アーセナルを支える23人のクラブスタッフまとめ 後編
この記事は前編の続きとなっています
フィジオ(理学療法士)長: クリス・モーガン
クリスタル・パレスでフィジオ長を務めていたモーガンは、昨季の終わりにアーセナルに加わった。彼はリバプールでも働いた経験があるし、イングランドサッカー協会のフィジオや、LAギャラクシーのフィジオコンサルタントも務めた。
モーガンはブラッドフォード大学で理学療法を学び、その後マンチェスター・メトロポリタン大学で大学院に進んだ。噂では、パレスを去った際にはアーセナルとシティで彼の争奪戦が行われたそうだ。
リハビリフィジオ: ティム・パーラム
パーラムはオーストラリア人で、AFLのポート・アデレードで4年間リハビリを担当したのち、アーセナルに2018年7月に加わった。
彼はそれ以前もずっとオーストラリアでリハビリを専門に取り組んできた。彼は既にクラブを去ったダレン・バージェスと同時にアーセナルにやってきたスタッフの一人だ。
フィジオ: パウロ・バレイラ
パウロ・バレイラはアーセナルに来る前は、ポルトガルの大学でスポーツ理学療法の講師を務めていた。どうやら中東系のコネクションが強い人物のようで、アルジャジーラや、アルアハリのリハビリ長も務めていた。
パーラムと同じようにバージェスと共にやってきたスタッフの一人で、リバプールで働いた経験もある。
フィジオ: ジョーダン・リース
リースは2012年にパレスを去り、アーセナルでユースのフィジオを担当していたが、この夏ファーストチームに昇格となった。
2007年から2010年までは、イギリスの国立病院でフィジオを務めていた。
強コンディション担当:フレン・マサーク
Embed from Getty Images彼もエメリお抱えのスタッフの一人で、バレンシア時代に一緒に仕事をしていた。
アーセナルに来る前はドイツのハノーファーや、エメリと共にPSGで働いていた。
コンディション担当: バリー・ソラン
ソランは2015年にアーセナルに加わり、それ以前はポーランド代表での経験がある。
それ以前は大学の講師を務めていた。彼は2003年にセント・マリーズ大学でスポーツサイエンスの学位を取得している。
軟部組織セラピスト: 山本考浩
山本はアーセナルに2015年に加わり、ベンゲルの退任以前からチームに残っているメンバーの一人だ。彼はアラダイス指揮下のボルトンやウエストハムに在籍し、元日本代表でローマなどでプレイした中田英寿のパーソナルトレーナーとしての経験もある。
ウエストハム以前はウェールズ代表でも仕事をしていた。彼は資格を有したアスリートトレーナーで、鍼灸治療師、かつマッサージ師として東京で渡欧前は働いていた。
栄養士: リチャード・アリソン
英国海軍での4年のキャリアを経て、2017年にアリソンはアーセナルに加わった。
それ以前にはカタールの病院などでの勤務経験もあり、2009-2011年はスコットランドらぐびーきょうかいの栄養士も務めた。
ビデオ/データアナリスト: ヴィクトル・マナス
Embed from Getty Imagesマナスもまたエメリが連れてきたスタッフの一人で、PSGから引き抜かれてアーセナルにやってきた。以前は彼はコンディション担当だったそうだが、アルメリア時代にエメリの元アナリストに転向したのだという。
2018年の10月には、ハーフタイムの不適切な行動という名目で100万円の罰金と一試合の帯同停止をくらっている。
シニアアナリスト: マーク・カーティス
カーティスはパフォーマンスアナリストとしてカーディフに2008年に加わると、2009年にはウエストハムに移籍している。アーセナルには2013年から在籍しているが、ベン・ナッパーがレンタルマネージャーに昇格したのに伴って、シニアアナリストの座に就いた。
アナリスト: サム・ヘイボール
ヘイボールはハートフォードシャー大学でスポーツ運動科学を専攻し、2016年に卒業している。彼は2014年からジュニアアカデミーのアナリストとしてアーセナルに在籍しているが、そこから二度の昇進を経てファーストチームに加わることとなった。
データサイエンティスト: ミカリ・ジルキン
ジルキンはモスクワ物理工科大学の卒業生で、応用物理と数学の修士号を取得している。
もっとも有名な彼の実績はキャンディークラッシュシリーズなどのゲーム開発を統括したことだろう。彼もまた、ダレン・バージェスによって雇われた人物で、現在はケガのリスクを最小化し、選手のパフォーマンスを高いレベルに保つという任務を担っている。
データサイエンティスト: スザンナ・フェレラス
フェレラスはバリャドリード大学を2007年に卒業し、サッカー界に活躍の場を移す前はボーダフォンなどでデータアナリストして働いていた。
彼女の現在の仕事はデータを分析し、アルゴリズム制作やファーストチームのパフォーマンス分析やチーム選考に役立てられるツールの開発となっている。
(Source:
https://www.football.london/arsenal-fc/news/arsenal-coaching-backroom-staff-emery-16902478 )
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