アーセナルがウパメカノではなくヨナタン・ターを狙うべき3つの理由
アルテタがアーセナルの監督に就任以降、アーセナルの守備は比較的うまくいっている。 ムスタフィとルイスのコンビはボールを前に進める能力もあるし、悪くないといえる。
だが、この夏にはムスタフィとソクラティスがチームを去る可能性が大いにあり、サリバ、ルイス、そしてチェンバースという選手たちが中心に据えられるだろう。だが、守備陣は補強の余地があり、今候補に挙がっているのは2人のドイツでプレイする若手だ。
一人はダヨ・ウパメカノで、ボール扱いもうまく、理想の若手DFの一人といってもいい。
もう一人はヨナタン・ターで、彼もまた数年前にはウパメカノと同じ扱いだったが、それ以降少し停滞している感がある。だが、今日はなぜアーセナルがウパメカノではなくヨナタン・ター獲得を狙うべきなのかを見ていこう。
ヨナタン・ターはデカい
長い間、アーセナルはフィジカルなチームに弱いとされてきた。だが、ヨナタン・ターは193cmで97kgの巨漢だ。彼は平均的なアメリカンフットボールの選手よりも大きいくらいだが、敏捷でもある。
このような存在感のあるセンターバックがアーセナルに最後に在籍していたのはいつだっただろうか。メルテザッカーは背こそ高かったが、スピードを欠いており良いCBではあったものの、ボックス外を制圧することはできなかった。
ターは現在のサッカー界で最も巨大な選手の一人で、そのような選手がアーセナルの守備陣の一員となるところを見てみたいものだ。
セットプレイへの対応も楽になるだろうし、プレミアリーグのフィジカルが売り物のFW相手に苦戦することもなくなるだろう。
ウパメカノも悪くはないが、彼は185cmで79kgしかない。
ヨナタン・ターの方が容易に獲得できる
もちろん、普段は競争が少ないのでその選手を獲得すべきだ、などということはないのだが、ウパメカノはヨーロッパ中のありとあらゆるクラブが狙っている。
また、ターがそこまで注目を集めていないのは、クオリティを備えていないからではなく、単にそういった時期を過ぎてしまったからに過ぎない。
ターも2年前には人気株だった。トップチームに駆け上がり、多くの噂があったが、結局彼はレバークーゼンに残ることを選択し、それ以降注目度は下がっていった。
世界中の目がウパメカノに集中している今こそ、アーセナルがどさくさに紛れてターを獲得するチャンスだろう。単に衝撃の若手、というフェイズを過ぎてしまったからこそ、ターの価格はウパメカノよりも15Mほど安く見積もられている。
もし、ターがアーセナルにフィットすると判断するのであれば、より安価に獲得できる選手を狙うのには何も問題はない。
注目度は下がったがプレイの質は落ちていない
上の項とも関係あるのだが、なぜターがそこまで魅力あるオプションなのかというと、彼のクオリティが全く下がっていないからだ。彼は一貫してレバークーゼンのために良いパフォーマンスを見せ続けている。
彼は二年前と同じレベルでずっとプレイを続けている。だが、同じことをずっと続けていると人々は慣れてしまい、今のウパメカノのような注目を集めるのは難しくなる。それはニュースではなく日常になってしまうからだ。
ターは毎シーズンドイツで2000分以上出場しているし、空中戦には圧倒的な強さを誇り、アタッカーをシャットアウトし、ヘディングでゴールも決め続けている。
そういった意味では、ターの方がリスクの低い獲得であるといえる。唯一のターの懸念はレバークーゼンでのプレイ経験しかないということだが、これはそこまで大きいリスクとはいえないだろう。
アーセナルの控えDFがホールディング、サリバ、マヴロパノスといった選手になるであろうことを考えると、より経験豊富で安定したDFが必要だ。そして、それにふさわしいのはウパメカノではなくヨナタン・ターだろう。
Source: https://paininthearsenal.com/2020/03/31/arsenal-3-jonathan-tah-upamecano/3/)
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