アーセナル移籍の噂 22/23夏 移籍市場最終日直前版
静かな時期がずっと続いたかと思うと一瞬で盛り上がり、獲得が決まる、というのがトレンドとなっている最近のアーセナルの移籍市場ですが、エルネニーに長期離脱の可能性があるようで、ここにきてこれまで獲得に動いているとされていたウイングだけではなく中盤の選手獲得の噂も上がり始めています。
明日の英国時間23時までとなっている移籍市場最終日を前に、ここまで噂が出ている選手をまとめてみました。いつも通り、%は勘です。
ウイング
ミハイロ・ムドリク: 15%
ここまでの流れを見る限り、アーセナルが一番本気で獲得に動いている可能性が高そうなのがシャフタール・ドネツク所属の21歳ウクライナ代表のムドリクです。
ロマーノ記者やオーンスティン記者もアーセナルが興味を示しているのは事実、と話していたので、候補者リストの中に入っていることは間違いないでしょう。
右利きで快速が自慢の選手で、まだ若いため将来性も魅力的です。一方でウクライナリーグからプレミアリーグの適応には少し時間を要する可能性はあります。また、これまではどちらかというと左サイドがメインでのプレイとなっているようです。
Mykhaylo Mudryk has ‘liked’ the @Transfers IG post about his possible move to Arsenal 👀🇺🇦 pic.twitter.com/XxMYkus5S3
— Zorya Londonsk (@ZoryaLondonsk) August 30, 2022
コーディ・ガクポ: 7%
以前から何度か噂になっている23歳オランダ代表の選手です。エールディビジのアタッカーという所で、プレミアリーグでどこまでやれるかは若干不安ではありますが、体格はよく、フィジカル面はそこまで心配せずとも良さそうです。また、場合によってはストライカー起用も面白そうです。
ただし、セインツが獲得レースをリードしている、という報道もあるなど、なんとなく、アーセナルの中での優先順位は最近はそこまで高くないような印象は受けます。
ジェレミー・ピノ: 3%
ポテンシャルで言えばこの3人の中ではナンバーワンといってもいいかもしれません。どうやらアーセナルはウルブズの要求額が高すぎるため、ネト獲得は断念したようですが、少し前まではネトと並んでピノがトップターゲットのような報道もあったため、まだ完全に諦めたわけではないのではないかと思います。
今の所具体的な話は出ていませんが、ビジャレアルの金銭状況を鑑みても、もしアーセナルが本気で動けば獲得できる可能性はありそうです。
ピノのプロフィールについてはこちらをどうぞ:
また、これ以外の所だと、どうやらアーセナルが積極的に動いているというわけではないようですが、アセンシオが移籍の可能性を模索しており、もしアーセナルが動けば獲得可能、という状況ではあるようです。
中盤
ダニーロ: 15%
昨日から突然盛り上がりを見せているのがアーセナルのMF獲得の噂ですが、その筆頭がパルメイラス所属の21歳ブラジル人MF、ダニーロです。
最近のアーセナルはブラジル人の獲得が増えており、残り時間の少ない中緊急で中盤の補強に動くのに、ブラジルリーグ白羽の矢を立てるのはある程度自然な流れにも思えます。
今季は40試合で7得点を挙げており、ボール奪取力と得点力を両立している選手のようです。
移籍交渉の進捗に関しては、パルメイラス側が夏の放出を受け入れるつもりはない、という話もあれば、21m£でアーセナルは既にオファーを出しており、これはパルメイラス側の要求額通りである、という噂もあり、少々情報が錯綜しています。
Danilo this season
— Renato (@rehnato) August 30, 2022
⚔️ 40 games
⚽️ 7 goals
🅰️ 1 assis
✅ 83% passing accuracy
↗️ 62% long ball accuracy
🦾 246 ball recoveries (!)
🆚 79 tackles (!)
Can play as a 6 or 8 pic.twitter.com/DmKtcxXfcW
レアンドロ・パレデス: 5%
ダニーロやガクポ、ムドリク、ピノといった選手の名前は以前から挙がっていましたが、エルネニーの離脱が報じられた直後に突然名前が出てきたのがPSGのアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスです。
ユベントスへの移籍で大筋合意となっていたようですが、ジャンルカ・ディマルツィオ記者によると、PSGとユベントスはまだ移籍金で完全に合意には至っておらず成立していないため、アーセナルが本人に移籍の気はあるか、問い合わせたそうです。
ただし、パレデス自身はユベントスとの合意を尊重し、このままユベントス行を望んでいる、という話の様です。
ちなみに、パレデスはパスとボールタッチ数関連のスタッツはほぼカンストしていて、90分当たりで見ると、昨季リーグアンで最もパス数が多かった選手。成功率は脅威の95.5%。ミドル・ロングパスもそれなりに多く、極端にショートパス偏重というわけでもない。
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) August 30, 2022
ティーレマンスは?
他にはランス側放出するつもりがないため、獲得は難しそうだが、アーセナルは再びセコ・フォファナ獲得にも興味を示している、という報道も一瞬出ていましたが、気になるのはもう何か月も前からアーセナルの夏のトップターゲットと報じられていた、ティーレマンスの動向です。
今の所アーセナル公式オファーを出したという話は出ておらず、ここまで成立していないということは、もはやそれはトップターゲットではないではないか、という気はしますが、アーセナルはフリーになる来夏まで待って獲得するつもりである、という話もありました。アンカーというタイプではありませんが、中盤の選手ではあり、もしかすると怪我人の状況を受けて、方針を転換という可能性はあるかもしれません。
Football Insiderによると、レスターは謎のクラブから19m£でのティーレマンス獲得オファーを受け取った、とのこと。ミステリークラブとは果たしてアーセナルなのでしょうか。 https://t.co/tuaVkWyJOZ
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) August 31, 2022
オーンスティン記者の記事では、予算的にウイングと中盤2人の獲得は難しい、といったニュアンスでしたが、誰か一人は来るのか、それとも誰も来ないのか、はたまたミラクルで2人獲れるのか、今年も最後まで目の離せない夏の移籍市場になりそうです。
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