アーセナルが狙うべき財布に優しい3人のCB
アーセナルの守備陣の補強は来季に向けての課題の一つで、恐らくチームは攻守両面で大幅な入れ替えがあるだろう。
アーセナルが来季より若手志向にシフトし、将来性の高い選手を軸に構築されたチームでシーズンに望む可能性は大いにある。
とはいえ、CBが本当に高額な補強が必要なポジションなのかは議論の余地がある。アーセナルにはすでにサリバ、マヴロパノス、ホールディング、チェンバースという若手CBが四人そろっており、来季も残留が濃厚なルイスとパブロ・マリを加えれば既に6人もの選手がいるからだ。
そもそも、サリバには27Mを費やしており、すでにアーセナルはこのポジションに高額な投資を行っているという見方も出来る。したがって、アーセナルが30M越えのCBを夏にもう一人獲得するというのは考えづらいだろう。
そして、そこまでの支出を覚悟せずとも、市場には良いCBが何人かいる。
エヴァン・エンディカ
正直に言って、私にはこの選手が本当に25M£以下で獲得可能だとは信じられない。だが、噂によれば20M前後で獲得できるらしい。
これは、とんでもないバーゲンだ。
エンディカはまだ20歳と若く、フィジカルに秀でておりCBだけではなく左サイドバックとしてプレイすることも出来る。
サイドバックでプレイするのに支障がないほどのボール扱いの技術が高いにもかかわらず、相手ストライカーを跳ね返す力もある。しかも、得点とアシストも毎年少しだが行っている。
まだ20歳であるにもかかわらずだ。エヴァン・エンディカが20Mで獲得できるなラ、それはクレイジーだといわざるを得ない。
ブルーノ・フクス
ブルーノ・フクスの名前がなぜここまで注目されているかといえば、彼がブラジル人だからだ。
エドゥがアーセナルに加わって以来、アーセナルはブラジル人選手工場へと変貌を遂げつつある。伝統的にアーセナルは南米の選手をあまり重用しない傾向があったが、マルティネッリの活躍を考えれば、21歳のフクスが注目を集める理由もわかる。
彼にはフィジカルもあり、ボール扱いもうまい。足りないのはヨーロッパでの経験だけだ。21歳でまだヨーロッパに出てきていないというのは少し遅いようにも感じられるが、だからこそ格安で獲得することが出来るのだ。
上で言った通り、マルティネッリの例が示しているように、ヨーロッパでの経験がないからと言って活躍できないという理由にはならない。
アーセナルの他の多くの選手と同じように、フクスも将来のための獲得となるだろう。
アクセル・ディサシ
最初にディサシ獲得の噂が出た時、私は少し懐疑的だった。リーグアン産のCBは当たりはずれが大きい印象だったからだ。
しかし、実際に彼のプレイを見たのちに、私の考えは変わった。ディサシは本物だ。
彼はランスの守備陣の中心で、今季のランスの守備は世界でも有数の堅さだ。28試合で21失点しかしていない。彼らは強固な守備を武器に、CL出場権争いに参戦している。
そして、ディサシはその非常に重要な一部だ。ガナーズ移籍が噂されている他の選手たちと同じように、ボール扱いが上手いし、フィジカルの強さも走力もある。
ただ、彼に関して最も驚くべき点は、移籍金が15M£程度とされていることだ。これはとんでもない安さで、私が思うに、彼はサリバの半額の値段だが、彼と同じ、あるいは彼以上のポテンシャルを秘めているとおもう。
Source:
ディスカッション
コメント一覧
フランス人ってハズレ比較的少ないですよね。