選手採点 アーセナル vs チェルシー(FA杯決勝)

選手採点

We are the famous Arsenal and we ALWAYS win at Wembley!

GK

エミ・マルティネス 10

チェルシーが脅威となる攻撃を繰り出してきた機会がそこまで多くはなかったこともあり、いつもと比べれば神セーブ連発!というわけではなかったが、相変わらずの安定感でチームを支えた。

10年前に家族の生活のために一人欧州に決意した男がずっとアーセナルを愛して10年間チャンスを待ち続け、ついに正Gkとしてクラブをタイトルに導く、なんというシンデレラストーリーだろう。

DF

ベジェリン: 8

出場こそなかったものの、今回のメンバーでは唯一2014年のFA杯優勝時から在籍しているメンバーで、2017年の決勝では先発もしており、その経験を遺憾なく発揮した。

2点目の場面ではかつてのヘクターを彷彿とさせるとんでもないスピードでの突破も見せ、起点となった。最近はこういう場面も増えてきているような気がするので、そろそろ完全復活という感じだろうか。

ホールディング: 8

今回の先発メンバーの中では一番不安がある選出だったが、序盤こそ少し慌てる場面もあったが、試合が進むにつれて落ち着きを取り戻し、自身二度目のFA杯優勝を果たした。

ルイス: 8

チェルシーのジルーとマッチアップするのはアーセナルのダビド・ルイス、ということで時空がゆがんでしまった感は凄かったが、結果的には一失点目の場面ではジルーに仕事をされてしまったが、一失点で留め、チェルシーの攻撃陣を抑えた。

ティアニー: 9

アーセナルファンが息子にしたいランキングがあったらナンバーワンに輝きそうなキーラン・ティアニーだが、今日もCBとして大活躍。一列後ろでのプレイということで駆け上がるシーンなどはあまりなかったが、後ろから裏を狙うロングボールは効いていて、先制点のPKもそこから生まれた。

ナイルズ: 9

もうアーセナルでの将来はないかに思われたナイルズだったが、この大舞台で、しかも左ウイングバックで先発となった。

良いポジションに走りこんでは、俺ここからどうすればいいねん状態に陥る場面も何度かあったが、それ以外は素晴らしいパフォーマンスを見せ、左右どちらのサイドバックもこなせることを証明した。アーセナルに残留してくれませんか。

MF

ジャカ: 8

ジャカもまた2017年の決勝を経験している選手だけあって、雰囲気にのまれずいつも通りのプレーを披露。コーナー崩れだったと思うが高い位置でボールをもってスルーパス!と思ったら相手コーナーフラッグ付近でのパスの受け手がダビド・ルイスだったシーンは笑った。

また試合終盤にコーナーフラッグ付近でボールをキープする姿勢を見せ、こういうことを試みて、体の強さを生かしてきちんとやれる選手はアーセナルには久しぶりではないだろうか。

セバージョス: 9

最終ラインからボールを受け取って前線へとつなげる、というカソルラを思い起こさせるプレイを素晴らしいレベルで出来ていた。来年もお願いします。

FW

ペペ: 8

そこまで見せ場は多くなかったが、2点目の場面を作り出し、守備でも穴を開けなかった。昔はもっと低い弾道のコーナーを蹴っていたような気がしたが、今日はふわっと奥を狙うボールが多かったような気がする。チームの決まり事なのだろうか。

オーバメヤン: 10

神。

準決勝のシティ戦でもその持ち前の決定力でチームを救ったが、決勝でもまたしても二得点、大舞台でこのように得点を量産できる能力は素晴らしい。

1点目も相手のファウルを受けてすぐに倒れるのではなく、ペナルティエリア内に侵入するまで粘る素晴らしいプレイだったし、二点目のゴールは非常に美しかった。

オーバメヤンがアーセナルに来てくれたことに対して感謝の正拳突きをしなければなるまい。

ラカゼット: 8

そこまで見せ場はなかったが、8点より下をつける気はないので8点!

交代選手

エンケティア&コラシナツ&ソクラティス: 8

そこまで仕事はなかったが、8点!

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Posted by gern3137