アーセナルの黄金のカルテットは同時にピッチに立てるか?
ブレントフォード戦で見せたエミール・スミスロウの活躍は素晴らしいもので、試合後には、このようなパフォーマンスを見せたのだから次節も先発するに違いない、と思わせた。
ミケル・アルテタは非常に豪華な二列目を手にしており、非常に優秀なタレントたちの中から先発を選ぶことが出来る。マルティネッリのウルブズ戦の退場はかなり厳しいものだったが、その代わりに出場した選手が素晴らしい結果を残して見せた。
スミスロウはチーム得点王だし、試合を通して相手に脅威を与えた。75分にペペと交代したのも、次の試合に向けてスタミナを温存するためのようにも見えた。
だが、マルティネッリについてはどうするべきだろうか?
彼に『レッドカードは気にしなくていい、だが、君がいない間に出場した選手のパフォーマンスが素晴らしすぎたので彼はベンチには戻せない』と告げるべきか?
それとも、ウーデゴール、スミスロウ、サカ、マルティネッリの4人を同時に先発させる方策を探すべきだろうか?
これはLINE、ツイッター、場所を問わず今のアーセナルファンの間で最もホットな話題でもある。
マルティネッリは裏への走り込みも得意だし、ゴール前での落ち着きもある。であるならば、彼をセンターフォワードで試して、結果を出せるか様子を見てみるのはどうだろうか?
私自身としてもこの案には前向きなのだが、同時にアーセナルの攻撃を23歳以下の選手たちに任せるというのはかなりの重荷にも感じられる。
2か月前に23歳になったばかりのウーデゴールがこの4人で一番の年長者であるという事実が彼らがいかに若いグループであるかを示しており、これは彼らの将来性の高さを示してはいるが、同時にあまりにもハードルを上げすぎるべきではないだろう。
マルティネッリが退場に値するような危険なプレイを見せたとは思わないが、だが、あれは若く情熱が前に出すぎる選手ならではの粗さだった。もちろん、ジャカとパーティもつい最近退場しているので、経験があれば退場しないというわけではないのだが。
なんにせよ、攻撃陣にも一人くらいは経験豊富な選手が必要であるようにも思える。
個人的にはラカゼットのチームへの貢献を高く評価しているというわけではなく、アーセナルには早く彼なしで機能する攻撃陣を構築してほしいと思っている。だが、これをあまりに急ぎすぎ、若手に毎週結果を出すようにプレッシャーをかけすぎるのも考え物だ。
そして、プレッシャーの軽減という意味では、今はアーセナルファンはラカゼットの得点の少なさ、ボックス内での貢献の少なさに注目しており、この間は他の若手たちが批判に巻き込まれないということもある。
例えばウルブズ戦ではマルティネッリはそこまで良いパフォーマンスを見せておらず、しかも退場となったわけだが、退場自体が物議を醸したのに加え、ラカゼットがチャンスを外したのにも注目が集まったがそこまでマルティネッリのパフォーマンスは話題に上がらなかった。
これはマルティネッリにとっては良いことだと言えるだろう。若手選手というのは調子の波があるもので、不調の試合があるたびに苛烈な批判にさらされるべきではない。
以前アレックス・イウォビが台頭した際に、ファンは彼がこのまま順調に成長を続け、ファーストチームで圧倒的な選手になれるだろうと期待した。だが台頭したての頃の期待感ほどのパフォーマンスは彼は見せられず、そこで彼は大きく自身を失ってしまったように思う。
イウォビは今でもその自信喪失から回復していない可能性もあり、今や彼はエヴァートンのローテーション要員となってしまった。
10代~20代前半の選手たちはまだ選手として形作られる最中であり、この時期には少しプレッシャーを軽減してやるのも悪くないのだろう。
したがって、そういった意味でもラカゼット起用のメリットはある。
だが、むしろラカゼットのように下がって味方とリンクアップするようなプレイは、他の選手でも可能なのではないかとは感じさせる。
マルティネッリを中央で試してみる価値はあるかもしれない。恐らく、3人の獰猛なCBが襲い掛かってくるようなウルブズ戦はそれを試すのに最適な試合ではないだろう。だが、その他の機会で、スミスロウ、マルティネッリ、ウーデゴール、サカの黄金のカルテットが同時にピッチに立てるか見てみるのも良いかもしれない。
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コメント一覧
いくら何でも”らいん”はないだろ lol
どーゆー翻訳だ
エーゴができないザパニージ、馬鹿にしすぎだ