日本のアーセナルファンが集える場所になっていったか、店長の樋口さんのアーセナルの思い出を交えて語られています。
僕自身がここまでの所東京に縁遠いこともあって、実はまだ一度も訪れたことがないのですが、いずれお邪魔したいと思っています。
多分まだ僕がリモートボトルキープしているお酒がある(ありますよね?笑)と思うので、もしよかったら皆さんバッカスを訪れた際は飲んじゃってください!
世界サッカー狂図鑑 by 金井真紀さん
フットボール批評では普段から金井さんが世界サッカー狂図鑑、という世界中の熱狂的サッカーファンをかわいいイラストとともに紹介する、というコーナーが連載されているのですが、今回はそこにアーセナル特集に合わせてJoeさんという筋金入りのアーセナルファンが登場しています。
今回この取材に僕は通訳として協力させて頂いたのですが、面白くて面白くて仕方なかったです。1970年代からのアーセナルファンという強者で、なんと、祖父はアーセナルの由来でもあるウリッチ王立兵器工場で働いていた、というDNAレベルでアーセナルな方でした。
『俺はヴェンゲルのことはそこまで好きじゃなかった。しっかり守るグラハム時代のアーセナルの方がよかったよ。何なら今はモウリーニョのスタイルが結構好きだね』というのはヴェンゲル以前のアーセナルを知らないとなかなか出てこない言葉ではないでしょうか。
アーセナルと直接関係はありませんが、荒くれ者の巣窟として有名なミルウォールで選手としてプレイしていたお父さんの話もむちゃくちゃ面白かったです。
僕が書いた記事
まあこれに関しては別に注目というわけでもないのですが、触れないのも変なので一応紹介しておきます。笑
青田買いについて
何人かの選手に焦点を当てて、アーセナルの青田買いの成功と失敗の歴史について語らせてもらいました!ラムジー、ルポリ、マルティネス、ゲンドゥージ、マルティネッリが登場しています。実は発売までにゲンドゥージが移籍してしまっていたらどうしよう、とちょっとひやひやしていたのと、僕自身がマルティネスが好きすぎてねじ込ませてもらったのはここだけの話です。笑
これも前半部分はこちらから読むことができますのでもしよかったらどうぞ!
アーセナルの歴史
また、巻末の付録ガナーズクロニクルの序章的な感じで、プレミアリーグ創立に至るまでのアーセナルの歴史を、ハーバートチャップマンとジョージ・グレアムという二人の名将にフォーカスしながらおさらいする記事も書かせてもらいました!
これはさらっとおさらいすればいいのに、書いてる段階で、アーセナルの歴史について入れたいエピソードが多すぎて、必要な文字数の3倍くらいに膨れ上がってしまって泣く泣くいろいろカットしたので、いずれどこかでお披露目できればと思います!
どうやらアマゾンと楽天はもう品切れらしいので購入はお近くの書店にて!!(少し待てば追加の入荷はあるそうです)
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本日でしたか、買ってみます!
ありがとうございます!ぜひ!