アーセナルには本当に新ストライカーが必要なのか
アルテタが指摘したアーセナルの補強ポイントの一つは、アタッカー、という少しあいまいなものだった。多くのメディアはこれをクリエイティブなアタッカーととらえ、ウィリアンやコクチュ、ジャック・グリーリッシュといったうわさが上がっているが、これは、ストライカーととらえることも出来る。
現状のアーセナルの優先度としてはストライカーの方が低そうだが、これはオーバメヤンとラカゼットの去就次第だ。
現時点では、オーバメヤンの退団は不可避に見える。また、ラカゼットも移籍してもおかしくはないだろう。彼のここまでのアーセナルでの活躍は悪くないが、そこまで良いともいえず、またラカゼットは移籍市場でそれなりの値がつく可能性がある。
もし、彼らが2人とも移籍してしまうのだとすると、アーセナルはより真剣にストライカー探しに取り組む必要がある。エディー・エンケティアはポテンシャルのある若者だが、彼は来季アーセナルのメインストライカーになる準備が整っているだろうか?
恐らくまだ早い。
だが例えば、オーバメヤンを失うとしても、もしラカゼットを留められるのであれば、ラカゼットとエンケティアの二人はアーセナルのFWとして十分だといえるだろうか?
私の意見では、その答えはイエスだ。アーセナルの問題はゴール前よりもむしろそこまでボールを運ぶ過程にある。アーセナルにはペペ、マルティネッリ、サカといった得点力のあるウイングが揃っており、彼らを活かすことが出来る悪くないストライカー(ラカゼットとエンケティアにはその素質があるだろう)さえいれば、そこまでチーム全体の得点が減少することはないだろう。
もちろん結局はこれは予算の問題で、もしアーセナルがラカゼットを売却して得られる資金、あるいはそれ以下の値段で、ルカ・ヨビッチやエドゥアルドを獲得できるなら獲得すべきだろう。
だが、やはりアーセナルが補強をより優先するべきエリアは他にもある。アーセナルには新しいストライカーが必要か、という問いに答えるのは容易ではないが、現時点では、何か劇的な動きがない限り50/50といえる。
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コメント一覧
ビエラやアンリがなぜいられなくなったか。私達はそのことを今一度考えなくてはならない。オーバメヤンは出ない。彼は自分個人の幸せをアーセナルの中に見出してる。それはサッカー以上に重要なことであり、もちろん金よりも重要と思っている。アーセナルがそれをどう思うかも重要だが、サポーターと英国がどう思うか。サカもそうだが、あまり騒がず見守ってほしいというのが私の本音です。
オバラカどちらか出れば一枚必要でしょうね
成長より何よりチームとしてプレミアで勝負できる競争力維持が最優先ですから
今までだって優先順位つけてやりくりしてきたんです
エンケティアに関しては、ノリッジ戦みたいなパーソナリティ発揮することもペナで時々面白い動きすることも積極的姿勢もわかるけど、今のところ通用するポイントは見つからないかなぁ