選手採点 アーセナルvsマンチェスター・シティ(A) プレミアリーグ2023/2024 第29節
選手採点
シティのホーム連続得点記録ストップには成功するも、互いに一歩も譲らずタイトルレースを左右する一戦の結果はドロー!
Digging deep to pick up a point 💪
— Arsenal (@Arsenal) March 31, 2024
Watch the highlights of today’s draw with Manchester City now 👇 pic.twitter.com/agvcchoyk0
GK
ラヤ: 6
ボール支配率と比較してシティのシュート数が少なかったため、セービングの機会は多くなかった。クリーンシートには貢献したが、いつもほどのロングパスの精度は見られなかった。
DF
ホワイト: 8
チーム最多のクリア数7を記録。最後まで守り切り、また特に前半はチャンスが生まれるとすればベン・ホワイトのオーバーラップからではないか、という雰囲気もあった。
サリバ: 8
ボール保持時には珍しく少々落ち着きを欠く場面も見られたが、守備対応は素晴らしく、特に後半のパフォーマンスは圧巻だった。SkySportsのマンオブザマッチにも選出。
デュエル勝利数やボール奪取数、パスやボールタッチ数で最多を記録したサリバがマンオブザマッチに選出 https://t.co/j4vyyJiegs
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) March 31, 2024
ガブリエル: 8
両脇のサリバとガブリエルがボール保持時に少し不安定さをのぞかせた一方で、90分通してシティの前に立ちはだかり続け、サリバと共に、ハーランドに仕事をさせなかった。
キヴィオル: 6
最近プレミアリーグで好調を続けているキヴィオルだが、流石にシティ相手のアウェイ戦ということで、少し難しい試合にはなった。とはいえ、ボール保持時に少々不安定だったものの、決定的なミスがあったというわけではなく、守備面は及第点のパフォーマンスだった。
MF
ライス: 7
最近のアーセナルでは攻撃時にも素晴らしい貢献を見せているので忘れがちではあるが、今日の試合のライスはどちらかというとウエストハムでのキャプテン時代を思い起こさせるようなプレイで、守備面で非常に頼りになった。
ジョルジーニョ: 6
悪かったわけではなく、自身のできることは全力でこなしていたと思うが、選手の特徴的にそこまで輝けないタイプの試合で、その後のトーマス・パーティのプレイと比べると、その違いは明らかだった。
ウーデゴール: 7
豊富な運動量で果敢に走り回り続け、8度のデュエルに顔を出すなど守備への貢献は多かったが、(ウーデゴールだけでなく、今日の試合のアタッカー全員に言えることだが)、以前のラカゼットを彷彿とさせるような形で、ボールを奪い前に運んだ時にはエネルギーが残っていなかったか、数本良いパスはあったものの、最前線でのプレイ時は普段ほどの精度を見せられなかった。
FW
サカ: 6
早めの交代からもわかる通り、やはりまだ本調子ではなかったか、守備では規律を守ったが、攻撃で違いを生み出すことは出来なかった。サカとマルティネッリの2人が本調子で揃っていたら、試合結果もまた違ったものになっていたかもしれない。
ジェズス: 7
今日の試合では中央ではなく左サイドでの先発となったが、まさにじぇずらしさが詰まった一試合となった。ウイングとしても圧倒的な献身性で守備に貢献しつつ、何度かよいチャンスにも顔を出すという超人的なプレイを見せながらも、最後の最後は決めきれなかった。
ハヴァーツ: 6
献身的なプレイを続け、ロングボールのターゲットにもなったが、そこまで大きなインパクトは残せなかった。
交代選手
冨安: 6
シティがウイング二枚替えを行ってきたタイミングでドクに対応するため登場。流石に離脱期間が長かったこともあってか、最初は少々不安定さも見せたが、試合に進むにつれて安定し、良く守った。
パーティ: 7
最近はまだまだコンディションが整い切っていない印象だったが、今日の試合ではかなり本調子に近い所まで来ているのでは、と感じられた。やはりジョルジーニョやライスとはタイプが異なり、軽やかに相手のプレスを回避し縦へのパスを供給できるパーティがアーセナルの中盤にもたらせるものは大きく、このまま怪我無くいてくれれば、今季終了まで、先発の機会も多くあるのではないか。
トロサール: 6
決定的な活躍は見せられなかったものの、このレベルの試合に途中から入って当たり前のようにプレイできるオプションがベンチにいるのは大きい。少々ファーストタッチが乱れたため実現しなかったが、抜け出しかけた場面でマルティネッリにパスが出せていれば、試合を決めるアシストとなっていたかもしれない。
マルティネッリ: 6
サカが早めに退いたことで右サイドでプレイ。そこまでプレイ分数は多くなく、攻撃に絡む回数も多くはなかったが、シーズン最終盤に向けてマルティネッリの復帰はチームにとって非常に大きいはずだ。
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Posted by gern3137
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代表ウィークが終わり、プレミアのゲームを想起する前から、我々のうち多くの人が思っていた事だろう。エティハドで引き分ける。
そして、彼らはその通りの結果を作った。アルテタはほくそ笑んでいる。もう、そういうチームである。勝つべき試合に勝ち、引き分けるべき試合に引き分ける。こうなってくるとドバイで何があったのかという話。
試合とは挑むものでは無く、作るもの、そんな練達者の風格が漂い始めている。何を選んで何を捨てるか承知している、憐憫で試合はしない。
残り1桁となり、バイエルンはバイエルンである。冨安とトーマスは最強のピットインとなるか。
我々のうち多くの人が思っているであろう着実な前進への安堵、が、歓喜の瞬間を想像させる土台となっているのは間違いない。