選手採点 アーセナル vs ニューカッスル(A) 2022/2023 第35節

選手採点

難敵ニューカッスルをアウェイで撃破、勝ち点を80の大台に。アーセナルの今季はまだ終わらない。

GK

ラムズデール: 8

何度も良いセーブを見せ、チームを救った。合計で5のセーブを記録。また、空中戦の対応時もボールを離さず上手くキャッチし、安定感を見せた。

DF

ホワイト: 7

強力な攻撃陣相手にも隙を見せず、クリーンシートに貢献した。チーム最多のブロック数5を記録。

キヴィオル: 8

今季終盤戦最大のサプライズの一人と言っても良いだろう。好調を継続して左利きながら右CBとしての先発をキープ、流石に右への展開は右利きCBと比べると限界があるが、守備ではまだ23歳で今季プレミア初挑戦、不慣れなポジションでプレイしていることを感じさせない落ち着き払ったプレイを終始見せていた。

ガブリエル: 8

サリバとのゴールデンコンビを経てホールディング、今度は若手のキヴィオルとペアが変わっていくのに対応するのは容易ではないだろうが、アーセナルの守備の柱としてガブリエルが君臨し続けてくれているのは素晴らしい。フィジカルバトルを挑んだニューカッスルにも良く対処した。

ジンチェンコ: 6

ボールを持った際には普段通りのプレイを見せていたが、守備面で不安があり、かなり早い段階でアルテタはティアニーとの交代を決断した。

MF

ジョルジーニョ: 9

パーティに代わってアンカーとしての先発を継続。パーティのような機動力名はないものの、その経験と高い技術を活かしてチームに落ち着き、試合をコントロールする助けとなった。

パス数とボールタッチ数でチーム最多を記録しただけでなく、ボール奪取数とクリア数でもチーム最多。アーセナル移籍後ベストなパフォーマンスの一つだった。

ジャカ: 8

激しい肉弾戦を仕掛けるニューカッスル相手に怪我が心配されたり熱くなる場面もあったが、最終的には特に問題なく90分を乗り切った。ウィロックのシュートを阻むスーパーブロックも一つ披露。

ウーデゴール: 9

かなりニューカッスルに押され気味だった前半のアーセナルだが、左足を一閃、素晴らしいミドルシュートでアーセナルに先制点をもたらした。

最近のウーデゴールのミドルシュートの精度は目を見張るものがあり、xG的にも9.8の所を実際には15得点と5点以上上回って決めている。

マルティネッリの素晴らしいパスや、好セーブに阻まれたもののもう一つ絶好機もあり、再三相手ゴールに迫った。

FW

サカ: 7

攻撃面では少し他のアタッカーと比べると静かだったかもしれないが、チーム最多のタックル数6を記録。

マルティネッリ: 8

前節はトロサールに先発を譲ったが今回の試合では再び先発復帰、得点こそならなかったもののポストを叩く場面やオウンゴールの誘発もあり、流石のプレイをみせた。

ドリブルでのボール前進(121ヤード)とプログレッシブパスの受け手となった回数(8)でチームメイトを引き離して断トツトップに立っており、またトロサールとは異なるタイプの貢献の仕方を示した。

ジェズス: 8

得点やアシストこそならなかったものの、ニューカッスル相手にボールを収め、非常に献身的な守備は素晴らしかった。

交代選手

ティアニー: 8

左サイドの守備を強化するため後半途中から出場。やはりジンチェンコは(起用ポジションとは別に)本職がDFとはいえず、守備者の勘とでもいうのか、危機察知能力の高さを見せた。また、シンプルにスプリントが速いためリカバリー力が高いのも活きた。

移籍の噂もちらほら出ているが、状況次第で十分にアーセナルでも居場所は作れそうだし、特に報道によると移籍先候補の筆頭がニューカッスルとのことで、今のニューカッスルにむちゃくちゃフィットしそうなので、ライバルの大幅な強化を避けるためにもなんとかしたいところだが。

(パーティ、トロサール、エンケティア、ネルソンは出場時間が短いため採点なし)


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Posted by gern3137