2010年代の『アイツらは何だったんや』イレブン
2010年代のベストイレブンの投票を待つ間に、『アイツらは何だったんや』イレブンを考えてみました!もしベストイレブンにまだ投票していない方はこちらからどうぞ!
簡単に言うと、アーセナルにやってきたものの出場機会がほとんどなかったりなどしてあいつはなんだったんだろう・・・という選手たちを集めたイレブンです。(直近の例だとデニス・スアレス)こちらは独断と偏見による選手となります。
FW: サノゴ、ペレス、パク・チュヨン、キャンベル
やはりあいつなんだったんや界のスーパーエースと言えばパク・チュヨンでしょう。リールから強奪するような形ですでにメディカル中だったチュヨンを獲得、という奇妙な経緯でやってきたものの、なんと2年間でプレミアリーグ出場はたったの1、カップ戦を含めても6試合しか出場していません。
リーグカップでゴールを挙げたらしいのですが、誰かどういうゴールだったか覚えているでしょうか。笑
ペレスとキャンベルに関しては、結果だけ見ればアーセナルとしては獲得は失敗だった、ということになるのかもしれませんが、時々出場した際にはそれなりの活躍を見せており、どちらかというと不遇な印象が強いかもしれません。
特にキャンベルに関しては、ポテンシャルは感じさせましたので、レンタルまみれの生活ではなく、もう少しランクが下のクラブで腰を据えて2,3年頑張っていればもっと違った運命が待っていたのでは、と感じさせます。
チュヨンと同じくスーパーエースのヤヤ・サノゴですが、こちらは逆に思った以上にアーセナルでの出場機会が多かったことで逆によりあいつなんだったんや感が強まったともいえます。
今のオーバメヤン、控えにラカゼット、その後ろにマルティネッリ、レンタル中のエンケティアも、という陣容を考えると、第二ストライカーにサノゴ、というチームでトップ4を争っていた、というかトップ4を手に入れたベンゲル監督は正気の沙汰とは思えません(褒めてます)
MF: シェルストレーム、デニス・スアレス
ちょっとFW人が豊作すぎたため、チュヨンあたりを一列後ろで起用することにして、中盤は2人の選出となりました。こちらは二人ともレンタル移籍なのですが、すぐに試合に起用できない状態でチームにやってきて、結局フィットしないままチームを去る、という同じような経緯をたどった選手です。
しいて言えば、シェルストレームはカップ戦でのPKの得点がある分まだ活躍した、というくらいでしょうか。とはいえ、以前話題になった、シェルストレームが母国のメディアに語った、アーセナルでの時間がいかに夢のようであったかというのは心温まる話ではあります。
それに比べるとデニス・スアレスは本当に謎でした。半年間で6試合のみの出場となっており、特に活躍という活躍はありませんでした。(ただこうして比べてみるとチュヨンは1年以上在籍していて6試合出場というすさまじさが光ります)
DF: サントス、ブラマル、ミケル、ドビュッシー
粒ぞろいの前線や中盤と比べると若干人手不足の守備陣なので、ユース上がりの選手を選ぶのに心苦しさもあるのですが、14試合出場にとどまったミケルを選出。CBがもう一人必要だったのですが見当たらなかったので、トルコではトップ下やってたらしいし毒も食らわば皿まで、というむちゃくちゃな理屈でアンドレ・サントスにやってもらうことにしました。
サントスはピッチ上ではDFという概念を根底から覆すプレイを見せたり、ハーフタイムにファン・ペルシーとユニフォームを交換したりと何かと話題になりましたね。断じて彼は左サイドバックではなかった。笑
そして、残りの二人は少し不幸な面もありますが、怪我とベジェリンの台頭によりサニャの後釜として加入するもほとんど出番のなかったドビュッシー、そしてアマチュアからいきなりアーセナルへというシンデレラストーリーこそ話題になったものの、やはりプロの壁は厳しく出場試合0に終わったコーヘン・ブラマルとなりました。
GK: エミリアーノ・ヴィヴィアーノ
皆さんヴィヴィアーノをご存知でしょうか。笑 2013年にパレルモからGKの控えとして1年レンタルで獲得されながら、結局1試合も出場しないままそのままパレルモに帰っていった伝説のGKです。
ブラマルは若手でプロ経験なしということでまだ理解も出来ますが、ヴィヴィアーノはインテルやフィオレンティーナ在籍経験もあるトップチームの選手であり、そんな彼に一年分の給与を支払いながら出場試合0というのはあいつなんだったんや界のトップというにふさわしい経歴でしょう。
ポルトガルを経由したりしながらも、未だにセリエAにいるらしいので、たくましく頑張ってほしいものです。
まとめ
書いていて気づいたのは、本当に出場集が少ない選手はそもそも印象が薄いので、あいつなんだったんや感すら薄い、ということでしょうか。笑
むしろ比較的出場機会が多かったサノゴ、今回選出漏れのジェルビーニョあたりの方が印象は強いような気がします。
というわけでまとめると、こんな感じになりました。
ちょっとCBが無理やりでしたので、近いうちに良い逸材が現れることに期待したいですね!
ディスカッション
コメント一覧
自分の記憶に残る『アイツらは何だったんや』を追加するなら…
・デンチのキャップをかぶってナスリとケンカしたフリンポン
・1ミリも守備せずにファンをイライラさせ、ゴールすると不思議な踊りを踊ったデニウソン
・試合に出られなくなっても文句を言わず、出ると不安そうだったスキラッチ
…あたりでしょうか。
最後に、2010年代じゃないですが最高に「なんだったの?」は、入団直前で「俺のハートがバレンシアに戻れと言った」という言葉を残してヒースロー空港から去ったアングロですね。
浅野…